〜1987年(25才)頃のできごと〜
アトリエには1984年から1990年代後半に閉鎖するまで
14年くらい通ったでしょうか
その間、半年ほどお休みしたことがあります
以下はお休みのきっかけになったやりとりです
私「おはようございます 先日は風邪で欠席してしまい
申し訳ありませんでした」
先生「もう治ったのですか?」
私「はい 咳が少しだけ残っていますが元気になりました」
先生「(突然の怒りモード)このアトリエには咳のある人は
来ないでいただきたい!受験生もレッスンに来ますから!」
私「………はい」
私は心の中で(アホくさ)と言ってアトリエを後にしました
この時から半年、アトリエを休んだのでした
今思うと先生はとにかく「伝染る(うつる)」という現象を
忌み嫌っていたようです
自分を誰かを守るため、というより
伝染る現象そのものに対しての嫌悪なのだと思います
もしも先生があのコロナ禍の時代に生きていらしたら
「ほら、今頃みんな私がやってた衛生管理をやってる
遅いんだよ そんなの私はとっくの昔からやってたよ!」
なんて悪態をついたに違いありません
おめでたい程の自惚れで生き切った先生を
懐かしく思い出している今朝であります
先生から送られてきた手紙が復帰のきっかけでした。