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sha la la でいず♪

しっけーの♪sha la la♪な毎日を気ままにおすそわけです

「おいしいコーヒーのいれ方」Vol.Ⅱ~Ⅵ by村山由佳

2005-03-13 23:52:55 | 
1月16日以来、2か月ぶりのカテゴリー“本”です
ほんとは1週間に1冊のペースで行けるハズだったのに、倍もかかってしまった
途中、ⅣとⅥをすっかりまちがえ、
でも、これって見てすぐ4だ!6だ!って区別できます?
あわててⅣを買いに本やさんに走ったりしましたが…

一気に読んでみて、この「おいしいコーヒーのいれ方」シリーズ、人気なのがとってもよくわかりました
だれもが恋をすると、こんな気持ちになるよねって心の動きがせつないほど表現されていて、つい主人公のショーリくんに感情移入してしまった…
想像力ないあたしでも、まんが本読んでるみたいに、そのシーンが思い浮かんできました

このペースでいくと、ショーリとかれんの物語はいつまで続くんだろう?って感じなのですが、文庫化されるのは1年に1冊みたいなので、今年のⅦがとっても楽しみです

「キスまでの距離」 by村山由佳

2005-01-16 00:40:49 | 
夕方から雪になりました
このまま夜じゅう降りつづくと、また積もりそうです

こんな日は、おこたにあたって、ぬくぬく大好きな本でも読んでいたいけど、
きょうは何だか気分が盛り上がって、ずっと部屋でバタバタお片づけのようなことをやってました~
でも、まだまだ道のりは険しいよ…

村山さんの“おいしいコーヒーのいれ方”シリーズvol.1のこの本を読みました
ショーリとかれんの恋のプロローグ
片想いの、相手の気持ちがわかるまでの不安な心配なドキドキした気持ちの動きがいっぱいつまっていた
もう、こんな気持ち、あたしは何年も味わってないなぁ かと言って、現実に恋愛してみたいわけぢゃなく^^ あたいには恋愛って合わないんだな
これから、ショーリとかれんがどんなふうにいっしょの時間を過ごしていくのか楽しみぃ☆
村山さんのことだから、ただただ幸せな日々のお話じゃないんでしょうけどね
でも、高校生の頃の5歳の差って、今の倍ぐらい年の差を感じるよな~

「High and dry(はつ恋)」 byよしもとばなな

2005-01-09 20:09:19 | 
ばななワールド大好きです
自分の普通の生活とは、かけ離れた設定のお話ばかりだけれど、
だからこそ、主人公の気持ちに引き込まれていく
それに、必ず物語のどこかに、きらりんと光る言葉がある
そんな言葉を見つけるたびに、その物語が好きになる

先月から2年越しで読んだ、この「High and dry(はつ恋)」は
そんなきらりんと光る言葉が、宝石箱のようにちりばめられたお話だった
ばななちゃんのお話は、いつもずっと“せつなさ”がベースになっているけれど、
「私にはめずらしく、とても幸せな小説を書きました」とご本人が帯でコメントされているように、
その向こう側に見え隠れする“せつなさ”がありながらも、
幸せがいっぱい感じられ、希望に満ちあふれていた
それはそうだよね、14歳の女の子が初めて恋をするお話なんだから
でも、なんて大人な14歳なんだろう?って思った
自分のまわりの人たちと、きちんと向き合って、理解して、いい関係をつくっていく
あたしなんて今になっても、こんな大人ぢゃないよぉ

「この冬は、1回しかないから、あまりたくさん気持ちを移しかえてしゃべりたくない、そういう気持ちだった。
 しゃべるとどんどん消えてしまうものと、増えていくものがある気がする。」
「このふたりに好かれている感じがする…私はちょっとどきどきした。きっと同じ言葉をしゃべれる人だと、ふたりは思ってくれたんだ」
「私はいつまでだって、こういう小さい奇跡を探し続けていくんだから、と思ったのだ。それが私の戦い、それこそが私の人生なのだからと。」
もっとたくさんあるけれど、あたしに響いてきた宝物の言葉たちです

そして、この本は、イラストが何とも言えず、明るくてかわいい
中のページはもちろん、本体の表紙も、カバーも、カバーの裏も、表紙をまくったところのカバーも…!
いずれ文庫化されるのでしょうが、この本はハードカバーがゼッタイおすすめです

