スキルアップセンターとまこまい

一般社団法人苫小牧職業訓練センター運営協会の各行事、講習等などのお知らせブログです。

建築・板金基本技能実習を終えて

2018年10月09日 16時53分15秒 | お知らせ

こんにちは

今回は建築・板金基本技能実習の体験報告をお届け致します

実習内容ですが、訓練センターで長く使われている物置の

改修工事を行いました

建設業へ携わった事のない研修生がほとんどで、工期は5日間

果たして改修工事は無事に終わったのでしょうか?

研修生達の報告をぜひ最後まで読んでみてください

※研修生の生の声を原文のまま書いてあります。

今回はご紹介したい写真が多いのでまとめてあります

こちらも合わせてご覧下さい

 

 

物置改修工事(建築・板金実習)

 

平成30年度 若者人材育成事業 体験研修報告

(建築・板金)

 

1 体験した技能研修の内容

○屋根の解体及び取付け、鉄板の解体及び取付け

 足場の組立て及び解体

○大工・板金で物置の解体と修理

○小屋のリフォーム、屋根の張り替え

○物置の屋根、壁のリフォーム工事

○物置小屋改修工事(屋根張替・壁張替・足場組立、解体)

○足場組立&解体、屋根剥がし、野路板打ち、破風板取付け

 淀ねじ止め、アスファルトルーフィング墨付け

 平成ルーフのはぜ折り曲げ、安全ネット撤去

 水上(みずかみ)のつかみ、外壁剥がし、角波ビス打付け

 鼻隠しビス止め、ケミカル面戸貼り&隠し

 角波の切断、玉掛け用ロープ引抜き

○物置の改修作業を通して大工(建築)と板金の仕事を学ぶ

 

2 体験した業種について、どのように感じますか(仕事のイメージ)

○力が割と必要な業種だなと思いました。

○とても大変できつい仕事

○高所での作業や鉄を切ったり危険な作業が多い、よく怒鳴られる

○汗をすごいかくし、やる事がとても多くて大変でした

○今回の研修内容によるのかもしれないが、高い所での作業が

 非常に多く、また今まで体験した研修の中でも一番周りの

 人との連携・声かけが大切な業種の様に感じた。

○足場を組み立てる時に、昇降するのが大変でした。

 また、屋根を剥がす際は、トタンに重みで穴が空いたり

 屋根の上が垂木(たるき)や母屋(もや)だけになり

 踏み外さないかドキドキしましたが野路板(のじいた)を

 打ち込んだ後は、屋根の上を歩いたり、

 高い所でも平気で作業出来ました。

○屋根や壁をはっていく作業は楽しみがあるが、そのために

 必要な解体や木をけずるなどの大工仕事は汚れている所に

 手を入れるので大変。

 

3 体験した職種の内容を一般の若者たちに伝えよう!

○屋根が完成した時の気持ち良さハンパない。

○大工や板金の仕事はかなりきつく大変な仕事です。

 気持ちで負けてたらとても出来ないので

 自分の成長にはつながると思います。

○仕事の達成感に勝るものは無い!!

○物が実際にできた時の達成感がとても気持ちよかったです

○初めてやる作業や普段から慣れていない環境下での

 作業がとても多く工期内に完成までいけるのか

 とても不安だった。特に足場や屋根の上にあがっての

 作業で高い所が苦手ではないが、今まで以上に

 安全に気を配っての作業となった。最後は無事に

 工期内で完成させることができ、達成感があった。

○屋根の上ではビス止めした上(垂木)の上を歩くのが良い

 という事が解りました。高所での作業が多く、最初は

 錆びてボロボロなトタン屋根の上を歩いて穴を空けたり

 剥き出しの屋根の上で釘打ちしたりドキドキハラハラで

 作業をしてましたが慣れてくると屋根の上でも平気で

 歩く事が出来ました。また、インパクトドライバーで

 下や横ではなく、上に向かってビスを打ち付ける作業が有り

 貴重な経験になりました。

○建築・板金は研修での体験でもかなり体力的にきついですが

 完成した時の充実感も大きいです。

 

4 体験した業種の技能研修全体について

  自由に感想を書いてください。

○作業で大きな音が出ていたので全員大きな声で

 声を掛け合っていたので全員怒ってるのかな?

 という気持ちになりました。ノコで木材を切っている時に、

 一息ついていただけで手止めてる暇ないよと注意された時に

 これはきついわと思いました。ですが小屋が完成した時の

 終わったー!!という嬉しさはとてもありました。5日中3日が

 6人での作業になりましたが全員で協力して頑張ったから出来ました。

○1日目以降ヒザをいためてやっていませんが大工・板金は

 大変で自分はできないと思ってしまいました。

○足場の組立てから始まって、屋根を剥がして新しい屋根を張る

 という大がかりな研修だった。雨で半日ほど作業が中断になったり

 欠勤がいて6人での作業になるなどトラブルがあったが

 予定の5日で物置小屋のリフォームが完成してよかった。

○講師の人があまりに理不尽でわからない事を聞いても

 教えてくれない、なのに作業が遅いと怒られる、講師の人に

 言われた作業中に他の研修生がどうすればいいか

 質問を自分にしてきて答えようとしたら「いいからやれ」と急かされて

 むしろ作業スピードが遅くなるといったような事がありました。

 こういった理不尽な事しか言わない、聞いても教えてくれないような人が

 講師だとやる気も出ないです。建設業がこんなんだと見学や実習の

 やる気も出ないし、正直、本当に行きたくないです。もう疲れました…

○最初実施する内容を聞いたときは、最後まで日程期間内に

 いけるかとても不安だったし、ほとんどが初めてやる作業なので

 自分に出来るかどうかも心配だった。結果的には5日間の期間で

 終わらせることが出来て、作業はとても大変で疲れたけど

 無事に完成させることが出来て良かった。

○インパクトドライバーでビス止めをする機会が多く、後半は

 楽に作業が出来ました。屋根に釘を打ったり、つかみで

 水上の部分を折る作業と、平成ルーフの叩いて平はぜにする作業が

 大変で結構力の必要な仕事だと思いました。講師の梨木さんには

 玄翁(げんのう)の使い方や丸のこの角波(かくなみ)切断、

 インパクトドライバーの打ち方のコツ、玉掛けロープの外し方など

 色々と教わりました。足場の解体作業は、昔イベントの

 アルバイトの撤収作業をしていた時の感覚に似ていました。

○前半二日は主に大工の方を担当したのですが、元々あったものを

 はずす、ノミでけずるなどキツいけど地味な作業が多く、精神的に

 少しすさんでしまいましたが、後半二日で板金も体験できたので

 結果的に両方体験とプロの仕事の仕方を見る事が

 出来たので良かったです。

 

以上となります

物置の改修工事は工期の5日以内で

しっかり完了していました。

人数の少ない日が数日あり、不安も大きかったと

思いますが、最後には今までで一番じゃないかと

感じるくらいのチームワークを発揮していました

 

次回は建具基本技能実習体験報告を

お届け致します


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