カメラを片手に

上品なシオン

今朝の上空は青空で、ゴミ出しに玄関を出ると空高く羽田行の飛行機が行き、
コシアカツバメが空を舞う中、向いのTVアンテナでイソヒヨドリが囀る。
だが三重県側に吹き込む湿暖な大気の流れで雲が湧き、その雲がお昼前から
霞む東側の春日奥山側から雲が覆いだし、相変わらずPM2.5が多いよう。
だが雲は空半分、昼からの日差しで29.8℃迄上がり、熱く直射日光が眩しい。
      11時、26.8℃、63%

さて今日の誕生日の花は、キク科シオン属の多年草の『シオン・紫苑』で、
散歩の途中、住宅地で咲いているのを見かけた。
      2021.10.7

英名は「 Tartarian aster 」、ギリシャ語で星を意味するasterからで、
漢字で「紫苑」はシオンの根や根茎を乾燥したものをこう呼ぶようだ。

別名として「ジュウゴヤソウ・十五夜草」は中秋の名月のころ咲くことから
オモイグサ・思い草」と「オニノシコグサ・鬼の醜草」は
平安時代後期の説話集「今昔物語」に登場する兄弟、
父の墓前に兄は「カンゾウ忘草」を植え、忙しさから次第に参らなくなる
一方、弟は父を思い「シオン不忘草」を植え墓参りを欠かさなかった。
父の墓を守る鬼がこのことを知り、弟に予知能力を与えたことで、
弟は朝廷の安定に大いに貢献し、幸せに暮らしたことによる。
そしてこのことから花言葉は「追憶」 と。

沢山集まり上品な薄紫の花弁が陽の光で放射線状にキラキラと輝いているよう
      シオン

山野に咲くノコンギクに似ているので、注意が必要です。
      ノコンギク

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