カメラを片手に

平城京跡の桜はまだ

今朝は4.1℃で、日中も13.7℃しか上がらず、咲いた近所の保育園の桜も冷え、
といっても奈良の開花予報では23日だったのに、気象台の開花宣言は足踏みだ。

昨日も冷たい風が吹く午後3時半頃、連れの付き合いでヨモギ摘みに平城京跡へ。
東の春日奥山の前、若草山の芝も芽吹きか心なしか萌黄色が見えませんか?。
写真左下にはお水取りが終わった二月堂、そして金色の鴟尾の東大寺大仏殿が。


北側を見ると、左から第一次大極殿、第二次大極殿跡と推定宮内省が見えます。


左側の平成13年から9年をかけて再建された第一次大極殿(間口44m.奥行20m.
屋根の高さ27m)の鴟尾も夕日を浴びて光っています。




そして第二次大極殿の跡は二段高くなっており、
その後ろには平城天皇 楊梅陵(市庭古墳)(推定253m)ですが、
平城京の造営のため、壊され残されたのは後円部の森だけです。


刈り取られた原野には春の花が・・・この場所は土筆は少ないが
ヒメオドリコソウの群落が・・・


すみれが・・・  

タンポポ(蒲公英、別名は鼓草)が春の陽を浴び黄金色に・・・
ニホンタンポポ?

タンポポはよく見るのは西洋タンポポで、固有種日本タンポポは駆逐されつつ・・・
この見分け方は、総苞(そうほう)という花びらの付け根の総苞片(そうほうへん)、
これが反り返るのは西洋タンポポだそうで、ここ平城京跡ではとみると、
写真のように反り返らず、この場所はニホンタンポポの様で思われます。


あれっ、ハエが目に留まったが、その瞬間どこかへ。
   (調べたが、写真が」不鮮明でわからずじまい。)
目を上げた瞬間、さっと目の前を横切る数羽の鳥が・・・三角の羽が印象的
”ツバメだ”、飛び去って行った。南の国から戻り、子育てですね。
気象庁生物季節観測のツバメの初見は、昨年は3月23日(平年より4日遅い)、
今年は3月17日と平年並みと発表されている。
なおボランティアの報告では2月下旬だったような気が・・・。

平城京跡の桜は・・・ヤマザクラがぽつんと咲くが、ソメイヨシノはまだ!


来週には、去年も見た平城京跡の桜も見頃になるかな。

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コメント一覧

tkgmzt2902
盛り沢山の大和便り!
若菜摘む万葉の世界に戻ったようです。
やまとしうるわし....、素晴らしい環境の中に暮らされて、羨ましいです。
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