田舎ものが人生経験の常識から政治・歴史をつぶやいていきます、言論も人を殺す武器となることを肝に銘じて

歴史、哲学等が嫌いだった青春時代、安保闘争から現在の集団的自衛権、原発、経済政策を素人が思うにまかせて綴るブログです。

軍事的・自衛力を持つことは国際的正義ではないですか。

2015年08月10日 | 報道ニュース
 昨日に続き、終戦記念日、原発再稼働、安保法制等々日本の議論の根底にあるのは先の太平洋戦争を含む歴史観にあるのではないですか。
「戦争を絶対悪」とし、戦う人、武器を蔑視し、遠ざけることによって平和を維持できると錯覚してる人たちの本質は「差別」ではないですか。
 公家が武士を見下す昔の鎌倉時代以前にも似た感覚を持つ人たちに見えてしまうのは私の錯覚ですか。
 戦前の富国強兵策と戦争を結び付けて、平和で豊かな国造り目指す政治家の政策のみならず、その人格までを否定するかの如くのマスコミ報道姿勢に嫌悪感を覚えるのは私だけなのでしょうか。
 終戦記念日を来週に控えて、首相談話の中身について「侵略」だの「反省」だの言葉に注文を付ける前にマスコミは正面から日本が太平洋戦争を戦わなければならなかった経緯を東京裁判、中国・韓国に影響されることなく検証すべきではないですか。
 私たち戦後教育は、人間の心を持たない卑しく・野蛮な軍人たちが国民・マスコミが反対するも爆走して不必要な戦争を引き起こし、その罰として広島・長崎に原爆を投下されたのだと教育されてきました。
 だからこそ人類史上最も非人道的・残虐非道な原爆実験を行ったアメリカに対して抗議し、謝罪を求めることなく、安保政策を進める安倍首相を旧軍人に連なるとして、慰霊式典で非礼にも非難したのではないですか。
 戦前の日本人はそんなに愚かだったのですか、私たちの祖父母の中に軍人もいます。軍人だから好戦的で、他人を思いやる心もなかったのですか。
 もちろん徴兵制ですから数か月前までは平民ですよね。軍人だけにすべての責任を押し付け、日本人として恥ずかしくはないですか。
 少なくとも太平洋戦争は、日本が総力を挙げて戦ったんですよね。戦前の新聞が戦意高揚をはかったことよく知られていますが、軍人を戦地に送り戦死さることの片棒を担いでいるとしたら、自らは危険を冒さず戦後、罪を軍人に押付、正義を振りかざし戦前の軍人を非難する新聞は一体いかなる存在なのですか。軍人のみが間違ってたら日本人は、「天草の乱」のごとく一揆でも起こしたのではありませんか。
 私は、どこで何を間違ったのかを日本は検証すべきであり、現状日本からは評価は出ないかもしれませんが、客観的事実関係は整理してほしいと思います。
 国家として、軍事的隙を作ることは侵略を誘発し、戦争の導火線となると考えます。そして国民の支持を受けた正規軍の必要性は、現在のISL問題等を見れば明らかではないですか。
 イスラエルが国家を作り、イスラエルを否定する国家に対して戦争を辞さない態度を見るとき、またクルド人が国家樹立を目指す戦いをする姿を軍事を嫌悪する人たちはどのように思われるのか聞いてみたいです。
 戦争の悲惨さを超える悲劇があるからこそ、生命を賭して戦うのではないですか。極論ですが地球上一つの国しか存在しえない場合、現状は武力による戦争で決着すしかないと思いますし、法的にも緊急避難の法理で認められると思います。
 


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