カメラを片手に

奈良小倉町の田の虫送り

今朝も梅雨の中休みとなる良いお天気の奈良、気温も19.0℃から12時過ぎには
30度を越え真夏日、そして午後3時過ぎには31.4℃迄上がっている。暑い!
      12時、29.0℃、49%

NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花はキク科の「ノアザミ・野薊
日当たりがよく湿気の多い場所で自生する多年草で、 深く切れ込む葉の縁に棘
がある。早春の茎や葉は食用や漢方薬にもなり、5〜8月には枝先に上向きに
つく頭花は、多くは赤紫色、淡紅色だが、稀に白色の花も。
頭花の下の総苞は幅2〜4cmの球形で、総苞片は直立し粘液をだして粘る。
花言葉は「私をもっと知ってください」
      

遺稿集『パンセ』を残し、 「人間は考える葦である」と名言も遺したフランス
人の「ブレーズ・パスカル・Blaise Pascal 」1623年の誕生日です。
丁度生誕400年にあたります。
パスカルといえば、パスカルの原理が真っ先に出てくるが、パスカルの賭け、
パスカルの三角形、パスカルの原理、パスカルの定理等の発見でも知られ、
哲学者、自然哲学者、物理学者、思想家、数学者、発明家、キリスト教神学
者、実業家として多彩な顔を持つ天才ですね。

パスカルが生まれた1623年、日本では江戸時代初め、第3代征夷大将軍として
「徳川 家光 」が就任した年にあたり、この頃農村では「虫送り」という伝統
的行事が盛んに行われ、この行事は16世紀の初めに行われ始めたとされる。
先日の16日、奈良市都祁地区「小倉町の虫送り」1.1㎞に参加してきました。
      

18時30分 観音寺へ各自松明を持ち集合後、観音寺の見学   

19時~  法要20分、
      
小倉町の方々が集まられ、周りで遊ぶ小中学生は11人とのこと過疎化が進む
      

19時25分 燈明の火を移し、大きな火に移す。
      

      

     南側の二地点、針口、白石口、染田口から各家庭の松明に点火
 

6つのお札を先頭に、松明が続き、南側3つと北側3つに分けられた。
      

松明が続きます。

続々と点火され、後に続きます。
     

各地区の境界にお札が向かい、その後を八柱神社の太鼓と観音寺の鉦を先頭
に、南の地区から松明が移動し始めました。

右へ向かうのは南側の地区で、左端の箱を持つ方は一人ずつに、ハイチュウをあげられていた。

北側の集落、大沢・切田、倉立、川尻(針ケ別所)も点火し

田の虫送りのはやし言葉「田の虫送り なすびもかぼちゃも やけやけや」と
いう声が少しだけ聞こえてきます。




北側も動き始め、軽トラの乗る大太鼓を先頭に松明が続きます。

19時40分最後はこの講座の順番で、できるだけ田んぼ側に火を向けます。
習ったはやし言葉「田の虫送り なすびもかぼちゃも やけやけや」と
声にだすが、火の勢いの管理に気を取られ、小さな声、そしてもくもくと歩く
軽めに作りましたが、やはり手が・・・


名阪国道の下を越えると、もう少しで・・・

横にせせらぎの音がすれば、蛍が飛んでいるとの声・・・
数匹がゆっくりと飛んでいました。
感度を上げて撮った一枚に、小さな点が・・・    

19時55分 川尻地蔵尊の手前に松明が集められ、

大きな火に。

川尻地蔵摩崖仏様も松明に照らされ、人々の願いもかなえて頂けるでしょう。


手を合わせておられる方も・・・
地域の行事に参加させていただき、嬉しい限りです。


珍しい「田の虫送り」も解散したのが20時10分、帰り道「針ケ別所」地区を
通れば、消防団の方々も帰り支度、田の虫送りがここでも行われていた。

深川に鯉のぼりが渡る「かみとかばし」付近で車を停めて、川を見れば・・・
10数匹のホタルが舞い、遠くでは乱舞しているように見えました。
10分ほど眺めておれば・・・すっと懐かしさが吹き抜けていきました。


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