インターネットの憂鬱

仮想空間と現実の狭間で

検索上位独占。実験成功

2012年06月06日 | 雑感

5月8日の記事「インチキSEO屋終了のお知らせ」で、検索におけるGoogleのガイドラインが変わったことを書いた。
そこで「もしも自社のホームページが、新たなガイドラインに抵触するような内容を持っていたとしたら、
ある日突然、何だか分からないうちに検索順位が大幅に下がることになる」と言ったわけだが、
6月4日のGoogleウェブマスター向け公式ブログの内容がすごい。(太字は筆者が追加)

「私たちのサイトが突然、検索でほとんど表示されなくなってしまいました。
ところが私たちは何も心当たりがないのです。 調べてみたところ、サイトの制作を依頼していた会社が勝手に行った施策
『ウェブマスター向けガイドライン』というものに 違反していたことが原因だったとわかりました。」

このように、サイトオーナーの気づかぬうちに Google の ウェブマスター向けガイドラインの
「品質に関するガイドライン」違反となるような 施策が行われ、ガイドラインに違反してしまったケースが最近増えているようです。

あまりウェブに詳しくないサイトオーナーの方や、 まだ経験の浅いウェブマスターの方々にはウェブスパムの存在や
ウェブマスター向けガイドラインの存在を知らない方も多く、その結果、 気づかぬうちに
Google のウェブマスター向けガイドライン 違反となるような施策が行われ、ガイドラインに違反するという状況が数多く見られます。



ガイドラインに違反するという状況が数多く見られますw


はいはい予想的中。


とはいうものの、このような事態が起こることは、常識的な知識のある方々の多くが指摘していたことだし、
なにしろウェブマスターとしては「素人に毛の生えた」レベルの我々でも、予想できたわけである。

今の世の中、ホームページは看板であり店舗なのだから、そこに細心の注意を払うのは当たり前なのに、
その認識が希薄な経営者や社員が、まだまだ多いのではないだろうか。そういう意味では、今回のガイドライン改訂で
運悪く自社ホームページの検索順位が下がってしまった企業は、認識を新たにし、知識を育むべきだと思う。
インチキSEO屋のやり方は許せないが、それを呼び込んだのは自身の甘さである。

さて、このような背景もあって、私の会社は自社ホームページを実験的にリニューアルしたわけだ。

もちろん、これまでも怪しい小細工はしていなかったし、フェアにやってきたつもりだが、前回の記事で書いたように
足りないアタマをいつもよりキツめに絞って、主に言葉によるSEO対策を意識してみたのだ。

その結果、検索ワード「集客 メディアミックス」で上位4位を独占することができた。

 

しかも、これまでは上位にかすりもしなかった、検索ワード「販売 メディアミックス」で7位に来た。
これより上位は、皇室専門誌、統計データ、ジャパネットたかた、wikipedia、第一広告、TV番組制作会社だから
とりあえずはまあ、上出来なスタートではないかと思っている。

そういうわけで、貧者の核兵器の製造・実験は、ひとまず成功というわけだ。

この結果、制作する上で大切な要素が「3つ」あることも分かった(と思う)。

 


お困りの方がいらっしゃいましたら、ご相談ください

 


※6月10日追記

「集客 メディアミックス」による検索は、相変わらず上位4位の結果になっているが、 
「販売 メディアミックス」では7位から18位に順位を下げている。これは大幅な更新によって
検索エンジンが暫定的な判断をしていたからだと考えているが、詳細は調査中。