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カメラを片手に

庭では小菊が咲き始めた

晴れの特異日「文化の日」の快晴の朝、放射冷却は起きず最低気温は11.4℃と
日本列島は暖気に覆われており、月曜日まで季節外れの夏日になると言う。
東の春日奥山も霞み、やはり最高気温は25.4℃迄上がり夏日になりました。
      11時、21.0℃、58%

午前9時半頃の奈良市内、三連休なのかいつもの休日よりも交通量が多い。
東大寺大仏殿の鴟尾も霞んでおり、南側にある奈良国立博物館「正倉院展」も
入館を待つ人波で混雑しており、今日は入場不可、明日も朝1と夕方の3枠だけ
明後日は3枠だけ空きがない状況、お薦めは来週の雨の日、月・火かも?
なお最終日は13日(月)です。日時指定券チケットはここ
      

文化の日、元は明治天皇の誕生日で「明治節」、戦後1946年に現憲法公布を
記念し「自由と平和を愛し、文化をすすめる」国民の祝日と定められている。 


さてNHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花はキク科の「キク・菊」、多年草で
原産地は中国、3000年の歴史があり、AC206年頃・前漢時代に書かれた儒教の
経書『礼記(らいき)』に「鞠」という植物が記され、漢字での「菊」も「鞠」に
由来するようで、中国最古の類語辞典『爾雅(じが)』や詩集『楚辞(そじ)』に
菊とみられる植物が記載されている。
さらに本草書『神農本草経』には、薬としてその効力が記され、健康長寿に
効果があると考えられていたようです。 
花言葉は「わたしは愛する」
      小庭の小菊

日本には奈良時代中期に遣唐使などにより、育種した改良種がもたらされ、
平安時代から宮中では9月9日の重陽の節句(菊の節句とも)でも菊の長寿の力
から、長寿を願ったようです。
「古今和歌集」巻5 276 凡河内躬恒 
『安支乃幾久 爾保不可支利者 加左之弖武 波奈與利左支止 之良奴和可美遠』
秋の菊 にほふかぎりはかざしてむ 花より先と しらぬわが身を

「古今和歌集」巻5 278 詠人不詳
色かはる秋のきくをば一年にふたゝびにほふ花とこそ見れ』 

このように薬や鑑賞植物として、古くから日本人に愛され、現在でも、お供え
の花、家紋や食用ギクとして重宝されている。
       小庭の小菊
 
皇室の紋章も菊ですね。その由来は後鎌倉時代・後鳥羽上皇が、自分の刀に菊の紋を入れたことから用いられるようになったらしい。
 
和名の由来は多くあり、有力なのは「kuku(クク)」と呼ばれていたのが変化し
キクになった説や、「窮まる(きわまる)」という言葉が語源ともいわれている。

   『我心いぶせき時はさ庭べの黄菊白菊我をなぐさむ』正岡子規
      小庭の小菊

現在でも育種された品種群が多く、分類するのに困難だが・・・
①育種場所により日本の「和菊」と西欧の「洋菊」とに分かれている。
②生態的特性では「夏ギク」「夏秋ギク」「秋ギク」「寒ギク」の4品種群や
③利用面から「一輪ギク」「スプレーギク」「小ギク」等に分類されている。

 『いきどほりかそかに過ぎてわが心すがすがしかも白菊の花』岡本かの子
      小庭の小菊

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