あ「とゆーことで、そんな元気の素、これがですねぇこの集大成 25周年記念して発売されました、スターダストレビュー『HOT MENU』2枚組」
か「これさ~、2枚組2500円1曲100円だよ」
あ「それにまず驚く」
か「ダウンロードするより安いんだよ」
あ「だいたい、今、ダウンロードって150円以上ですもんね」
か「あ、そうなの えっ、もうちょっと高くしときゃよかったな」(笑)「ま、ダウンロードを超すってのがいちおう俺の目標だったんでね
ま、ベストアルバムだし、入門編としてはこういうアルバムがあるといいなと思ったんだよ
僕はね、たとえば、自分たちは、ストーンズとクラプトンと一緒にするのはおこがましいけど、
基本的に長いことやってるアーティストって、たまたまそのときに知ったら、何を聴いていいのかわからないわけ
そんなときに、ベストがあると便利なんだよね これから入っていこうかなって
だから、僕は入門編で、ふだんずっとスターダストレビュー聴いてる人にとっては、このアルバムはどうでもいいのかもしんない
だけど、これからもっといろんな人たちに聴いてほしいと思うから、なるべくお安い値段で、
こーゆーアルバム、こーゆーバンドを、こーゆー音楽をやってる人がいるんですよってのを実現したかったんだよ
あ「なるほどねぇ whiteとredという2色に分けたディスク1ディスク2で」
か「そう、紅白のwhite、red、
ワインに見立ててね、時とともに熟成していく赤ワインに見立てた古めの曲を入れたred side
新しめの曲を入れたwhite side とゆーふうに分かれているんですけどもねぇ」
あ「でも、確かに、僕は価格がびっくりして、すごいコストパフォーマンスだと思って
確かに導入編というところで言うと、今おっしゃってる意味がわかる気がするんですよね
どのアルバム聴いていいかわかんないという初心者の方の方が多いから…」
か「で、やっぱり時代とともに多少音がちがうから、このへんの音を聴きたいなと思ったら、そっからアルバムに入っていってくれるかどうか
僕も、ほんとにCD聴くの好きだから、いまだにずぅ~っと小学校の頃から音楽聴き始めて、ぜんぜん、こう音楽を聴くっていうことだけは何も変わってないってのはすごいよね 音楽ってのはね
自分で、ベストアルバムしか持っていないアーティストもいるの
それから、ことごとく集めている人もいれば、そのベストのいい曲が入ってる時代の数枚を持ってるアーティストもいるんだよね
それは、このアルバムを聴いたときに、あなたがね、スタレビはベストアルバムだけでいいやって言うか、それとも、じゃぁ何年か前のこのアルバムを聴いてみようか、
そのために僕たちはどういう努力をしているかっていうと、これが30枚めのアルバムなんですけど、1枚たりとも廃盤にしない
今、30枚どこでも買えるんです どれも、いちおうね
廃盤にしない なぜならば現役だから、やっぱりライブでやったときにあの曲はどんなアルバムに入ってんだ、
それをライブで聴いていいなと思った人が聴けないって話になったら、かわいそうだなって思うんだよ
だから、何とかレンガ盤(?)とか作って安く今までのアルバムを全部出せるようにしている」
あ「なるほどねぇ 前のアルバムとかっていうのは、ライブバージョンとかボーナストラックを入れてちゃんとやられてるじゃないですか」
か「それぐらいしないとな」
あ「それもすごいなぁと思うし」
か「僕は、でもね、実はね、ボーナストラックとか入れるの好きじゃないんだよ ほんとはね、アルバムとして完成されてるものだから
でも、その当時ぐらいの別の音源を聴いてもらうのもいいのかなぁと思ってはいるんですけどね」
あ「ほっんとねぇ、僕らにとって、バイブル
今ね、いろんなミュージシャン、たくさんミュージシャンいるんですけれども、やっぱりね、僕も含めて、この精神を継承していかなければいけないと思うんですよ
だから、かなめさんがやってるそのスタイルって、当たり前のミュージシャンの姿で、でもそれがやりたくてもできない人たちが多いし、
それって、なんかパワーが足んないのかなと思って」
か「俺はそう思う
あのね、結局、音楽、僕らいちばんきかれることで、どうやったらバンドが続くんですか?って言われるわけ
バンドなんていうのは、誰かがやめない限り、誰かがやめたって言わない限り、続くんだよ
毎年、たとえば1月1日に契約更新しているわけじゃないわけ 自動更新なんだよ、俺たちは 来年も…って
来年どうしますかってきかれて契約するわけじゃないから、そうすると、誰かかがやめたって言わない限りバンドって続くんだよ
でね、その続かせ方っていうのは、何を目標にしているかわからない それはたとえば、テレビに毎日出ることを目標にしているのか、アリーナツアーをやることを目標にしているのかわかんないけど、
今できる音楽のスタンスがあるじゃんか、これを続けてけばいいんだよ
