自転車を漕いでいるとサーッと雨が降り始めました
漕ぎ続けていると不思議な感覚に気がつきました
体の半分が雨に打たれていて もう半分が打たれていないのです
今雨の境目にいる!
それが嬉しくて仕方ありませんでした
自転車を漕いでいるとサーッと雨が降り始めました
漕ぎ続けていると不思議な感覚に気がつきました
体の半分が雨に打たれていて もう半分が打たれていないのです
今雨の境目にいる!
それが嬉しくて仕方ありませんでした
食べ終わったアイスの棒をドブに捨てました
すると一緒に歩いていた七つ上の次姉から迫力のお咎めです
ドブから拾い上げさせ 家まで持ち帰らせました
そのおかげで私はマナーを1つ覚える事ができたのです
が 歩きながらアイスを食べている間 姉は知らん顔を
してくれていました
おかげでアイスの食べ歩きは今も続いているのであります
夏休みが終わりに近づいた日曜日
父が連れて行ってくれたのは
高層ビルの最上階にある高級そうなレストランでした
高級な家庭で育てられたつもりのなかった私は
驚き戸惑いました
父は慣れた様子でビールとオードブルを注文しました
私はとにかく1番安いものを!とメニューの中を急いで探して
バナナジュースを注文しました
550円だったのを覚えています
550円と言っても半世紀以上昔の550円です
父は私の戸惑いを汲んでくれたのでしょう
早々にレストランを出ると 同じビルの地下で
ざる蕎麦をご馳走してくれました
父と2人で外食したこれが最初で最後でありました
道端で偶然友だちに会いました
おつかいを頼まれてその途中なのでしょう
買い物かごを提げていました
かっこいい!と思いました
音楽の時間にクラスでオーケストラを作りました
フォスターの曲をメドレーで演奏し録音したものを
お昼の放送で流すという
各楽器のパート担当が決まっていく中 鉄琴だけが決まりません
「誰か鉄琴をやりたい人はいないの?」
し〜ん…
音楽の先生の圧に押されて誰も手を挙げないのでした
気まずいし〜んが続きやっと手が挙がりました
私でした(鉄琴なんてできないのに何故だ自分⁈)
多分し〜んに耐えられなくなったのだと思います
ひと月ほどでしょうか 音楽の時間は針のむしろでした
お昼の放送では 他の3クラスより鉄琴のパートが
はっきり下手くそだとわかる我がクラスの演奏でした