〜1979年(高2)のできごと〜
「テストは教科書から出題しません
授業で黒板に書いたところから問題を出します」
期末テストを来週にして 倫理社会の教師はそう言い放ちました
私は絶望しました 倫理社会のノートには落書きしか
書いていないのです
すると隣の席にいた首席のY君が私の絶望オーラを
嗅ぎとったようで なんとノートを貸してくれたのです
おかげで倫理社会は赤点の危機を逃れました
なりふり構わず勉学にいそしむY君を よく言わない人もいましたが
誰がなんと言おうと 私には赤点の危機を救ってくれた
恩人なのであります