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風のスケッチブック

些細な記憶の断片
記憶を記録しておくこと
想いを残さないために

サーカス

2025-08-22 05:14:22 | 日記

 

〜1972年(10才)頃のできごと〜

街にサーカスが来て

祖母に連れていってもらった覚えがあります

空中ブランコと曲芸のオートバイと

着物姿のおばさんがゆらゆら揺れる丸太の上で

しゃがんでいるだけ、という曲芸が脳裏に残っております

 

 

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ステンドグラスの家

2025-08-21 03:33:56 | 日記

 

〜1970年代のできごと〜

空き地に面して建つ、青い屋根の家には

ステンドグラスの窓がひとつありました

絵描きが住んでいるというその窓が美しいので

私は友達と遊んでいる時もチラチラと

見てしまうのでした

 

 

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半分こ

2025-08-20 11:40:29 | 日記

 

〜1970年(8才)頃のできごと〜

半分がバニラ、もう半分がイチゴのカップアイスが

グリコから出ていました

それを母と半分こで食べるのが

いっとき私たちのブームでした

今日はイチゴがお母ちゃん、バニラが僕、というように 

 

食べ終わり、からになったカップを見ながら

私たちは決まってため息をつくのでした

すごいあげ底だなあ…と

 

 

 

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笹舟

2025-08-18 10:04:07 | 日記

 

 

〜1977年(中3)のできごと〜

たしか中3の時だったと思うのですが

音楽で「笹舟」という合唱曲を教わりました

教科書には載っていない作品だったので

楽譜のプリントが配られました

当時の教科書にはさまれたままのそのプリントを

久しぶりに取り出して見ていると

改めていい歌であることに深い感慨を覚えます

 

笹舟を笹舟を流してみよう

梶さえないけれど流してみよう

まだ青い木の実のような夜明け

空の深さをのせて

空の深さをのせて

 

笹舟を笹舟を流してみよう

しるべもない水脈(みお)を流してみよう

打ちやまぬ嵐に風にたえて

ゆれる思いをのせて

ゆれる思いをのせて

 

笹舟を笹舟を流してみよう

孤独な旅だけど流してみよう

身をもんで舞いおりてくる花を

せめてひとひらのせて

せめてひとひらのせて

 

 

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将来の夢と握力

2025-08-17 19:42:24 | 日記

 

〜1978年(高1)のできごと〜

クラスメートのT君は暇さえあれば

握力を鍛えていました

「将来は国鉄の職員になって切符切りをやるんだ」

 

T君は夢を叶えたと思う

 

 

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