それで、これが自分の目標に少しでも届くように
僕らがそうだった、81年にデビューしたとき、「すっげぇ売れるぞ」ってみんな言われたわけ「おまえら、あしたから街歩けなくなるからな」って言われるわけ
とっころがさ、アルバムもシングルも同時だった
これもまたちょっと長い話があるんだけど、アルバムとシングル同時じゃないと俺たちはデビューしないってレコード会社に言ったんだよ ばかだろ~
俺たちの好きなアーティストは、みんなそうやってデビューしてたんだよ
だから、向こうはシングルを出して、ある程度名まえを広めてアルバムを出した方がゼッタイ売れますからって言ってたんだけど、
俺たちは同時じゃないとダメだって、そんなシングルだけ売るようなアーティストにはならないって
そしたら、案の定、両方コケて (東野さん・笑)
で、しょーがない、これは売れないんじゃん とにかくライブやるか
で、ライブやったらウケたわけ
最初は10人とか15人だよ 次になったら30人、40人、50人ぐらいになるわけ
で、その3年間ぐらいライブだけまわってるわけ お客さんすっごいウケるんだよ
やったぁ~ こりゃすごいいいバンドじゃん、うちは…と思うんだけど、
CDとか、アナログ盤だけど、出てない、レコード会社も事務所も、こいつらもうだめだなって思ってたんだって
たまたま『夢伝説』って曲がCMソングになって、そこから全国ツアーができるようになったけど、
それまではライブだけで食ってたね いや、食えてなかったのかもしれないけど、そのスタンスに合わせて、
今までだってそうだよ、ライブやってて全国いっぱいになるわけじゃないけど、でも、きょうが1500人だったら、次は1600人になればいいなとか
800人だったら900人になればいいなと思って、やれれば、それこそ50人だったら60人でもいいんだよ
きょうウケた人たちが、きょうよかったと思う人が次に来てくれることをやってたらミュージシャンは生き延びるんだよね
やめたって言わない限り、ミュージシャンはミュージシャンでいられるの」
あ「ほんとそうですよね~ だから、もうちょっと行けるかもしれない、もうちょっとこうすればもっとよくなるかもしれないっていうその気持ち
これがね、すべての源だって、僕もほんと思うんです」
か「音楽はね、いろんな考え方があるかもしれないけど、バンドってね、ほんとに不完全な人間同士で補いながらやってるからね、おもしれぇんだよ」
あ「なるほど、凸凹してて ディスカッションするとねぇ…」
か「しかも50ぐらいになってくると、やっぱりね、能力って出てくるからね~ ほんとに
だめだな、こいつは~!って思うけども、でも、こいつしかいないから、それはチャーリー・アーツがドラムたたくように、やっぱりそれが音になるんだもんね
こいつしかできない、しょーがない、おまえでいいよっていうところがね
俺もそうだよ みんなそういうお互いの痛み分けしながら、でも、それがスターダスト・レビューの音になるんだったら、そこであきらめないでさらにうまくなることは必要だけども、
でも、今、この音は大事にしていこうよとは思うよ」
あ「そんなかなめさんが繰り出す曲は、いつも強烈なシャープさを持っていて、僕の中で、ペンタトニックの帝王なんです(かなめさん大うけ)
ぺンタトニックスケールというスケールが、聴いてる方わかんないかもしれないんですけども、そう、ペンタトニックの帝王なんですよ、僕の中で
で、それを思ったきっかけがあって、93年デビューのときに、とある番組の、ランキング番組、新しくリリースになる曲のランキング番組があって、
それにエントしたときに、僕、2位につけて、そんときの1位がね、かなめさんだったんですよ」
か「あ~、それは『木蘭の涙』でしょ
あ、東野はその頃のデビューなんだ なんか、俺はもっと長いつきあいのような気になってたけど そうだったんだ
あの曲は僕が作ったんじゃなくて、柿沼が、ベースのヤツが作ったんだけど、要(よう)は、僕らって、いかに大声を出してみんなで歌えるかっていうメロディーが中心になるわけね
もちろんそれはバラードのときには、少しはセンシティブになったりするんだけど、基本的にはむずかしいことやるよりも、気持ちのいい音楽を作ろうっていうのはね、
そう、だから、ペンタトニックってのは5音階だよ 5音階の簡単な音で作ってる その気持ちよさがきれいに出れば、もう人っていうのは、お互いに共鳴してくれるんだよなって思うよ 俺は
あ「もうね、忘れられない…」
か「これさ~、2枚組2500円1曲100円だよ」
あ「それにまず驚く」
か「ダウンロードするより安いんだよ」
あ「だいたい、今、ダウンロードって150円以上ですもんね」
か「あ、そうなの えっ、もうちょっと高くしときゃよかったな」(笑)「ま、ダウンロードを超すってのがいちおう俺の目標だったんでね
ま、ベストアルバムだし、入門編としてはこういうアルバムがあるといいなと思ったんだよ
