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納豆の知られざる新常識

2015-06-16 | 日記

 日本の朝ご飯の定番といえば納豆。人気はますます伸び盛りだが、納豆の知られざる新常識を、納豆の名産地・茨城県非公認キャラ・ねば~る君が教えてくれた。

【新常識1 よく混ぜると旨みがUPする!】

 混ぜるとねばり成分ポリグ
ルタミン酸がちぎれてグルタミン酸となり旨みが増す。

「よく混ぜるほうが好きネバ~!」(ねば~る君・以下「」内同)

【新常識2 夜食べると血液サラサラ】

 納豆の効能成分ナットウキナーゼには血栓を溶かす作用があり、食後7、8時間効果が持続する。

「夜食べて寝ている間に血液サラサラになるネバ~!」。

【新常識3 たれを入れるのは50回混ぜてから!】

 はじめからたれを入れると粘りが出にくい。50回ほど混ぜてからたれを入れるとより粘りが出て、おいしくなる。

「おいしい味を追求してネバ~ギブアップ!」。

 さらに奥の深い納豆の新常識を全国納豆共同組合連合会専務理事・松永進さんと納豆博士こと須見洋行さんに尋ねた。

【新常識4 1パック 90kcal、40~50gが適量】

「納豆はヘルシーではありますが、意外にカロリーは高め。ご飯にかけて食べるなら40g~50g(1パック約50g)が適量ですね」(須見さん)

【新常識5 関東でのシェアは小粒が圧倒的】

「江戸時代は玄米にかけて食べていました。小粒のほうが玄米になじみやすく、茨城・水戸で主流だった小粒納豆が全国に広まったんです」(松永さん)

【新常識6 美肌に◎ 保湿力はヒアルロン酸以上!】

「納豆の粘り成分であるポリグルタミン酸は、ヒアルロン酸以上の保湿力があり、化粧品としても注目されています」(須見さん)

【新常識7 細胞から若返る!? 注目のポリアミン】

「大豆に豊富に含まれる注目のアンチエイジング成分ポリアミンは、細胞の生存や増殖になくてはならない存在。加齢とともに減少するため、多く含まれる納豆で摂取するといいですよ」(須見さん)

【新常識8 賞味期限後も発酵し続ける】

「賞味期限を過ぎると水分が抜けて風味が落ちますが、食べられない訳ではありません。実は発酵が進み、骨などを形成するビタミンKが増えます。さらに表面に白い結晶ができますが、これはチロシンというアミノ酸の一種。体にいい成分なのですがジャリジャリして食感はよくありません」(須見さん)

【新常識9 濃厚で甘い国産大豆 外国産はさっぱり味】

 納豆の大豆は国産・外国産どちらを選ぶべき?

「日本の大豆はたんぱく質が多く、脂質が少なめ。豆の味がしっかりしています。一方、外国産の大豆は植物油用に育てられた大豆もあって脂質が高めですが味はさっぱりしていてご飯に合わせやすい。生産量が多い外国産は価格が安い傾向がありますが、どちらも栄養価は変わりません」