田舎ものが人生経験の常識から政治・歴史をつぶやいていきます、言論も人を殺す武器となることを肝に銘じて

歴史、哲学等が嫌いだった青春時代、安保闘争から現在の集団的自衛権、原発、経済政策を素人が思うにまかせて綴るブログです。

東京都知事選・・・政党は死んで、大義は小池氏にあり!!

2016年07月18日 | 報道ニュース

  東京都知事選が佳境に入ってきました、知事選報道に違和感をもつのは私だけなのでしょうか。今回の選挙は、まさに史上最低の政治家である桝添元知事の辞職を受けたものです。

 週刊文春の追求から辞任に至る彼の言動はまさに噴飯ものでした。

 かって、リベラルと称する反日的な論客?が牛耳るマスコミ界に、さっそうと全うな国際派論客として登場してきたときは期待し拍手を送ってきた身としては、悔しい限りです。

 報道されていることから感じることは、元妻の片山さつき議員が言われるように、フランス留学、フランス人奥さん、東大助教授、マスコミ、自民党、新党改革、母親介護、国会議員、厚生大臣、東京都知事等彼にとって「職も女性」もトップリーダーになるために利用し寄生するものでしかなかったことは明白になったと思います。

 フランス人奥さんとの結婚だって、女性に失礼ながら、留学経歴を強調する材料でしかなかったと思えてしまいます。また、月1度の遠距離介護で何冊もの介護の本で大臣のいすを手に入れ、大臣にしてもらった自民党ですら足蹴にして、除名されています。

 彼は、政治家ましてやトップリーダーなどにしてはならない人物の典型ではなかったのではないでしょうか。

 さて、最悪とは申しませんが最低の政治家であり、除名した桝添氏を、自民党員であり都議団幹部の小池氏が手をあげているにもかかわらず、前回の都知事選挙で推薦し、問題発覚後から辞任まで茶番劇を演じた主役は自民党都議団ではありませんか。さらに桝添問題は何ら解決されず、放置されたままです。

 都議団の黒幕とかいう話は別にしても、都議団にとって御しやすい桝添元知事を担ぎ、オリンピック等に関して密約があったことを類推させる桝添元知事追及の茶番劇だったことは素人の私の目にも明白です。

 今回、前回と小池氏を推薦しない理由を明確にする説明責任は自民党都議団にあるのではありませんか。「自由人」「わがまま」「自己中」だの個人攻撃では納得できません。政治家は程度の差こそあれ自由人で我儘でなくては選挙を戦うことはできないと思っています。

 今回の都知事選は自民党都議団が候補者を擁立する資格などないと思いますし、区長会が雁首をそろえて推薦する茶番を仕組む都議団は、増田氏の悪評以前の問題ではありませんか。

 小池氏は「自民党を離党しない」「議会冒頭解散」発言も自民党都議団の行状を見れば十分に理解できるのではないでしょうか。

 一方、野党統一候補の鳥越氏に至っては、「三つのよし」だの「強い人・ものが嫌い」「人生で一番健康状態が良い」等、何を言っているのか意味不明であり「東京都を衰退させ、安部政権の足を引っ張ること」を目標にされているのでしょうか。 自らの反戦思想を補完する為か終戦時20歳で戦争体験者であるかのような妄想を極めて重要な会見で述べる76歳の要介護老人ではありませんか。

 それにしても理解不能なのは、民進党を初めとする野党です。都政策課題も出生率すら知らず、今から、勉強しますとする候補者をなぜ推薦することができるのでしょうか。

 一般的に政策協議を経て推薦するのではないですか。準備不足などという生易しいものではありませんよ。癌の手術を何回もされた高齢で政治経験のないジャーナリストが人気だけで知事職を4年間全うできると本気で本人及び支持者は考えているのでしょうか。

 医師団の保証位はとるべきではないでしょうか。私は彼より相当若いですが、日々衰えと戦っています。幾つになっても新しいことに挑戦することは素晴らしいことかもしれません。しかし、高齢であるが故に他人に迷惑をかけないようしたいものです。

 参議院選挙でも安部爆走阻止、改憲勢力2/3阻止だのこれって政策ですか。これは安部政権の寄生虫でありませんか。どのような政権であれ、何がしかの天邪鬼的な反対派は必ずいます。

 政党が政策を語らず、ムードに乗って議席を得て報酬を得ようとするなら詐欺師以下ではありませんか。こんな政党に政党交付金が交付されているかと思うと悲しくなってきます。

 今回の東京都知事選は、桝添問題、オリンピック予算超過問題はひとえに都議会議員の問題であり、その中核は自民党都議団問題ではありませんか。

 小池氏が都知事選挙立候補に大義があり、日本政治の成熟度はかる格好のバロメータとなると考えます。

 自民党も民進党もしっかりと政治をしていただきたいものです。



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