医学部、薬学部、看護学部の大学入試について(さくら教育研究所:SKREDU)

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医学部・医学科は、依然として「狭き門」

2018-06-10 | 日記

医学部・医学科は、依然として「狭き門」 

 少子化の時代にあって、大学入試で医学部医学科の人気は依然として高い。昨年度の志願倍率は、国公立大が前期4.8倍、後期16倍。私立大が18.1倍だった。「狭き門」を突破するためには、受験生本人はもちろん、保護者も「情報」を把握するのが重要となる。早い時期から傾向と対策をつかみ、常に最新の情報を入手することが、合格への近道といえるだろう。

 医学部のある大学や医科大学は82。10年前に比べて入学定員は2割以上増えて約9400人になったが、リーマンショック以降に医学部志向が高まり、志願者も大幅に増えた。“滑り止めがない”と称される現状にあって、全国の大学の動向に目を光らせるのも必要だ。入試の成績や地域枠などにより、学費の免除や奨学金給付の制度を設けている大学もあり、保護者は気になるところ。推薦入学を実施している大学の情報も見逃せない。

 

ペーパーテストの成績だけで合格できるとは限らない

 受験生本人にとっては、難易度が高いからこそ、志望校の出題傾向や効率的な勉強法を知っておきたい。医学部の入試の特徴として、ほとんどの大学で面接が実施され、国公立大後期や私立大学では小論文が課せられる大学も多い。将来の医師としての素養が問われるような出題内容もあり、医療用語の勉強も求められる。面接ではグループディスカッションを行う大学もあり、コミュニケーション能力等も評価されている。ペーパーテストの成績だけで合格できるとは限らず、特に面接の配点が高い大学では面接で不合格になる場合もありうる。