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sha la la でいず♪

しっけーの♪sha la la♪な毎日を気ままにおすそわけです

「懐かしいごちそう 新しいごちそう」 by 小林カツ代

2005-09-17 16:04:42 | 
お料理の本と、こんなに正面から向き合って読んだのは初めてです
いつもは、コラムなんてすっとばして、レシピのとこだけさらっと見るだけなのに…
も~、おなかグ~グ~鳴らしながら、読みましたよ
カツ代さんが、そのお料理についてひとつひとつ、愛情ある言葉で語られ、お料理のポイントについてお話されているのですけど、
読みながら自然とその口調が耳の中に聞こえてきたのが、なんか笑えました
お料理のプロセス写真もいっぱいで、たまには気合い入れてお料理してみようかなぁ~なんて思ったり…

「料理はぜったい美味しくあるべきなのです。それには腕を磨かねばなりませぬ。どうでもよく作るとどうでもよい味になります。心して素材と向き合い、火に向き合うのです。」
「ごちそうとして出せる域に達するふだんの料理を作れる人はそう多くはいないのですよ。」
「私はふだんの生活を一番大事にしたのです。…さぁ、ふだんの食卓こそ、「ごちそうさま」って言われるにふさわしくおいしく作りましょうね

カツ代さんからのエール、受けとめなくては…っ!

「死ぬまでにしたい10のこと」

2005-09-14 00:25:32 | 
2003年の映画「死ぬまでにしたい10のこと」
23歳のアンは、母親の家の裏庭にあるトレーラーハウスで失業中の夫と幼い2人の娘と暮らし、時間に追われる忙しい毎日を送っていた。だがある日、彼女は突然腹痛に襲われて病院に運ばれる。そして検査の結果、医師から余命2ヵ月の宣告を受ける。若さのせいでガンの進行が早く、すでに全身に転移してしまっていた。アンはこのことを誰にも打ち明けないと決意し、ノートに死ぬまでにしたいことを書き出していった。それはちょうど10項目になった。そしてその日から、彼女はその秘密のリストを一つずつ実行していくのだった…。
というお話です
見ようと思いつつ、これまたしっかり見逃してしまいました…
(ついでに、この夏公開の「皇帝ペンギン」、ゼッタイ映画館のでっかいスクリーンで見るぞっ!と思っていて、せっかく甲府にも来てくれたのに、しっかり見逃しました

で、この本は、映画の原作本ではなく、映画の主人公のように命の期限がわかったら、
何を思い、何を考え、残された時間のなかで何をしたいか…
齋藤薫さん、角田光代さん、MAYA MAXXさん、横森理香さん、倉田真由美さん、八塩圭子さん、酒井順子さん、しまおまほさん、谷村志穂さん、室井佑月さんの10人の女性が語っています

中でも、あたしがいちばん共感したのは、『負け犬の遠吠え』を書かれた酒井順子さん!
「…私には“どうしても死ぬまでにやっておきたい”ことなど本当は無いのであって、それは余命が1年であっても1か月であってもおそらく同じ。
 命が限られている時にやりたいことがたくさん思いつく人というのはおそらく、次世代へつながるもの ー子どもであるとか事業であるとかー を、残している人なのでしょう。…」

う~… まさにそのとおりっ
あたいみたいに、お気楽に自分の好きなことやりたいようにやってたら、
命の期限を切られても、ごく当たり前のふだんどおりの生活ができれば、それでいいんだろうなぁ…
スタ☆レビのLIVEには、行けるだけ行きたいっ!って思うとは思いますが
あっ!でも、たったひとつだけやっておきたいことがあります
それは、部屋をかたづけておくこと!
あんなゴタゴタな部屋、見られるのも恥ずかしくて死んでも死にきれないし、人にかたづけてもらっちゃったら申し訳なさすぎです