ふと本棚を見ると…

2004-12-31 00:33:59 | 
積み上がってました!
今年、読もうと思って買っておいて、“つん読”ままの本の山が×××
ひゃ~

ハードカバー7冊+文庫15冊+読みかけ1冊
それに、洋ちゃんのスープカレーの本!
合計24冊でしたん×××

反対に読んだ本は、きっと10冊にも届かないかもしれないなぁ
あ~、情けない
このごろ移動の電車の中も、MD聴いてずっと“ひとりLIVE”してるしなぁ…
夜も寝る前になんて、とても本なんて読める状態ぢゃないし…

来年は、「趣味:読書」と、ない胸張って言えるようがんばろ~っと

モリー先生との火曜日

2004-12-11 20:06:31 | 
やっと読み終わりました
長々、知り合いから借りっぱしてしまった…

とあるグループで、毎年、昇任された方に本をプレゼントするのが恒例になっていて、
今年は、社長おすすめのこの本
社長がどんな本を読んでいるのかと思い、貸していただいた

お昼休みに届けてくださったので、その手で読み始めたのだが、
…これは、やばい… 涙出てきちゃった…
そんなわけで、会社では読めないなぁと思い、うちで読むことにした

難病に侵され、死を目前にしたモリー先生の最後の授業
だんだんと動かなくなっていく体を自覚しながら、
人と会い、人と話し、人の話を聞いて、
「私は幸せだ」「楽しい」と言い切れるモリー先生
どうすれば、こんな心の持ち主になれるんだろうか
読み進みながら、私もモリー先生の“人生の意味について”の講義を聞いているような気持ちだった

夜、寝る前に1章ずつ細切れに読んだので、もう1度一気に読みたい
自分では決して選ぶことのないジャンルの本も、どんどん読んでみなくちゃいけないんだなぁと実感した

「片想い」 by東野圭吾

2004-11-28 19:17:10 | 
バリ行きの飛行機のお供は、これ!
東野圭吾さんの「片想い」

えらい厚い文庫本なので、8時間のフライトにちょうどいいかなぁと思って選んでみた
それに、タイトルが甘い感じだったので、
「秘密」(バス事故で、娘のからだに母の心が入ってしまう話)と似たテイストかなと思って…

見事に裏切られた…
性同一性障害をメインに扱ったミステリーで、
読み進めるうちに、これから南の島のリゾートに向かう人の読む本じゃなかったな~と思いっきり反省した
ばななちゃんの「アムリタ」(これはサイパンの話だけど)にしとくべきだった…

ま、それは別として、やっぱり東野さんのミステリーは、おもしろい!
やめられない止まらない状態で、あっとゆー間に614ページ読み切ってしまった
テーマがテーマなので、たびたび出てくるエッチなシーンには閉口したが…
でも、今でこそ性同一性障害って金八先生で認知されるようになったけど、
これ書かれたの5年も前のことみたいなので、東野さんの着眼力とゆーか先見性ってすごいんだなぁと思った

あたしは、女に生まれてきて心からよかった~!と思っているから、
まったく気持ちわからないんだけど、
もし、まわりに悩んでいる人がいたら、どうしてあげればいいのかと考えさせられた

「天使の卵」 by村山由佳

2004-10-31 18:53:27 | 
やっと、カテゴリー“本”に書込みできる~!
ほんとは、ハリポタ第5巻を入れるつもりだったのに、機会を逸してしまった
↑決して、読むの途中で挫折してしまったわけではありませぬ… 念のため

今年になってから読むようになった村山由佳さんの、新人賞を受賞した作品です
や~、も~、思いっきり“せつな系のラブストーリー”
こんなこと現実の世界ではありえないだろと思いつつ、小説の世界だから許せる
でも、小説やドラマだからこそ、これでもかっ!のハッピーエンドがあたしは好きなので、
こーゆー終わり方はかなりだめでした…

けど、村山さんの文章は、あたしにとってはすんなり入ってくる読みやすい文なので、
これからも、いろいろ読みたいな

ちなみに、この前に読んだ村山さんは「すべての雲は銀の…」でした
文庫本2冊の長編だったけど、一気に読めちゃった