あのかどを曲がって

自分のこと、家族のこと、思いつくままに綴っていきます

こうしてふたりはすれ違う

2005-11-09 08:27:17 | 風さん
夜勤の前夜におでんを仕込みました。
大根やじゃが芋が煮えるまでとろ火でだし汁がにごらないように煮込みたい!
私のこだわり(笑)
でも翌日の夜勤に備えて早寝しておきたい・・・さあ、どうしよう。
こどもたちが起きている間はこどもたちに見てもらって、最終夜のバイトから帰った風さんに火を消してもらおう!と決めました。
こどもたちに「一番最後に寝る人がお鍋の汁を確かめて減っていたら水を足してね~。おとうさんに消してもらうから。」とお願いし、風さんにはメールを打ちました。

翌朝、風さんに「昨夜、帰ったときには火が消えてたよ。」と言われました。
ふ~ん、誰か風さんの帰宅前に消してくれたのね。

私:「いちばん、最後に寝た子が消してくれたのかな?」

いや、待てよ・・・最後に寝たのは誰かわからないけれど、ガスの火が気になって不安でやっぱり消しておきましょうと思うのは、心配性の森に違いない、ということは消してくれたのは森かな?
(ここまで、口に出さずに考える私)

私:「森が消してくれたんだと思うわ。」
風:「いや~、残っていた痕跡からしたら海だよ~。」
私:「でも心配性の森が消したんだと思う。」
風:「部屋散らかってたよ~。海に違いないと思うけど・・・。」

ん?・・・・・話がすれ違ってる。

私→「ガスの火を消した」のは誰かについて話をしている。
風→「最後に寝た」のは誰かについて話している。

そうか~、風さんとの対話はこうやってすれ違っていくのか。
最初の話の課題が「風さんに消してもらうはずのガスの火を消したのは誰?」だったので、私はその最初の課題に沿って話を続けています。
風さんは私の「最後に寝た子が消してくれたに違いない。」という発言を受けて、「最後に寝た子は誰?」に課題をすり替えて話を続けているんですね。

今まで、「ん?なんか話がずれている。」と思っても、どこから何がずれているのかについて、丁寧に思いをめぐらせたことがありませんでした。
そして私はそのままAについての話を続け、風さんはすり替わった話題Bについて話し続け、最後には私が切れておしまいになるのが常でした。
今回、こうやって話のすれ違い具合がわかって何だかとてもすごい発見をした気分になりました(笑)

「ん?」と思った時に話を修正してもとの話に戻すことは可能でしょうか?
それとも私がBの話題にいったん付き合い、その後まるで初めて話すかのようにAの話題を持ち出せばいいのでしょうか?
次回、同じことが起こった時には落ち着いて対処してみたいと思います。
もしも、私も風さんもイライラしたり切れたりせずに対話が楽しめるようになるならこんなに嬉しいことはないから、ちょっと工夫してみたいと思います。

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