ウロ

木の洞に頭突っ込み独り言

受験生な息子

2011年10月27日 | 日記
タイトルが浮かばんかった。

月曜日に塾の講座を入れた息子。
古典。「古文」の授業が終わり「漢文」になった。
彼は漢文を勉強する気は全くない。
友人が途中でやめたら講座料が戻ってくると彼に教えた。

かわい塾から精算金額のお知らせが届いた。
息子は嬉しそうに「それで焼肉行けるねっ」と言った。
確かに必要もないのに講義を受けている余裕は彼にはない。

学校からそのまま塾に行く。途中で夕食を済ませる。
帰宅するのは遅からずの9時半過ぎ。
私の月曜日は一日が長く、7時半からの「エリン」も観賞出来て
パラダイスディだったのだ。

しかし戻った金額を見て
塾ってこんなに高いんだ と実感した。
払う時は何も考えずに払ったが、
数時間の講義にこれだけ払う事になっていたんだと思うと
「高いよ!」と叫びたくなった。

学校でしっかり授業と補習をやってくれたら~~
娘は毎日放課後に補習を受けてきた。
こんなことなら こんなことなら
中学の時に息子のけつを叩きまくって娘の高校に入れるんだった……
ボーダーが下がったせいもあって
可能性ゼロじゃなかったんだ。息子でも。

最近息子が朝、「学校行くのかったるい」と言う。
片道20分の自転車通学(私だと40分かかる道のりである)。
大変だとは思うが、今になってそれを口にするのは
それだけの労力を払って行くだけの価値がないと思ってしまったからだろう。
部活もなし。

娘が高三の一月。登校時間にゲリラ降雪(変な言葉だが)。
坂の手前で娘は友人ふたりと引き返し、帰って来た。
娘はさっさと欠席を決め込んだが
後からクラスの殆ど全員が登校したと知った。
一緒に戻った友人も迷った末に学校に向かったのだが、
「行くか ここんちにいるかだわ」とその友人は言った。
家に引き返す選択肢はなかった。

学校に行ってクラスに身をおいていた方が楽なんだと思った。
それだけ教室が受験色になっていたのだろう。
やる気を喚起するのと同時に分かり合える仲間と苦難を分かち合う
そんな感じかなと、私は受験の経験がないから勝手に想像した。

息子の学校にはそういう空気がないのかも知れない。

それでもあんたは頑張れ。
中学受験しか知らない私は自分だけ楽して と後ろめたくも思ったが
やっぱり受験は必要だよ。強制的にさせられる勉強も大事だよ。
がむしゃらにやれる時って限られてる。

と言いつつ、生意気になってきた息子にムカつく母でもあった。
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