寒みぃぃーーー！ 西伊豆スカイライン

一昨日から昨日にかけての話です
スレイプニルさんとナイトツーリングで西伊豆スカイラインを走ってきました
自走を建て前とする二人なのに帰りが輪行になってしまったという珍事です



こんな寒い時期に、ナイトツーリングで西伊豆スカイラインを走ろうなんてアホが居てもいいじゃないですか
本音を言うと、炬燵でぬくぬくが好きなんですけど・・・

待ち合わせは藤沢市湘南台のコンビニ、二人とも早めに揃いました
簡単な補給と装備のチェックなどを済ませて漕ぎ出します　≪23:00≫

防寒装備をしっかりやっているのであまり寒くはありません、今のところは

車の量が少なくなった深夜の国道を進みます
Ｒ467→Ｋ30→Ｒ134→Ｒ1
ひと頃より街路灯の消灯が減った？それとも暗い道に慣れてきた？

道の暗さをあまり気にすることも無く小田原に到着　≪0:50≫

このローソン、ナイトランの時に時々利用するんだけどいつもスタッフの対応がいいんですよね
ローソン　小田原南店　←一応宣伝しておきましょう

交通量も少ない時間なので、そのまま海沿いの真鶴道路を進みます

お馴染みカップルのところに　≪2:00≫

背景に月を入れたんだけど・・・、んーいまいち

今頃はみんな暖かい布団の中？
いやいや、そういう雑念はいけませんね　　伊東着　≪3:20≫

またローソン・・・、特に意味はありませんが
これからの山岳エリアに備えて軽く補給を致します
ライトの電池交換も行ない前方の明るさはバッチリになりました

いよいよ最初の峠“冷川峠”に向かいます
気温は冷えきっているのですが上っていると体はぽかぽかしてきまして、勾配は緩めなので気分的には楽に上れます
暗い道をずいぶん上った山の中で、カーブを曲がるといきなりたくさんの光が出現
ごみ処理工場の灯りです
突然現れる巨大な人工物に異次元の物を見たような気がして、ちょっとたじろいだり致しました
そしてほどなく冷川峠に到着　≪4:30≫

真っ暗
去年一人で来た時はほんとに怖かったデス

今度は下りです
鬱蒼とした杉林の中のワインディングロードを下ります
昼間に来たら、さぞ薄暗いことでしょう
夜だから関係ないけど
下り始めると、上りで暖まった体温も一気に奪われてゆきます
やはり夜は寒いや

やがて山から抜け出て集落に、さらに進んで国士峠方面に左折します
で、自販機で暖かい飲み物を

次の峠、“国士峠”に備えての休憩です

夜明け前の静まり返った山間の集落の中を抜けてゆきます
ポカポカ陽気の中を走ったらさぞ気持ちいい道だろな、などと妄想しながら

そして山道をしばらく上るとやがて勾配が無くなってきまして、そこが峠です
“山火事”・・・じゃなくて、国士峠　≪5:55≫

峠としての雰囲気はあまり感じません
開放的だし、勾配の無くなった道が少しの間続きます
台地のような場所に着いた感じ
それでもやがて道は下りに変わり始めます、峠ですから
スレイプニルさんと私、下りはけっこう飛ばす二人です
が、しかし夜明け前のこの寒さ
あまり飛ばしません、いや飛ばせません寒すぎて
指先が痛いくらいに冷えてきてます、スキーグローブだというのに
湯ヶ島のコンビニに早く着きたい、考えることはそんな事だけでした

計画より50分も早く湯ヶ島到着　≪6:10≫

冷えきった体でコンビニに飛び込みました
「何か温かいものを」
結局は海苔弁当とお茶でしたが
ここから先はしばらく山の上です
昼近くまでの分の補給が必要、それにしてはちょっと少ないか？
それにしても冷えきった駐車場で食べた海苔弁、侘しかったぞ
飲食コーナーがあると嬉しいんだけどな

そうこうしているうちに空が白み始め、やっと朝
休憩も長くなると体はどんどん冷えるので早々に走り始めます
目指すは風早峠
朝の凍てつく空気の湯ヶ島温泉街を走りぬけてゆきました
ちょっと道を間違えたけどね