とゆーわけで、きのうもきょうも、ちょっとずつおかたづけしてみましたが、
モノが多すぎて、ぜんぜん思うようには進みませぬ…

「ほぼ日刊イトイ新聞の本」 by糸井重里

2005-09-07 18:26:45 | 
「ほぼ日」大好き&darling大好きですっ
ひとつひとつのコンテンツがとっても読みごたえがあるので、ほぼ毎日“今日のダーリン”とメニューだけはのぞくようにしていますが…
きょうから、いよいよ毎年のスケジュールのおとも=“ほぼ日手帳”の2006年版の申込みが始まり、もうどれにするか心は決まっているので、早く申込みたくてUZU×2してるとこです
“ほぼ日グッズ”は、この手帳をはじめ、ほぼ永久紙ぶくろ、ハラマキ、Tシャツ、パーカー… 愛用してるものばっかり
すっごく心にグッとくるグッズばっかりで、さっすがdarlingですっ

で、そんな“ほぼ日”の社史と今が手に取るようにわかる『ほぼ日刊イトイ新聞の本』読んだら、ますます“ほぼ日”をのぞくのが楽しみになっちゃいました~
やっぱ、つくり手が楽しんでやってないと、伝わりませんよねっ☆
あたいもがんばろっと!
darlingには、これからも、い~っぱい楽しいしかけを期待してますっ

って、ぜんぜん本の感想になってないですね…


「わたしの台所手帖 119のメモ」 by平松洋子

2005-08-31 11:10:03 | 
ここ何冊か恋愛ものを続けて読んでしまい、すっかりお疲れあそばしてしまったので、
かる~くエッセイなど読みたいと思い、集英社文庫“be”シリーズにいってみました
このシリーズ、文庫本とはいえ、表紙も中の紙もしっかりしていて、フルカラーで写真もたっぷり!
それに何より、字が大きくて読みやすいのが大好きです
おしゃれなのに、生活に密着したお役立ち情報がいっぱいなのも、と~っても魅力っ

実は、平松洋子さんって、ぜんぜん知りませんでした
でも、読みすすめるうちに、本当に“食”と“生活”を心から楽しまれている方なんだなぁ~とわかり、いろんなことを教えていただいて、あたいの暮らしの中にもぜひいかしたいっ☆なんて思ってしまいました
トクに、よけいなことをしないのも、ひとつの料理法ですのところは、ほんとに勇気を与えてくださりました~!

“素材の持ち味を生かすための、ごくシンプルなたったひと手間、わずかなふた手間”

これを、あたいのお料理の基本にしたいと思いますっ

「薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木」 by江國香織

2005-08-20 15:56:41 | 
「冷静と情熱のあいだ ~Rosso~」何回もくり返して読んでしまうほど、江國ワールドに魅きこまれ、ほかの作品もけっこー立て続けにいろいろ読みました
でも、読んでいくと、だんだんその独特の世界についていけなくなり、「東京タワー」読んで以来、江國さんの作品からはちょっと離れていました

で、何年ぶりかで読んだこの作品は、江國ワールドの魅力と完成度の高さを味わわせてくれました
ひとつひとつのセンテンスが短く、たたみかけるように次々と展開する何人もの主人公のストーリーに、ページを読み進めるのが本当に楽しかったです
エンディングも、この主人公たちのお話はこれからもずっとずっと続いていくんだなって感じさせる、余韻の残る終わり方で、自分の中にしばらくその人たちがいるような感覚…
江國さんの世界に、すっかりハマりこんでしまいましたね
淡々と歯切れのいい、江國さんの文も大好きです
江國さん作品、また復活させたいと思います

