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癒さぬ傷口が 栄光への入口

『ストロベリーナイト』[火21] 第2話・第3話「右では殴らない」

2012-01-25 | テレビ。
第2話第3話 「右では殴らない」

ちょうど2・3話が2話完結だったのでまとめていっときます。
※実は#2は用事をしながら見ていたので聞き逃した台詞なんかもあったりしそうです…。

#2で姫川の大失敗、#3で姫川の大逆転。

主人公刑事が誤認捜査をやってしまう、というのはよくありそうでいて刑事ものの中では意外とあんまり見ない気がします。いや、1時間のドラマの中で前半で誤認して、後半で回復、真犯人逮捕というパターンならよく見るのか。それが2週にわたるとかなり重大な誤認の感じがします。

#2を見ていた時にこっち側ではガンテツの動きも見えているわけで、「姫川それ間違いやで」と言いながら見れたり、あとは下坂宅を訪ねた時にいかにも良い子っぽい女子高生の娘が登場した時点で、「いやその娘怪しいやろ」と思ったりできます。
それでも姫川班はそれに気付かない。先入観というか、直感頼り、思い込み捜査ってのは怖い。
#3で、実際のところガンテツの挙げたのは単なる模倣犯で、姫川班の追ってた方向は必ずしも完全に間違ってはいなかったわけですが。

でこの話のクライマックスは、下坂の娘が自分のしたことを「何が悪いの?」と嘯いてることにキレる姫川の場面なわけですが



いやー、スッキリしました。


直接手を下してないから、自分がしたことの結果死んだ人がどんな姿で死んでいたのかは知らない。
ただ、「死んだ」と知っただけ。これでは自分がどんなことをしでかしたのか、なんて実感がわくわけがない。
姫川は滅茶苦茶な脅し文句を言ったりしてましたが、なんか見ていてこっちが言いたいことを全部ガッツリぶつけてくれた感じがしました。ほんとスッキリした。
姫川が若い被疑者に対してヒステリックといってもいい程の対応をしたことの可否はともかく、いい大人がこれほど本気になって怒る、それだけのことをしたのだ──と世の中を諦めている可哀そ~~な女子高生に教えてやったわけです。彼女が姫川の本気を受け取ったかどうかはわからないけど。

で、その本気を見てなんかガンテツもちょっと姫川を見る目が変わってきたのかなと。
最後、名前で呼んでましたよね。


まとめてざっくり感想、の時にも書いたけど私これの最初のSPドラマは見ていないんですが。
今更ながら見たくなってきました。

ドラマ終わったら原作読んでみようかなー。
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2 Comments

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Unknown (うさこ)
2012-01-25 19:38:30
SPドラマ観たよ。おもしろかったよ。中学生なのに裁判で啖呵きるとこがカッコいいよ。
私はガンテツの懐具合が気になるわ~。自腹切って情報掴んで、給料あがるわけでもないのに。
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>うさぴょん (さいん)
2012-01-27 11:10:49
面白かったですか!
ビデオには残してあるので、時間が空いたときに見たいなー。
ガンテツ・・・公安時代にけっこう高給で貯蓄があるとか?w
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