大空に、深呼吸・・・・ふぅ~~

小さい幸せを、感謝しながら、コツコツと前進しましょう~そんな年代です。

従業員Y君…

2020-10-18 | 日記
まだ、続いてます。

一通り、朝晩の作業と昼の給餌が、仕事で、出来るようになりました。

が…

たま〜に、牛の事故や牛舎の備品の故障等が起きた時などの彼の様子が…


他人事


自分には関係なく、自分の仕事をさっさと片付けて帰りたい……的な様子が伺える


そんな…感じ。


で、どうしたら、自分の事として動けるか❓

考えました。

まず、本人に考えさせてやって貰う。





外牛舎の牛を運動場に追い込み、順に搾る枠へ入れる。

今までは、私が手の掛かる、初産後の最初の搾乳や病気の牛、暴れる牛を担当していましたが、力づくで紐で縛ったりなど、体力がいるので、Y君にやってもらうことにしました。

それには、運動場で待機している牛の耳標を見てどこの枠に入れるか、考える必要がありました。
それも、私がしてたので、彼に交代

すると、全ての枠の順番や何号牛を入れるタイミング等を 考える様になりました。

若いので、吸収が早い。

そこで私が「何号牛を入れる❓」と聞くと
Y君 「◯◯◯番牛です。」と即答
三桁の番号ですが、判別出来るようになりました。

私「そろそろ、この牛、乾乳だけど、12月22日予定日だよ、いつ乾乳する、Y君❓」

搾乳牛は、人間と同じ十月十日の妊娠期間です、乳は、出産前2ヶ月で乾乳(搾るのを止める)お腹の中の子牛の為です。

酪農の一番大切な事

まずは、種を付ける事、発情を素早く見つけて受精させ、出産させる。
出産なしに搾乳はありえませんから。

なので、発情牛を見つけるのも、重要

それも、よく観察して、報告してくれる様になりました。

なるべく、考えて、責任をもたせる、あるいは、一緒に経営している、と言う意識を持たす。

なのか分からないんですが、我々が気付かない牛の異変や、餌の食いつきや残し等も把握して、知らせてくれるようになりました。

有難い❣️


そして、何より、良くなったのが、会話


本当に腹の底から、大笑いする姿が見られる様になったんです。

あれほど寡黙で…小声の…青年が…


最近では、私は彼の事をボス❣️
私が助手…な、関係です。













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