ＫＨ漁港での朝マズメの釣りを終えて駐車スペースに戻った管理人は、そこで驚くべき光景を目の当たりにした。
なななんと、わが愛車のボディに傷がついているではないか！
これは、隣の車が開けたドアがぶつかってできた傷だ。
塗料の色からみて、相手の車は白っぽい車だ。
おまけに少し凹んでいる。かなり激しくやりやがったらしい。
みるみる表情がアンガス・ヤング化する管理人（意味不明）。
AC/DC "BALLBREAKER" (1995)
ちくしょう！修理代払いやがれ！
一瞬目の前がくらくらしたが、なんとか気を持ち直し、まだ餌も残っているのでお隣のＫＵ漁港をチェックしてみることにした。（どんだけあほやねん。）
市場前に行ってみると、ちょうど巡回パトロール中のIZUさんに遭遇。
今日は全体的に渋くて、朝方のナブラも立たなかったと教えてくれた。
ついでに、あそこで爆睡しているのがつくものてつさんだと教えてくれた（笑）。
岸壁から海中を覗いてみると、木端メジナらしき魚の大群が泳いでいる。
シマアジがいればトリックで狙ってみるところだが、シマアジの姿はない。
うーん、厳しいなあ。
でも、港内にこれだけメジナがいるってことは、もしかして、外側はもっといい感じかもしれないぞ！
そう直感した管理人は、さっそくＴＮ堤防へ移動。
外側テトラの様子をチェックしてみると、全体的に波立ってはいるものの底荒れするようなうねりはなく、適度な濁りも入っていい感じだ。
さっそく定位置の「お立ち台」に陣取り、メジナ用の仕鰍ｯをセット。
テトラ際に仕鰍ｯを入れると、予想通り木端メジナがわらわらと湧き上がってきた。
そして、その下にはワンサイズ大きい魚の群れ。
よしよし。
餌の匂いに群がる表層の木端メジナの群れを避けて沖側に仕鰍ｯを投入し直し、仕鰍ｯが馴染んだところで手前に引きよせ、中層の魚を狙う。
すると、テトラ際でスッとウキが沈んで、大人の手のひらサイズのメジナがヒット！
このサイズになると結構引くので、かなり楽しい♪
その後も同サイズが次々とヒットするが、キープするには小さいので全てリリース。
足裏サイズが釣れたら、「漬け」用にキープするんだけどね。
こうして楽しくメジナと戯れている管理人の目の前に、
突然そいつはあらわれた。
表層に群がるメジナの群れを割って、底の方からすーっと浮き上がって来た黒い影。
クロダイだ！
しかもでかい！４０センチは軽く超えている。
かつてクロダイに入れ込んでいた頃の甘酸っぱい感覚がよみがえる。
魚が離れてしまわないうちに、急いで仕鰍ｯの交換。
ハリスを１.２号から２号に交換し、チヌ針２号を結ぶ。
もう一度そいつの姿を確認して、仕鰍ｯを投入。
さあこい！
ほれこい！
ガブッとこい！
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どうしたクロダイちゃん、迷うことなんかないんだよ。
さあ、思い切って、僕の仕鰍ｯに食いついてごらん。
餌が気に入らないのかい？
それじゃあ、イソメなんかどうかな。
ハリスも少し細くしてみようか。
ほら、１.７号にしたよ。でも、これ以上は譲れないよ。
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あかんがな。
クロダイちゃん、見向きもせんがな。
そうならそうと、先に言うたってえな。
その気にさせといて肩すかしは、めっちゃきついがな。
おっちゃん情けないわ、ほんまに。
あ、こら、どこ行くねん。
こんだけつぎ込ませといて、挨拶もなしかいな。
どういうこっちゃねん・・・。
結局、気まぐれなクロダイはどこかに泳ぎ去ってしまった。
振り向いてくれない相手にいれあげてはいけない。
今まで何度も失敗してわかりきっているはずなのに（注：釣りの話ですｗ）、またやってしまった。
いくつになっても大人になりきれない管理人である。
その後、クロダイと入れ替わりに現れたのは、フグの大群。
付け餌は１０秒と持たず、ハリスはすぐにボロボロに。
うへえ・・・。
もはやこれまでと観念し、午前９時、納竿。
ERIC CLAPTONの"BAD LOVE"を口ずさみながら、帰路についた。
♪I've had enough bad love
No more bad love・・・
ちくしょう！来週こそはリベンジだ！
（↑まだ懲りてない）
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結局、キープしたのは針を飲んだシマダイ一匹だけ。
