ウロ

木の洞に頭突っ込み独り言

実家と旦那

2014年06月27日 | 日記
年々嵩じてはいたのだが、母の葬儀で限界を越した。
その後の父からの攻撃をまのあたりにした旦那は それも仕方ないと思ったか
抑えていた感情をむき出しにした私を可哀想に思ったのか
「言われた事はやる」スタンスから「自分で動く」方に変化した。

基本気が回らない(ブリンカー付き)男子だから、しれているが
それでも頑張ってくれていると思う。

口も聞きたくないから、必要な会話は全て旦那経由である。
「あれどうするか聞いておいて。これ払っておくって言っといて」などなど。
次第に旦那が自分で「あれ確認しておかないといかんな」と言い出すようになった。

何もかも自分がやらなければと背負い込んでいた時はしんどかった。
私がしゃかりきだったから 旦那も手伝いの領域から出なかったのだ。
ありがとうとごめんねとお願いしますさえ忘れなければ、頼っていいんだ。
私が手を離せば、旦那だって大人なんだから自分で動き出す。

牛乳の宅配業者が来て試飲商品を置いて行き、それを受け取った父はもう断れない。
適当に「はいはい」と答えたのだろう。
ある週突然門前に保管箱を見つけて驚いた。
契約内容を聞いても父は自分もまともに聞いていないから要領を得ない。
何週目かに、牛乳となにやら飲料を5本ずつ週に一度土曜日の配達であるらしいと分かる。
日曜日に行った時に商品がそのまま入っていたからだ。

門前だと家から出ない限り目に入らないから忘れてしまう。
今より暑くなったら一日放置は危ないと思った。思ったが行くのは勿論電話で促すのもしたくない。
旦那に頼むにしても仕事中だしなあと倦んでいた。
したらば次の週、旦那は土曜の午前父に「牛乳回収した?」と訊いてくれた。自発的に。
そして電話し忘れた次の週、会社帰りに寄って家に持ち帰った。

父は毎朝レトルトのおかゆを食べる。それがあればとりあえず食いはぐれはないと言う。
旦那は残量をチェックしては買いに行く。ついでにカップめんなども買い足す。

一昨日、旦那が宅配牛乳と、日曜日に買い置きしたカップめんを持って帰った。
父に「要らない」と渡されたのだと。そして「牛乳も断っておいてくれ」と言われたと。
あたかもこちらが勝手に契約したような言い草。
その前の週に請求書と商品紹介のちらしが入っていたので、契約先は分かった。
今週は土曜日休みがあるから、その時に支払いと引き落としの手続きをとると話していた矢先だった。

いろいろ失礼な話だ。体調が芳しくなかったらしいが、八つ当たりか。あるいは私に対するアピールか。
私が先に怒るから旦那は怒らない。
「まあ カップめんはぼちぼち戻しておくさ。どうせ支払いにいくつもりだったのだから断って来ればいいさ」

とてもいい夫なわけじゃないんだ。
息子には生温かい目で見られ、娘をしょっちゅう怒らせている。
ひとさまに自慢できる夫じゃないけれど

感謝しないといけない。
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