カメラを片手に

奈良県立美術館開館50年「富本憲吉展のこれまでとこれから」へ

深夜の雨で気温が下がり、地蔵盆の今朝は24.2℃迄下がり、熱帯夜を免れ、
午前中は曇り時々晴模様だったが、午後2時前の33.7℃を記録した直後から、
      14時、33.2℃、60%

南から黒雲がやって来て小一時間ほど雷を伴う豪雨、一気に涼しくなった。
      

NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花はウリ科の「カラスウリの実・烏瓜実」
秋に卵型をしたオレンジ~赤色の果実になるウリ科の多年生つる植物です。
花言葉は「よき便り」
      

なおカラスウリの白い花は雌雄異株で、夜になると開き翌朝には閉じる。
       

奈良県立美術館」で2023年7月8日(土)-9月3日(日)迄開かれている
      

開館50周年記念 企画展「富本憲吉展のこれまでとこれから」へ
富本憲吉は、1886年、現在の奈良県生駒郡安堵町に生まれ、1904年に東京美
術学校(現・東京藝術大学)図案科に入学し、1908年からはロンドンに留学。
帰国後は木版画や書籍の装幀、染織品や革製品の制作などを手がけ、図案を軸
にした芸術活動を展開する。
やがて親友のバーナード・リーチの影響で1913年に楽焼の制作を始め、ほぼ
独学で陶芸の道を歩み始めた。
1926年、東京に転居。白磁や染付を中心に充実した作陶を続け、1936年の
九谷滞在以後は華麗な色絵磁器の作品を次々と発表する。
終戦後は安堵への一時帰郷を経て 京都に拠点を移し、金銀を同時に焼き付け
る色絵金銀彩の技法を完成させた。
1955年、「色絵磁器」で重要無形文化財技術保持者(人間国宝)に認定され、
1961年には文化勲章を受章された。1963(昭和38)年逝去。
「模様から模様をつくるべからず」という信条のもと、既成の模様によらず、
独自の模様を創案することに情熱を注がれ、さらに造形による美の表現にも
着目し、作者自身が成形することの重要性を説き、陶芸の近代化を牽引した
作家の一人です。   (県立美術館HPより)
      

県立美術館は奈良県庁の北側にあり、県庁の駐車場に停めれば平日だけ2時間
駐車無料で、県庁別館の通路から東側に若草山の頂上が望めます。


右側が県庁で、美術館は左側に


「せんとくん」が入り口でお待ち
観覧料は大人は400円、だが65歳以上(外国人観光客も)は証明書呈示で無料。


1973年3月、竣工した奈良県立美術館の開館を飾った「富本憲吉展」で、当館所蔵品は少なく、お借りして約400点もの作品により奈良県出身の日本近代陶
芸の巨匠・富本憲吉(1886―1963)の足跡を振り返ったものでした。
それから約5年に一度は富本憲吉氏の作品が企画展示され、県立美術館も所蔵品を二度にわたり増やし続け、一応所蔵品だけで展覧会が開催出来るまでに。

二階へ上がり、観覧を始めました。

第一章 富本憲吉の生涯と作品
 1.大和時代1913年~は25件、第一展示室
 2.東京時代1927年~は43件、第二展示室
色絵スベリヒユ模様大皿1938年当館蔵

 3.京都時代、1947年~は31件、第三・第四展示室
戦後すぐは奈良から通われたと。
元は在米大使館にあったものを、奈良県が購入され、所蔵品となる。


第二章 図案家・富本憲吉
 1.模様から模様を造るべからずーオリジナリティを求めて、9件
 2.常用模様八種、18件
  大和川急雨、薊、梅、芍薬、松、竹、野葡萄、寿
 3.四弁花と羊歯、12件
色絵金銀彩羊歯文八角飾箱1959当館蔵
 

第三章 生活へのまなざし
 1.暮らしを彩る、14件
 2.窯業地を巡るー量産への試行、19件

なかなか400円、いや無料で見られるとは楽しい2時間でした。

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