さて、いよいよ待ちに待った週末がやってきた。
シーズン真っ盛りのショゴ(カンパチ)を狙って、今週もKUへ出撃だ。
このところ、寝ても覚めても心に想うのはショゴのことばかり。
他人の話もうわのそら。かなりの重症である。
ああ、愛しいショゴよ。
早くこの手で君を抱きしめたい!
<本日のBGM>

ERIC CLAPTON "JOURNEYMAN" (1989)
♪I've had enough bad love
No more bad love
("BAD LOVE")
まるで数か月ぶりに恋人に会いに行く若者みたいにドキドキしながら車を走らせ、KH漁港(③-(10))に到着。
時刻は午前3時。
ここはKU漁港の隣の小さな港だが、ショゴ狙いの釣り人で大混雑のKU漁港とは対照的に先客は一人しかいない。
しめしめ、作戦通り♪
堤防先端に陣取り、さっそく活き餌用のジンタアジ釣りを開始。
電気ウキに赤アミ餌の一本針仕鰍ッに、体長10センチほどのジンタアジがコンスタントにヒット。
バッカンにたっぷりと水を張って泳がせておく。
よしよし、順調順調♪
やがて、東の空が徐々に明るくなり始める。
さあ、いよいよ本番だ。
泳がせ釣り用の仕鰍ッに交換して活き餌のアジをセットし、沖に向かってうおりゃっと投入。
アタリをまつ。
さあこい!
ほれこい!
ガボッとこい!
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・
どうしたショゴたん、迷うことなんかないんだよ。
さあ、思い切って、僕の仕鰍ッに飛びついてごらん。
ほら、君の大好きなジンタアジだよ。
君は毎朝、必死にジンタアジを追いかけ回しているね。
僕はぜんぶ知ってるんだ。
今さら恥ずかしがらなくたっていいんだよ・・・
・
・
・
あかんがな。
ショゴたん、居らんがな。
そうならそうと、先に言うたってえな。
その気にさせといて肩すかしは、めっちゃきついがな。
おっちゃん情けないわ、ほんまに・・・(泣)。

堤防足元には、天敵がいなくて安心しているのか、小サバの大群がびゅんびゅん泳ぎまわっている。
ようし、それなら作戦変更。
ショゴは諦めて、唐揚げネタの小サバ調達だ!
振り向いてくれない相手をいつまでも未練がましく追いかけたって仕方がない。
今までに何度それで失敗したことか(注:釣りの話ですw)。
もう、そんなストーカーみたいな真似はしないのだ(注:釣りの話ですw)。
人は失敗を糧にして大人になるもの。
管理人はたくさんたくさん失敗したので、それはそれはとっても大人なのだ(注:釣りの話ですw)。
そんなわけで、泳がせ仕鰍ッはさっさと回収し、4号魚皮サビキの胴付き仕鰍ッにチェンジ。
↓

ダイソーで、2セット入り100円也。
シンプルで使いやすく、管理人のお気に入り。
ひしゃくで足元にコマセを投入すると、四方からどわっと小サバが飛びついてくる。
そこに静かに仕鰍ッを垂らし、上下に軽く動かしてやると、次々と小サバがヒット♪
小サバと言っても、大きいのは20cm程度。
竿を絞り込んでぎゅんぎゅんと走り回る。
小サバの下には木端メジナの群れ。
そして、木端メジナに混じって小シマアジの姿も見えた。
仕鰍ッを少し深くおろしてシェイクしてやると、案の定小シマアジが釣れた♪
さらに、体長20センチ近いマイワシがヒット!
これで4目達成。
小物釣り万歳♪

その後、木端メジナの群れが水面まで浮いてくるようになると、サバもシマアジも姿を消した。
このャCントの時合いはここまで。
午前6時半、竿をたたんで、堤防を後にした。
~Part2へ続く~