潮待小屋

逃避行

 
子供達の学校も夏休みに入り、いよいよ、本格的な夏がやってきた。
夏といえば、KU/TNのテトラパターンなのだが、あいにくと今年は「ショゴ」人気とも相まって連日の大混雑。
管理人のお気に入りャCントにはいつも先客があって入ることができない。
仕方なく、混雑を避けて、比較的人の少ない別の釣り場へと足をのばした。

<本日のBGM>

JOURNEY "ESCAPE" (1981)


午前3時。
外房某所の港に到着。
テトラ岸壁に車を横付けし、さっそくャCントをチェック。
(管理人注:ここのテトラは大きな丸型で夜間照明もなく危険なため、あえて具体的な釣り場名は伏せさせて頂いております。)

ととと、ところが!
いつもなら誰もいないはずのテトラに、なぜか今日は先客の姿が。
え?いったいどうしてわざわざこんなところに?危ないですよ!(←人のことは言えない)
アジ狙いなら、ほかにもっと安全でよく釣れる釣り場がいくらでもあるのに。
もしかして、あなたも混雑を避けて逃げてきたのですか?(笑)。

やむなく、本命ャCントから少し離れたテトラ上に陣取り、タックルの準備。
仕鰍ッは例によっていつものカゴフカセ。
チヌ針2号に2Lサイズのオキアミ餌で、強気の大アジ狙いだ。
餌と針のサイズを落とせば、手堅く小アジを確保できるのだろうが、

でもそんなの関係ねえ♪
でもそんなの関係ねえ♪


小アジなんざ眼中にねえ♪

カゴにコマセをつめて、テトラから竿1本の所に投入。
軽く竿先をしゃくってコマセを振り出し、ラインを張ってアタリを待つ。
しかし・・・困ったことに潮の流れがほとんどない。
当然のごとくアタリもない。
たまに餌がつつかれているのは小メジナか?
沖へ向かってどんどん払い出していく流れがないと、このャCントでの管理人の釣法はうまくいかないのである。
一方、先客の居る本命ャCントには、「美味しい」潮流が発生している。
10mも離れていないのに、この違いは壊滅的に大きい。
むむむむ・・・参った。

結局、いつものテトラ際フカセパターンは諦め、カゴサビキにチェンジ。
それでも仕鰍ッはやっぱり強気サイズの(笑)魚皮サビキ9号+ハリス2号。
テトラ上で大アジをごぼう抜きするためにはこの太さのハリスが必要だ。

カゴにコマセを詰め、テトラから20mほど沖に投入。
竿を大きくあおってコマセを一気に振り出し、ウキに出るアタリを待つ。

やがてコマセが効いてきたのか、ぽつぽつとアタリが出始める。
でも、なかなか針に乗らない。
小アジの群れにあたったか?
小針+細ハリスの仕鰍ッに替えれば乗るかもしれないが・・・

でもそんなの関係ねえ!
でもそんなの関係ねえ!
でもそんなの関係ねえ!


大アジ取り込めなくっちゃ意味がねえ!


そんなこんなで悪戦苦闘しながら、日の出前の短い時合いにどうにか7匹のアジを確保。
最大は26センチのレギュラーサイズ。
少々(つか、かなり)不本意な釣果であるが、狙うターゲットを絞りこんだ結果だから仕方がない。
別に数を釣りたいわけじゃないからね。(←負け惜しみ)




しかし、これで終わりではない。
アジ釣りはあくまで前座なのだ。わはは。
東の空が明るくなってくるのを見計らって、次なる第2ラウンドの準備を始める管理人であった。 


つづく



    

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