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新発寒教会ブログ

札幌市の新発寒教会ブログです。

日本基督教団新発寒教会 ご案内

日本基督教団新発寒教会のご案内です。

牧師 清水和恵

定期集会は以下の通りです。

主日礼拝 毎週日曜日午前10時半
聖書を読み祈る会 毎週水曜日午前10時半

新発寒教会の地図

おしらせ24・9・1

2024年08月31日 | 稜線(エッセー風に)
◇聖公会・虹色のはこぶね集会(さっぽろレインボープライド関連企画)
 ・講演会 9月12日(木)19:00 
「結婚の自由をすべての人に」訴訟の展望~北海道訴訟とIVLPの経験中
を心にして  お話:皆川洋美(弁護士)
 ・祈りの会 9月13日(金)18:00 「はるかな希望を共にみつめて」
  お話:臼井一美(バプテスト連盟市川八幡教会員、日本YWCA幹事)
 ※上記の集会は、いずれも聖公会札幌キリスト教会(北8西6) 無料です。

◇フェミニスト神学研究会 
9月13日(金)13:00エルプラザ 
「長血の女とヤイロの娘」発題:清水和恵 

◇札幌地区交わり夕礼拝 
  9月15日(日)札幌北光教会・夕礼拝前食堂(300円)18:00∼18:30 
夕礼拝19:00∼20:00 ・交流のひととき 20:00∼20:30
  ※札青協の皆さんも参加されます。参加希望者は地区委員の
    丹羽順子さんまで申し込みください。

◇北海教区「ともに生きる教会形成」集会
  9月16日(月・休)13:00∼15:00 センターとズーム
  「老いと病をどう受け止めるか」参加無料
  ※9月9日までに、メール、ファクスで申し込みください。
  ズーム参加の方は、メールアドレスを記してください。
   ファクス0156-64-5356
   メール nishimaki@viola.ocn.ne.jp (西間木)

◇映画上映会 9月21日(土)13:30 北大学術会館(北8西5)
  「ウリハッキョ」~わたしたちの学校  トーク:金明俊監督
 主催:北海道朝鮮学校を支える会

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敵を愛せますか マタイ5:43∼48

2024年08月17日 | 稜線(エッセー風に)
2024年8月11日 礼拝メッセージ要旨
 「敵を愛せますか」  マタイ福音書5:43∼48 清水 和恵

 この箇所はイエスの言葉の厳しさと、行動することの難しさを感じます。
いわゆる非暴力、無抵抗の絶対平和主義をイエスは唱えたのです。
「そんな無茶な・・・」と思って当然の中で
数は多くはありませんが、イエスの教えに実直に従い行動した人たちがいました。
たとえば4世紀、キリスト教がローマの国教になるまでのクリスチャンたちは
迫害を覚悟で、平和を重視し兵役拒否をする者がいました。今日でもメノナイトや
クエーカーは、それを継承している教派です。
 たとえばガンデイー(1869-1948)、キング(1929~1968)ナウエン(1932∼1996)
はともに、イエスの非暴力平和に共鳴し実践した人でもありました。
まだほかにも、思想、宗教などを超えてたくさんの非暴力による平和構築者
(実践者)がいますが、日本でもの宮沢賢治「雨にも負けず」のモデルとも言われている
齋藤宗次郎もそうですね。
(できるなら今後、歴史上の平和構築者(実践者)を一人ひとりあげて、
その信仰と生きざまを見ていけたらと思っています。)

 さて5章21節以下でイエスは旧約の律法を引用して「あなたがたも聞いているとおり、
○○と命じられている。しかし、私は言っておく」
という言い方で6つの教えを語ります。
今日の箇所はその締めくくりです。
 「隣人を愛し、敵を憎め」とありますが、元になった律法は
「復讐してはならない。人々に恨みを抱いてはならない。自分自身を愛す
るように、隣人を愛しなさい。」(レビ記19:18)です。
ただし、この聖書の言葉には「敵を憎め」はありません。
おそらく、「敵を憎め」は口承で伝えられた律法です。
長い間、周辺の帝国に支配、抑圧され続けてきた背景を考えれば、
敵を憎んでもいたし方ないのかもしれませんが、ユダヤ人の間では隣人
とは、仲間、同胞、味方を表しました。

 けれどもイエスは「敵を愛し迫害する者のために祈りなさい」
と語ります。 敵・味方の構図を乗り越える具体例をイエスは、
サマリア人のたとえ(ルカ10:25∼37)
で示すのですが「隣人とは誰かではなく、なりなさい」
と語りました。
隣人になるためには、相手を自分と同じ人間だという意識
をもつことが求められています。

