カメラを片手に

室堂平はクロユリとハクサンコザクラが満開

朝からムシており、最低気温は26.3℃と熱帯夜だった奈良、予想に反して日差
しは雲を通して降り注ぎ、午後3時迄の最高気温は34.9℃、猛暑日一歩手前。
奈良は夕方には激しい通り雨があったが・・・
      11時、31.2℃、63%

一方昨夜から新潟・山形での線状降水帯が発生し、豪雨災害が起きている。
原因は日本海の前線を含む低気圧に、太平洋高気圧を回り込む湿暖な大気が
流れ込み、前線の南下で北陸地域にも線状降水帯が起こり、厳重警戒中!と。
5時のニュース、石川県は自衛隊に災害派遣要請がなされた。
明日朝まで断続的に降るようで、大規模災害になりませぬように!。
 13時半現在ナウキャスト

この雨では北陸高速道、土砂降りで先が見通せないかもしれません。
先の富山への里帰り、当初の予定より一日早くなってよかった。

さて7月31日早朝6時半、白山室堂までの6.9㎞ある平瀬道登山口(標高1250m)
を登り始めた三人、登山届を提出し登れば1㎞ポストで35分と好いペース、
足元にイチリョウ

そしてソナバ

タカネニガナも

アキノキリンソウも見たのだが・・・写真がない

次の2㎞ポスト(標高1673m)まで65分、順調と思えば、手前で義妹の右足痙攣
が起きたと訴え、靴を脱がせてマッサージをすれば、偶然隣に座った方に漢方
68番(芍薬甘草湯)を頂き飲ませた。
効いたというも、これ以後標高も増してペースが上がらずに休憩が増える。
高山植物の名前を教えるも、その余裕はないようだ。
コエゾゼミが心を癒す


平瀬道登山口から大倉山避難小屋(2020m)までコース時間2時間半を、3時間
とまあまあ普通に歩けている。

休憩中、白山頂上から下山される大きなバッグを担がれた方から白山頂上など
の様子を聞けば、昨日は南竜露営場で泊まり、登った白山御前峰頂上は寒く、
ガスで1時間待ったがダメ。ここから室堂までは急な登りと陽に照らされ灼熱
の難行苦行と。   ・・・多分この方のヤマレコと思われます。

義妹の足を心配しつつ、ゆっくり休憩し出発する。

斜面に咲く高山植物に癒されるのだが・・・ナナカマドの実も葉もまだ青い

少し登っては休憩を繰り返し、カンクラ雪渓(標高2280m)に10時40分到着
休憩を含み4時間10分です。    
      

ここまでは①に概略記載済み。
ここでフジバカマとしたのを同属の「ヨツバヒヨドリ・四葉鵯花」に訂正を。
同属フジバカマやヒヨドリバナと花の形は相似するも葉の特徴で見分ける。
ヨツバヒヨドリは名の通り4枚の葉が輪生し葉の形は細長い楕円形である。 
フジバカマの葉は3裂し、ヒヨドリバナの葉は裂けずに向かい合って生える
      

アサギマダラは、こんな花にもオニシモツ でしょうか
      

ここからまだまだ上りが、一番の難所と言われる片側が崩れた痩せ尾根、
ミヤマシシウドやホタルブクロが咲く




休憩を繰り返し、登ります。
トンボが飛び交う斜面に咲く花、トラノオ、ニッコウキスゲ、シモツケソウ 
ハクサンアザミ、ハクサンフウロ、タカネナデシコ・・・
    タカネナデシコ           ハクサンフウロ
 

ハクサンアザミの終わった花頭にトンボが・・・
      

念願の「マツムシソウ」も・・・

シナノキンバイにもヒラタアブの仲間が・・・ 
      

ニッコウキスゲの大群落が・・・ガスが斜面を駆け上がり天候が気になる

ひっそりと白い花弁のエゾシオガマ

カラマツソウ

クルマユリも

ノウゴウイチゴ(能郷苺)?

マルバダケブキ 

サンカヨウの実

オトギリソウ

ゴゼンタチバナかと思えば違うよう???  
      

ミヤマコウゾリナ

イワカガミが・・・白い花はハクサンイチゲでもなさそう

      

ミヤマリンドウ?

最後の上りを終われば、そこは「室堂平」高低差1200mを登り切りました。
で植生が一変する。コバイケソウの群落が・・・

      

突然黒紫色が目に・・・クロユリです。イワカガミに大群落も


ハクサンコザクラの大群落も目に

      



      

のどかな室堂平歩きです。

室堂平のナナカマドに花が

よく見れば、クロユリの大群落が奥まで続き、黒紫色の絨毯です。

12時15分室堂で、5時間45分で到着に。


義妹は室堂で待つといい、二人で登り始めるが・・・ガスが


15分登ると、ここからは雨が降り始め、雨具を着るも・・・
相談の結果、大白川まで下りる時間もかかりそうなので、急いで下山に

13時、白山奥宮に参る。

義妹と会い、13時10分小雨の中雨具を着させて下ることに。
      

      

      

クロユリとハクサンコザクラに別れを告げ、室堂平から下り始めれば、
義妹の登山靴の底が両方とも外れ始め、ひもで縛る。
13時50分、40分でカンクラ雪渓通過
      

順調に大倉山避難小屋へ急ぎます。

      

14時45分に大倉山避難小屋(1時間35分)、靴を脱いで15分ほど休憩。
ここからが長かった。木の段が何回も現れ、嫌になるほど。
自分のペースで降りれれば足に負担がかからないのに・・・



17時に駐車場に到着し、室堂からの下りは、3時間50分
18時迄の大白川露天風呂に行けば無人で、入泉料350円が500円に値上げ
脱衣場から下りれば、桶と液状せっけんが置いてあり、体を洗い岩風呂に。
吹き出し口は熱いが、ぬるめで気持ちが良い。

18時に駐車場を出て、富山県に入れば虹が迎えてくれました。
妹の家には17時50分に到着、あぁ疲れた!!。
でも義妹が室堂の白山奥山に参ることができて喜んでいるのが嬉しい。

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