都心に向かう黄色い電車に乗ると必ず通る
線路が大きくふた手に別れてゆく地点
果たして向こうの線路はどこに行くのだろう…
ずっと気になったまま今日に至ります
都心に向かう黄色い電車に乗ると必ず通る
線路が大きくふた手に別れてゆく地点
果たして向こうの線路はどこに行くのだろう…
ずっと気になったまま今日に至ります
大学2年になると、所属している絵画サークルにも
新入生が入ってきました
ある日、九州からの新入生が爆笑しながら話しています
「電車の窓から看板が見えてさー、
“ホテルパピプペポ”って…ギャハハ…」
私にとっては昔から普通にいつも見ていた
車窓のひとコマなので知りませんでした
そんなに面白いものだったとは!
新鮮な発見でした
「中学卒業文集の表紙、テーマは「海」です
各クラスから1点、提出をお願いします」
表紙に採用されたのは小学校の同級生の作品
波と泡がデザイン的に描かれてあって上手でした
私のは海が割れてクジラが飲み込まれて行く絵
裏表紙に使ってもらいました
下手くそだけどアイデアがいいとのこと
嬉しかったは嬉しかったのですが…うーん
半世紀以上も昔の話です
クリスマスの朝
年の離れた4人の兄姉たちが
私を庭の桃の木まで連れて行きました
枝には、かねの弁当箱がぶら下がっています
開けると「日水ウメ星デンカ」のペンダントが
入っているのでした
クリスマスプレゼントです!やったー!
それにしても…
かねの弁当箱って
「はいっ」
前に座っているクセ毛の子が手を挙げました
腕も背筋もスッと伸びた見事な挙手でした
なのに先生が指したのは別の子でした