(認定職業訓練生主張発表北海道大会から 2月22日)
建築系職種の企業に就職しながら、事業内職業訓練校で学んでいる訓練生7名が、今の職場を目指した動機、やりがいや生きがい、これからの目標について、熱く聴衆に語った言葉の一部を紹介します。
●建設業に就職を決めたきっかけ
・建設業の父親の背中を見て
・テレビ(情熱大陸)で左官職人が紹介されていたのを見て、やりたいと思った
・高校2年の時のインターンシップで、型枠を体験、進路指導の先生にアドバイスされて
・5人兄妹の末っ子で、やむなく就職を選択。建設業でも女性が活躍していることを知り、コツコツと技能を習得できる塗装を選択
・企業説明会、企業見学体験会を経て、かっこいいと思い、決めた
・祖父が大工で、仕事する時の厳しい姿勢に憧れ、親戚からの誘いで
・男性に依存しない、たくましく生きる女性を目指す。高校2年の時、建設業で女性も活躍していることを知り、挑戦を決めた
●その他のメッセージ
・この仕事は、達成感が得られること、依頼主に感謝されることにやりがい
・「言われたことをやるだけでなく、自分で考えながら行動するように」という先輩の言葉が、日々の努力目標
・初めのうちは「ゆっくりでいいよ」と言われていたが、時間が経って、厳しく叱ってくれたことを嬉しく感じた
・災害復旧に取り組むボランティアの人たちは、率先して3Kの災害現場に入って作業している。災害復興は誰かがやらなければならない、3Kの現場は、悪いイメージではなく、むしろカッコいいじゃないか
・機械化だけでは建物は仕上げられない、最後は職人の心(想い)で仕上げる
建設業に若者が就職しない危機感を抱き、自分たちが率先して後継者として業界を支えていくという強い覚悟を、熱く表明していたことが印象的でした。(石)
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