この頃になると地元の車もちらほら動き出してきて、やっと人間社会に戻ったような感じがしました
今までは社会が止まったような中を走ってきましたから

しばらく山道を上って行くと、日陰の路肩には雪

伊豆半島というと暖かいというイメージなんですけどね、まぁ標高が高いからなのかな
そして空を見ればどうやら曇り
晴れを期待して来たのですが、これでは富士山は無理？
まぁ、しょうがない
あとは風が吹かないことを祈りましょう

そして風早峠　≪8:15≫

視界が一気に開けまして、上ったー！の気分全開です
そして時間に余裕があるので左折して仁科峠までピストンすることに

仁科峠を目指して


仁科峠　≪8:30≫

仁科峠で少し風を感じました
でも北風ではなく南西の風
うん、これなら何とかなるな

再び風早峠　≪8:35≫

薄曇りながらも視界良好、展望は望めました

ここからは、小さなアップダウンを繰り返す展望の開けた尾根道です
従ってご覧の皆様は、最小限の解説にとどめたフォトギャラリーでお楽しみ下さいませ



これから進む道


土肥峠付近からの土肥の海　≪9:25≫


走ってきた稜線




最高点？　標高900M


これから進む道


走ってきた道


空へ向かって


富士山が見えるとすればたぶんこの方角かと・・・、残念！


戸田の港




戸田峠到着　≪10:35≫

この峠までが気持ちのいい稜線の道です
今回も富士山は望めませんでしたね
また来なくちゃな！
富士山は別にしても、暖かい時期に来たらそれはそれでとても気持ちいい事でしょう

実は、ここまで来る途中の休憩で「輪行で帰っちゃおうか」などという会話が二人の間で交わされていたのです
原因はそれぞれ違うものだと思うのですが、二人とも膝を痛めてしまいました
私の場合、前回の時より痛みはやや軽そうでしたがやはり強く踏めません
この状態で箱根を上るのはかなり厳しそうです
一応、沼津まで行き昼食休憩した後の状態で判断することにしました
それにしても、スレイプニルさんが膝を痛めるなんてあまり聞かないことだけど・・・
本人曰く、寒い季節には時々やっちゃうとのことでした

戸田峠を戸田側に下り、途中の分岐を右折で真城(さなぎ)峠に上り返します
真城峠　≪11:00≫

真城峠からの下りは拡幅された走りやすい道
一気に西浦の海岸線に下れます　≪11:10≫

山の上をずっと走ってきて、今度はいきなり海岸沿い
素晴らしい変化です
あとは沼津までずっと平坦路、楽でいいですね
途中で自販機休憩を１回入れて沼津港に向かいます

沼津港に到着　≪12:15≫
いくつかの店頭のメニューを覗いた結果“たか嶋”という店に決まりました
注文は　たか嶋定食　　　９９７円也　　微妙な端数が・・・

量が少ないかと思いきや、これでけっこう満腹でした
新鮮な魚が美味しかったです

で、輪行の話ですが
この頃にはもう輪行する事にほぼ決まっておりまして・・・
いつそうなったんだろう？？？
一度気が緩むと、あの三島から箱根峠までのR1を上る気にはなりませんしね
まあ、その為に輪行袋を装備してきた訳だしそれでいいのです

はい、JR沼津駅　≪13:15≫
　　
小田原からは再び自走しようかな、などと思いつつ切符を買う段になって
小田原と藤沢では５００円位しか違わないのかぁ
という事で藤沢まで輪行決定です
スレイプニルさんは戸塚まで、その後はバス輪行とかでビアーな人になってます

いい顔してますよ

熱海で乗り換えまして、１５時頃に藤沢到着
あと僅かですが一応自走しました

すると、これから境川CRという辺りでSLENDERさんのお出迎え

そして境川情報センターで、これまたお出迎えのかいちさんと合流できまして今回のナイトツーリングが終了しました
お二方ともお出迎えを有り難う御座いました
辛いツーリングでしたが、お二人に会えて和みました

今回も膝を痛めてしまった西伊豆スカイライン、いつか又行きますよ
富士山を眺めにね

それにしても次の週末は下田の水仙の予定です
それまでに膝が完治するかな？
それと天気が思わしくありませんねぇ
大丈夫？




湘南台～大磯～小田原～熱海～伊東～冷川峠～国士峠～湯ヶ島～風早峠～仁科峠～風早峠～土肥峠～戸田峠～真城峠～西浦～沼津港～沼津駅　(輪行)　藤沢駅～湘南台
192.1km　　(Mx57.9,Av16.8)