《人間の神聖性と芸術を嗜むことへの提案》
「ダンスはテクニックだけじゃ無い」と…
ダンスをそれなりに踊り込んだ人ならば
聞いたことがあるはず
「武術も技だけではない」と
武道に触れた人間ならば、最初の門を潜るときに
心したはず
《厳かに動く時、人は神がかる…》
ダンスにおいても武術においても、同じこと。
一流の動きを目の当たりにすると、
人間はなんて神々しいのか、と思う。
その瞬間に、
《人は神に似せて作られた愛すべき生き物》
だということを思い出す。
全ての人間に神聖性は宿っている。
それを目覚めさせるための努力は
とても《単純だけれど、簡単では無い》。
それは、毎日一つ善行を行いなさい、
そして毎日一つ、悪習慣がなくなるまで断ちなさい…
というのによく似ているとおもう。
言葉にすれば単純で、
けして難しいことばかりではないのに、
継続が難しかったり、
単純なのに難しかったり、するのだ。
ダンスも武術も、
真髄はそう言うところにある。
そして日常の動きや習慣よりも…
人が神聖性を取り戻す為の濃淡を
わかりやすく色付けるために、
芸を磨くことは、
人間性を磨く最も近道なのでは無いかと、
私は提案を続けています。
日々是舞武両道
HiromiEva