「夜明けまで1マイル」 by村山由佳

2005-08-07 11:30:23 | 
またしても、あたいが“恋愛体質ぢゃない”こと実感させてくれた1冊です
主人公の涯と、幼なじみでありバンドのメンバーであるうさぎの恋についての会話
「誰かを好きになるのってさ、化学反応みたいなものだと思わない?ほら、化学の実験でよくやったじゃない。試験管の中身にスポイトで別の液体を加えると、一瞬で違う色になったりさ。ブルーの液に透明なのを加えたら、サーッとピンクに染まっちゃったり。ちょうどあんな感じ?誰かのこと好きになると、自分が今までとは全然ちがう色に染まっちゃうでしょ。…」
あたいは、全部がぜんぶ、自分の色が変わっちゃうなんてゼッタイにイヤです
自分の色は自分の色、変わりたくないし変えられたくない…
その人との接点だけが同じ色になっていればいいんじゃないのかな~って思います
それに、たぶんそういう人は、もともと心の色がおんなじ感じなんじゃないかなぁ…
でも、いつでも“自分らしさ”にこだわっているうさぎが、恋に関してはこんな発言するのかな?ってことがすごく不思議な感じがしました

タイトルの「夜明けまで1マイル」は、涯とうさぎのバンドの、初めてのバラード曲の中の歌詞の1節です
さらにその歌詞に“夜明け前の闇がいちばん深い”という言葉があり、浮かんできた空の色は…
もう何年も前、冬になると、まだ夜が明ける何時間も前から起き出してスキーに出かけていた頃に見た、夜が明るい朝にだんだん溶けていく、言葉にできないぐらいきれいに変化していく空の色
自然の色の美しさを実感した瞬間でした…
このごろ、そんな時間にめったに起きないからな~

「おいしいコーヒーのいれ方Ⅶ 坂の途中」by村山由佳

2005-07-30 00:14:13 | 
一気に読んでしまいました
ショーリの落ち込んだ気持ちが伝わってきて、心がとっても痛かった…
こんな気持ちになっていた頃あったよな~なんて思いながら…
でも、ショーリもかれんも、今思っていること考えていること、これからどうしていきたいのか、
きちんと言葉にしてわかりあって、ちゃんと前に進もうとする
だから、このお話のタイトルは「坂の途中」なんですね

そして、村山さんの『文庫本あとがき』に、とても共感をもちました
人と会ったり話したりするのはとても楽しいけれど、“基本的にひとりが好き”というところ
ショーリが“仲間と普通のつき合いをしていても、めったなことでは相手を自分のテリトリーに入れようとしない”ところ…
あたしにも、自分の中に境目がはっきりとはわかるわけではないけれど、壁があります
その中に入ってこられることはとっても苦手だし、あたしも相手のそんな大切なところには踏み入りたくない…
ある程度距離を保ったつきあい方をしていたいです
だから、恋愛体質ぢゃないのかも


「龍時」01-02・02-03 by野沢 尚

2005-07-29 00:05:11 | 
Yちゃんから教えていただいた本格的サッカー小説「龍時」
野沢さんって、サッカー選手だったのかな?ってぐらい、選手目線の描き方で、
試合中の選手たちの中に混じって、まるでピッチの中にいるように感じられました
ま、私には技術的な面はほとんどわからないので、サッカーしてる人たちが読んだら、本当にたまらなくおもしろいんだろうなぁ
実際のサッカー選手がそのまま出てくるところも、とっても現実感とか物語への親近感を出しているし…
16歳で単身スペインへ渡ったリュウジが、選手として人間として男として、これからどんなふうに成長していくのか…すごく楽しみなのに、もう次の03-04しか読めないのですね 残念でたまりません
きっとこのお話は、野沢さんじゃなきゃ書けないんだろうし

「ぼくセザール 10歳半 1m39cm」

2005-06-28 00:13:32 | 
お子さま目線の本が続いてしまいましたが…
去年、この映画見に行こうと思っていて、見逃してしまったので、原作本読んですっかり映画見たつもり~っ

主人公・セザールの日記を読んでいるようなテンポのいい展開で、子どもらしい話のオンパレードで、
と~ってもおもしろくって、何も考えずに、あっとゆー間に読めちゃいました
トクに、ある日お父さんのところに警察官が来て何やら話をしていたかと思ったら、
その翌々日に黒い革ジャンを着た“目つきの悪い男”がお父さんを迎えに来て、お父さんは一緒に出かけしばらく帰ってこないという
その事実だけをつなぎ合わせて、「お父さんは刑務所に入れられちゃった」と考えてしまうところが何ともほほえましくて、
すっかりセザールのファンになってしまいました
映画は、どんなストーリーになっていたのか、DVD出てたら見てみようかなぁ~
続編とかもぜひ出してほしいです

