day by day

癒さぬ傷口が 栄光への入口

○開幕~シマの、クマの、ミンナの、ソコヂカラ

2011-04-12 | GAME2005~2012
言葉って使いすぎると磨耗してしまう感覚があるので、
「特別な一年」とかそういう言葉は本当は出来るだけ使いたくないのです。
(すでに報道などで使われすぎてすでに安っぽい流行り文句みたいな響きになってきた気がして嫌です)

とはいえ、確かにこの日の開幕は特別ではあります。



○[2011/4/12]QVCマリン M4-6E 【勝】岩隈(1-0)【負】成瀬(0-1)【S】スパイアー(1s)【HR】嶋(1)福浦(1)
ニッカン式

東北に届け!パ・今季第1号は楽天・嶋の3ランHR 4月12日 ロッテ-楽天


選手みんなに言えることですが、この開幕は調整が難しかっただろうと思います。
とりわけ、わが鷲さんチームは「自宅に戻ってひとやすみ」も出来なかったわけで、心身とも大きな疲労が溜まっていることだろうと思います。

そんな中、開幕投手をつとめたわれらのエースと、
歴代初めて「イーグルスでプロ野球選手になった世代」の選手会長が
この「特別な試合」をとても意味のあるものにしてくれました。

でも、ニュースで大きく取り上げられるこの二人だけじゃないです。
みんなが打ちあぐねていた成瀬を崩すきっかけを作った「変態的左殺し」シャーパー。
犠飛でいいから欲しいところできっちりと犠飛を飛ばしたヒジリー。
得点力不足を補うという使命(笑)を与えられたメジャー帰りの2人もヒットを放ちました。
おやびんも皇子も、追加点が欲しいところで流石のタイムリー。
代走の平石くんも皇子のヒットから思い切りいい走塁でホームを踏みましたね。
ベンチの盛り上がりも、テレビで見ているだけでこちらが笑顔になってしまうくらいでした。

みんなの気持ちが伝わってきます。

嶋の打球がスタンドに突き刺さった時には、涙が出てきました。
ヒーローインタビューの時、隈の声は震えていました。

イーグルスが、プロ野球チームとして最初に迎えた開幕と同じ場所、同じエース。
やっぱり、これは「特別な試合」だったんだなあ、としみじみと思います。


144試合のうちの1試合。
当たり前の話ですが、これからどんなに気持ちをこめても勝てない試合はいくらでもあるんだけど。
それでも、この開幕で勝てたことは本当に大きな第一歩だったんじゃないかと思います。

オフから用意していて、3週間冷蔵庫で待っていた「開幕願掛けヱビスビール」、やっと飲むことが出来ました。




明日からは試合レビューも例年並のてきとーさになると思いますが、まあ、開幕なので。
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