 神は悪人や善人にも太陽を昇らせ、雨を降らせるように、
分け隔てがないのです。
しかしそれは悪を放置するという意味ではありません。

神の愛はすべての人に及びます。
神の愛を思い起こし、イエスに倣い他人を愛することができますように。

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2024年8月18日~24日の予定

2024年08月17日 | 稜線(エッセー風に)
 8/18(日)礼拝10:30
   メッセージ「神の同労者」 清水和恵牧師
   礼拝後13:00 こもれびジーサウンズコンサート(無料)
   ※どなたでもおこしください!
 8/20(火) 教区ハラスメント防止委員会
    13:30 オンライン (清水牧師出席)
 8/21(水) 教区性差別問題担当委員会 13:30 センター(清水牧師出席)
 8/23(金)ハラスメント防止担当者会 14:00 オンライン(清水牧師出席)

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暑さの夏は、新発寒教会へ 

2024年07月21日 | 稜線(エッセー風に)
2024・7・21
暑さの夏は、新発寒教会へ   清水 和恵

 教会にエアコンがつきました。今夏も酷暑が予想され、 
エアコンが飛ぶように売れているそうです。
エアコンをつけてくれた若い人は「休みが全然ないんです」と
嘆いていました。

昨年の夏は、暑かったです。
北海道の夏は、お盆を過ぎると、秋がやってくるのですが、
昨年はついに9月18日まで、残暑だったように思います。
わたしは北海道出身ですがこどもの頃、扇風機のある家は
ポピュラーではありませんでした。夜眠るときは風邪をひくから
窓を閉めて寝るのが当たり前、ときにはストーブを焚く日もあり
ました。
学校のプール学習も、夏休み前後(7月と8月)はプールの水が冷たくて
入るのが苦手でした。
学生時代、関西の友人が夏休みに、札幌の実家に泊まりにきて
こう言ったのです。
「なんだか、10月みたい。お家の中はエアコン入っているみたい。」
つまり、札幌の夏は涼しくてとっても快適だということです。

ところが、ここ何年かは、暑い夏が続いています。
異常気象でしょうか。
暑さでお困りの方は、どうぞ涼みにきてくださいね。

 実は現会堂を建てる時に、エアコン設置をお願いしていました。
思い出すのは、旧会堂の時にチェンバリストの明楽みゆきさんたちを
コンサートでお迎えした時、あまりの暑さに閉口し演奏者にも聴衆にも
大変申し訳ないと思いました。まだ7月初めです。
 そのような経験もあり、人を快く迎え入れるために教会は、
空調や冷暖房を整えないとならないと思ったのです。
設計者の松橋常世さんは、要望を受け入れてくださり、
いつでもエアコンを設置できるように、しかも壁の外に配管が
むき出しになるのを避けて、美観を維持した設計をしてくださいました。

 当時の大工さんが「本当にエアコンいるの?」と言ったのを思い出します。
8年前の話です。そうなんです。本来は、エアコンはなくても、大丈夫なんです。
でも今は違います。北海道の気候は変わりつつあります。
熱中症の予防も必要不可欠です。

 今回はたまたまかもしれませんが、先を見る、備えておく大事さを思いました。
これで春夏秋冬、新発寒教会は快適ですよ。
夏はエアコン、冬は床暖房で優しくお迎えします。
いつでもどうぞお気軽にいらしてくださいね。
これで少しは、教会の敷居が低くなったかしら・・・?

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アヨーイ 2

2024年07月13日 | 稜線(エッセー風に)
北海教区主催 台湾研修交流の旅に参加して
アヨーイ(ありがとう)2

6月15日、タオ族、ディバン宣教師の故郷、ロロコ村のブヌン族の
方々との交流会があった。次々とごちそうが並ぶ。
やはり目玉はトビウオの料理だろう。
トビウオはアイヌにとっての鮭に匹敵するタオ族の特別な魚だそうだ。
漁期は決まっていて、獲れたら分かち合われるという。
ちなみに新発寒教会ではトビウオを原料とする「あごだし」を
活動のために、販売している。
なのでこれが「トビウオか」と、感心していただきその淡泊な味を楽しんだ。

 私の隣にタオの女性たちが座っていた。
ふと見ると、彼女たちはトビウオを皿に取っていない。
たぶんゲストであるわたしたちに、食べてもらおうともてなしてくれたのだ。
今年のトビウオは、不漁だと聞いた。

 彼女たちの言葉は、何を言ってるのかわからなかったけれど、
手ぶり身ぶりで、会えたことの感謝を何とか伝えることができた。
言葉は伝わらなくても、互いに気持ちは伝わることができると実感した。

 翌日、紅頭教会の礼拝は、タオ、ブヌンの人々の伝統的な
歌と踊りによる素晴らしい賛美がなされ、胸が熱くなった。
なんと昨夜会った彼女たち。
一人はセンターで踊り、一人はドラムを叩いておられるではないか。
礼拝後、わたしたちは再会を喜んだ。

出会った女性たちは皆、とても元気がいい。
広い視野で時代と社会をしっかり見つめるいきいきとした信仰、
解放を求めて祈り賛美する姿に力をもらった。
2時間の礼拝は、ちっとも長くなく、心が躍る楽しさと豊かさがあった。

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