「キッドナップ・ツアー」 by角田光代

2005-06-26 23:58:29 | 
直木賞作家・角田光代さんの平成10年の作品です
ほんとは、受賞作品の「対岸の彼女」を読んでみたいなぁと思っていたのですが、
あえて別の作品を読んでしまうのが、あたしの素直じゃないところで…

私(ハル)は、夏休みの初日、2か月ほど前から家を出てしまっていたお父さんにユウカイ(キッドナップ)され、
お父さんと一緒に冒険旅行のような貧乏旅行のような旅をするハメになるのですが、
どうしてお父さんが私をユウカイしたのか、お母さんと取引きをするシーンは出てくるのに内容が明かされず、最後までわからなくて、それがとっても気になってしまいました
でも、お父さんはきっと、自分の娘といっしょに密度の濃い時間を過ごしたかったんじゃないのかなぁ…
子どものころの父と娘って、ほんとに恋人以上ですもんね
どんなことをしても、お父さんがいつも無条件で守ってくれる…それはきっと、親が親である限り、子が子である限り、変わらないものなんでしょうけど…

子どものころ、父と夜ドライブするのが本当に楽しみだったこと、くすぐったく思い出しちゃいました

「翼 cry for the moon」 by村山由佳

2005-06-18 00:31:51 | 
このごろのあたいにしては、けっこー早いペースで読み終わりました
とゆーのも、5/29の反省を生かし、先週東京へ行く電車の中は読書タイム
これで、一気に読めてしまいました

巻末の解説で
“本書で僕らは主人公とともにいくつもの別れを体験するけれど、読後に押し寄せるのは不思議と静かな幸福感である。それはどんなに苦しくても辛くても、人生は生きるに値し、悲しみ以上に喜びが多いことを力強く教えてくれるからだろう。いい小説だ。とてもとてもいい小説だ”
と書かれているように、人種差別やトラウマ、児童虐待などの問題なども要素に取り入れられ、とっても読みごたえのある物語でした

区切り区切りに挟み込まれる少年と祖父とのシーンは、どんなつながりがあるのかまったくわからず、最初のうちきちんと読んでいなかったけど、
話を読み進むうちにやっと理解できて、けっこーポイントになる部分だったんだなぁ~とあとからじわじわ納得できました
クライマックスでは、次々と場面が切り替わり、スリリングな展開になっていたし…
なぜ「翼」というタイトルなのかも、理解できました

主人公は、“真冬”という名まえであるがために、子どもの頃いじめられたこともひとつの原因で、日本人であることを嫌っていたのですが、
とってもすてきな響きの名まえですよね…
そうゆー名まえだからこそ、あったかい人のような感じがするのに…
母親とのうまくいかない関係は、とっても心が痛かったです
でも、いろんな経験をして、いろんな出会いと別れをしたことで、自分の過去ときちんと向き合い、母親に会いに行こうと決心した真冬の強さに、何だかほっとして、物語が終わりました

「なんくるない」 byよしもとばなな

2005-06-06 00:09:41 | 
沖縄を舞台にした4つの物語「ちんぬくじゅうしい」「足てびち」「なんくるない」「リッスン」が入っています
どれも、日常の暮らしを離れ、沖縄という場所そのものに癒されるお話…
とくに、本のタイトルにもなっている「なんくるない」
“なんてことないよ。どうにかなるさ。大丈夫だよ。”という意味の沖縄の言葉です
離婚したことで、いろいろなことに傷つき、自分に自信をなくしてしまった主人公が、沖縄で恋に落ち(とゆーか、落ちられ)自分を取り戻していくお話なのですが、
まだ日常の暮らしの中にいた主人公が、本屋さんで一方的に店員さんに怒鳴られるくだりは、
このごろ、世の中の人たちがいつも何かにイライラしている状況をよく表しているような気がしました
前の職場は、人と接する仕事だったのですが、こちらは何も悪いことはしていないし言ってないのに、突然怒り出す人が大勢いました
きっと何かに疲れ、人にはわからない何かがきっかけで、それが爆発してしまうのですよね
あたしもおこってばっかりいるときは、そんなときなのかなぁ…
この本を読んでいると、沖縄へ、南の島へ行ってのんびりした~いっ!って思ってしまいます
でも、あたしには、ここでの日々の暮らしのなかに、癒されることも、小さいけれど幸せを感じられることもいっぱいあります
だから、いつもなんくるないです

