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電界の考え方1

2015-03-19 | 日記
電界の考え方1

 


 

先に説明しましたように、電気は直接接していなくても、離れていても働く力でした。

 

 

その力は、上の式で表されるのでしたね。

ところでなぜ、離れていても力が伝わるのでしょうか?

これにはいろんな考え方があるのですが、例えばこういう考え方は如何でしょうか?

 

 

まず距離rだけ離れて、電荷q1と-q2が置いてあるとしましょう。正電荷と負電荷ですから引き付け合いますね。

ではまず、「q2がq1に力Fで引き寄せられる」事を、理屈付けしましょう。

 

 

いきなり電気で説明しても難しいので、もうちょっと簡単に行きましょう。

今、貴方の後ろに誰かがいれば、振り返らなくても「誰かが居る」という事は分かりますよね?「気配を感じる」って言うんでしょうか。

あと、貴方の友達の事を考えて見てください。何もしゃべらなくても、周りの雰囲気を明るくする人や、楽しくする人って居ますよね。

物理のテキストとしては不適当な表現かもしれませんが、「オーラ」っていうんですかね?(^^)何か漂うものがありますでしょ?

 

 

これも「直接触れないで伝わるもの」ですね。

要するに「存在する事」自身が、周りの空間に何らかの影響を与え、空間の何らかの「質」を変化させている訳です。

この様に、何かが存在する事によって、影響を受けた空間を、物理では「(ば)」もしくは「(かい)」と言います。

この考え方は、電気を説明するにも利用出来ます。