カメラを片手に

最後の紅葉狩りは「南円堂」で

今朝の奈良は3.2℃とやや冷えこみましたが、日差しが少なくほぼ曇り空で、
午前11時前の9.6℃から上がらず、寒い一日になりました。
      10時、8.8℃、64%

奈良の便りといえば、12月1日~12月14日(火)迄(12日は除く)、
毎日午前10時に奈良公園・飛火野でナチュラルホルンの音色が響き・・・
鹿が100頭ほど集まる風物詩「鹿寄せ」が行われています。

一昨日の夜は忘年会で猿沢池周辺だったのに、昨日の朝も実は奈良市内に、
理由は忘年会で置いていった車の引き取りのため、午前11時ごろ近鉄奈良駅
に降り立った。駅前の行基さん、東大寺の方を向いて立たれ、その前から
      

ちょっと寄り道して、興福寺の境内を歩くことに。 

柵に囲まれ閉まり歩く人に見向きもされず、国宝・北円堂の華麗なお堂、
柵の中に掃除の方の姿が、春と秋の特別開扉で国宝佛の数々に会える。


その東側は通行止めの道、そして「鐘楼跡」、横は再建された「中金堂」
と講堂跡に建つ「仮講堂」が南北に並び、経蔵跡とかっての伽藍が。
この「仮講堂」実は薬師寺白鳳伽藍再建で役目を終えた旧金堂(室町時代)で、
ここに移築されたのは、1717年に中金堂が焼失し1819年に町人からの寄進も
あったが、資金不足で規模を縮小し「仮堂」として建てられていた。しかし
仮堂には松材が用いられたりしたため荒廃が進み、2000年には解体されるが
その前の1975年に薬師寺から役目を旧金堂(室町時代)を講堂跡に移築され
金堂として用い、2018年の中金堂の再建落慶で役目を終えている。
中金堂の輝く風鐸とひっそりと建つ仮講堂、対称的な姿だが・・・
今後、伽藍再建の一環として講堂としてリノベーションされる予定だ。


その前に東南方向を見れば、
その横の「西金堂跡」の石碑、背景の春日奥山を背景に
「東金堂」と五重塔もみられます。

南を向けば「南円堂」も、イチョウは散ったが、最後の紅葉が・・・。


北が閉鎖された道までくれば、
本来の四辻に南西脇に「薪能金春発祥」の石碑

そして南円堂の正面へと続く道に来れば観光客の姿が・・・
南大門跡に修学旅行生の一団が、この南側に般若の芝があり、
ここで薪御能が毎年5月第3金・土に行われる予定。コロナ禍で??


観光客を避け、

南円堂から猿沢池に抜け、振り返ると、真新しい中金堂が・・・
右に不動堂、左に一言観音堂も。お参りの人が絶えません。


石段の途中、延命地蔵尊からもう一度南円堂を見れば・・・紅葉が


地蔵様の奥にも、ひっそりと建つ国宝「三重塔」
      

石段を下りる途中に降りかえれば、こんなところに紅葉が・・・


朝11時頃の猿沢池周辺の様子といえば

アオサギが主役でしょうか?やはり五重塔ですね。
      

油ばかり売っていてはだめですね。早く車を取りに伺わねば・・・


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