Sound of waves.  日々舞武両道

by 後藤宏美(Hiromi Goto)HiromiEva
カラダ教習所松戸EvaDanceStudio

なぜ今ベリーダンスなのか

2006-12-02 16:46:22 | Weblog
私にとって、なぜ今ベリーダンスなのでしょうか?それは、本能的に自分と世界のバランスを取り戻そうとしているからなのかもしれません。私が習っているベリーダンスの先生はとても感受性の強い方で、よく、頭で踊らずに感じることで踊りなさいとおっしゃってくださるの。今、私たちの周りには情報や知識が散乱していて、日常生活の中では、わりと頭で考えてばかりいるわよね。。昔の人は、生きることで精一杯で、体を動かし働いて、すべての発見は新しく、男女は役割分担を持ち、世界は均衡を保っていたのかもしれない。だけれど文明文化が発達して男女平等が説かれ、指先一つで仕事をするようになると、女性は男性のように、男性は女性のようになり、人は足を使わずに、頭で多くの仕事をして、、、体と頭、そして心もバランスを崩していったのかしら。。。病気で死ぬ子は少なくなり、ただ元気で育ってさえくれればと、子供を有りがたいとする親も、親を有りがたいとする子供も少なくなってしまうと、次第に愛は薄れ、病は克服され、食は溢れたけれど、命は軽くなってしまったのかもしれない。。。生きることに一生懸命である必要のなくなってしまった人達
は心のバランスを崩し始め、人をいじめたり、自分自身をいじめたり、、、行き場のないエネルギーを負の力に変えて、放出し、生きる人間の数は増えたのに、世界は少し寂しく、冷たくなった部分もあるように、悲しく感じたことが私にもありました。ただ、その一方で、心と体のバランスを保つためなのか、、芸術も盛んになり、歌や、踊りに関わる人が増えたことも確かなように思います。何かに一生懸命の人は、輝いて見えるものね。。。人と人との関わりがようやく見直されてきた今、歌や踊りを通じて自己表現することや、芸術的なことはすべて、心と体、自分と周りの人たち、そして世界を繋ぐ前向きな行いなのではないかと思います。。。満足な愛情を知らない親は満足に子供を愛せず、その子供はまた繰り返してしまうかもしれません、、家庭内での抑圧された怒りや悲しみをイジメという形で解消したりもしてしまうのかもしれません。それでも以前は「なにしてるの!男子!」と叱ってくれる母性が世界にはあったよね。。。家に帰れば母の母性に包まれたはず、、けれど今の世の中には、その母性も欠けているような気がするよね。。。ベリーダンスはもともと安産
、豊穣の祈りの踊り。使うのは子宮のチャクラなのだそうです。。私自身、外見的な偏見から身を守る術として、男の子のように振る舞い、そうすることこそが安全と信じ、怒り、戦い、強くなろうと努力した時期もありました。けれど今は、女性らしさのバランスをとりもどしてみたいな。。。だから今、私にとってはベリーダンスなのだと思います。まだまだ未熟で、何が正しくて何がいけないのか、、判断を誤る時もあるけれど、内側から輝ける人になる為に、素敵な踊りが踊れるように、、、誰かに優しい気持ちが伝わるように、旅を続けます。感謝を込めて。宏美

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癒し系が好き

2006-12-02 00:00:18 | Weblog
先日のお仕事で出会ったこのクッション。。。妙に癒されるのです。癒し系、もとい、癒されたい系の私としましては、是非我が家にも一つ、あって欲しいわ。 宏美

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