「人間ってそんなにはがんばれないものだから…。
 そして、がんばるために生まれてきたわけじゃないから。」

「ガラスの仮面 千」

2005-05-21 11:57:57 | 
先週、大阪の本屋さんで見つけ、帰ってきてそっこーGET!
あっちゅー間に読んでしまいました…
普通の本もこれぐらいの勢いで読めたらいいのになぁ~
やっぱ、おもしろかったですっ!

もうどこまで読んだのかさえすっかり忘れてしまっていたので、
話の内容なんてゼンゼン覚えていない状態で…
こんな話だったんだ~っ!とっても新鮮な気持ちで読めました
早く次が読みたくて×2なのですが、この別冊増刊号というような形で次も出るんでしょうか?
次の発売予定何も載ってないので、ちょっと心配
アニメも今やってるのですね~!
見てみよっかな

「ノルウェイの森」 by村上春樹

2005-05-09 23:59:46 | 
「ノルウェイの森」は、ベストセラーになった何年もあとになって、友だちから借りて読んだことがあります
でも、あたしには、どうしてこのお話がこんなにも人々の共感を呼ぶのか、正直、ぜんぜんわからなかった…
どうして、こんなに身近に自ら命を絶ってしまう人ばかりいるの?
どうして、こんなに簡単に好きでもない人とできちゃうの?
そんな印象ばかりが残って、あたしの中では好きではない物語でした
確かに、“春のくま”とか“休日には「ねじ」を巻かない”とか、心に来る表現はいくつもあったし、読みやすかったけど…

で、今ごろになって文庫版を見つけたので、今の自分が読んでみたら、どんなふうに思うのかと思い、もう一度読んでみることにしました
(最近、本屋さんで見たときは、あのハードカバーと同じ赤と緑の表紙の文庫版だったので、カバーはずしてみたら、ちがう表紙で、“あれ~っ???”しばしぼーぜんとしてしまいました

あたいは、まったく成長していないのか… 
最初のときとまったく同じ感想でした
やっぱり、あたしには受け入れられないです 
主人公に感情移入することはできませんでした
恋愛体質じゃないからかなぁ…
こんなに、身近で、自ら命を絶ってしまう人ばかりいたら、やってられないよなぁって思いました
ただ、ビートルズの「ノルウェイの森」って、どんな曲なのかなぁ?って聞いてみたいです

「ICO イコ ー霧の城ー」 by宮部みゆき

2005-05-02 00:01:23 | 
ごぶさたしました カテゴリー「本」!
実は、これ、もう4月の初めに読み終わっていたのですが、
書くタイミングを逃してました…

宮部さんの作品は、「模倣犯」ですっかり宮部ワールドのとりこになり、一気に読みあさりました
時代ものよりも、短編よりも、長編小説のミステリーが、あたしはいちばん好きです

この「ICOー霧の城ー」は、ゲーマーの宮部さんらしい“RPG”ものです
最初のうちは、情景がよくわからなくて、あんまりおもしろくなかった…
(あたいは、RPGって苦手だからかな?)
でも、3分の1ほど読んで、だんだんナゾが解けはじめてくると、
次を読むのが待ちきれなくて、時間を見つけては夢中で読んでいました
久しぶりに読書の楽しさを味わわせてもらった1冊でした

なんか、宮部さんの本、いろいろまた読み直してみたくなりました