僕はね、たとえば、自分たちは、ストーンズとクラプトンと一緒にするのはおこがましいけど、
基本的に長いことやってるアーティストって、たまたまそのときに知ったら、何を聴いていいのかわからないわけ
そんなときに、ベストがあると便利なんだよね これから入っていこうかなって
だから、僕は入門編で、ふだんずっとスターダストレビュー聴いてる人にとっては、このアルバムはどうでもいいのかもしんない
だけど、これからもっといろんな人たちに聴いてほしいと思うから、なるべくお安い値段で、
こーゆーアルバム、こーゆーバンドを、こーゆー音楽をやってる人がいるんですよってのを実現したかったんだよ
あ「なるほどねぇ whiteとredという2色に分けたディスク1ディスク2で」
か「そう、紅白のwhite、red、
ワインに見立ててね、時とともに熟成していく赤ワインに見立てた古めの曲を入れたred side
新しめの曲を入れたwhite side とゆーふうに分かれているんですけどもねぇ」
あ「でも、確かに、僕は価格がびっくりして、すごいコストパフォーマンスだと思って
確かに導入編というところで言うと、今おっしゃってる意味がわかる気がするんですよね
どのアルバム聴いていいかわかんないという初心者の方の方が多いから…」
か「で、やっぱり時代とともに多少音がちがうから、このへんの音を聴きたいなと思ったら、そっからアルバムに入っていってくれるかどうか
僕も、ほんとにCD聴くの好きだから、いまだにずぅ~っと小学校の頃から音楽聴き始めて、ぜんぜん、こう音楽を聴くっていうことだけは何も変わってないってのはすごいよね 音楽ってのはね
自分で、ベストアルバムしか持っていないアーティストもいるの
それから、ことごとく集めている人もいれば、そのベストのいい曲が入ってる時代の数枚を持ってるアーティストもいるんだよね
それは、このアルバムを聴いたときに、あなたがね、スタレビはベストアルバムだけでいいやって言うか、それとも、じゃぁ何年か前のこのアルバムを聴いてみようか、
そのために僕たちはどういう努力をしているかっていうと、これが30枚めのアルバムなんですけど、1枚たりとも廃盤にしない
今、30枚どこでも買えるんです どれも、いちおうね
廃盤にしない なぜならば現役だから、やっぱりライブでやったときにあの曲はどんなアルバムに入ってんだ、
それをライブで聴いていいなと思った人が聴けないって話になったら、かわいそうだなって思うんだよ
だから、何とかレンガ盤(?)とか作って安く今までのアルバムを全部出せるようにしている」
あ「なるほどねぇ 前のアルバムとかっていうのは、ライブバージョンとかボーナストラックを入れてちゃんとやられてるじゃないですか」
か「それぐらいしないとな」
あ「それもすごいなぁと思うし」
か「僕は、でもね、実はね、ボーナストラックとか入れるの好きじゃないんだよ ほんとはね、アルバムとして完成されてるものだから
でも、その当時ぐらいの別の音源を聴いてもらうのもいいのかなぁと思ってはいるんですけどね」
あ「ほっんとねぇ、僕らにとって、バイブル
今ね、いろんなミュージシャン、たくさんミュージシャンいるんですけれども、やっぱりね、僕も含めて、この精神を継承していかなければいけないと思うんですよ
だから、かなめさんがやってるそのスタイルって、当たり前のミュージシャンの姿で、でもそれがやりたくてもできない人たちが多いし、
それって、なんかパワーが足んないのかなと思って」
か「俺はそう思う
あのね、結局、音楽、僕らいちばんきかれることで、どうやったらバンドが続くんですか?って言われるわけ
バンドなんていうのは、誰かがやめない限り、誰かがやめたって言わない限り、続くんだよ
毎年、たとえば1月1日に契約更新しているわけじゃないわけ 自動更新なんだよ、俺たちは 来年も…って
来年どうしますかってきかれて契約するわけじゃないから、そうすると、誰かかがやめたって言わない限りバンドって続くんだよ
でね、その続かせ方っていうのは、何を目標にしているかわからない それはたとえば、テレビに毎日出ることを目標にしているのか、アリーナツアーをやることを目標にしているのかわかんないけど、
今できる音楽のスタンスがあるじゃんか、これを続けてけばいいんだよ
それで、これが自分の目標に少しでも届くように
僕らがそうだった、81年にデビューしたとき、「すっげぇ売れるぞ」ってみんな言われたわけ「おまえら、あしたから街歩けなくなるからな」って言われるわけ
とっころがさ、アルバムもシングルも同時だった
これもまたちょっと長い話があるんだけど、アルバムとシングル同時じゃないと俺たちはデビューしないってレコード会社に言ったんだよ ばかだろ~
俺たちの好きなアーティストは、みんなそうやってデビューしてたんだよ
だから、向こうはシングルを出して、ある程度名まえを広めてアルバムを出した方がゼッタイ売れますからって言ってたんだけど、
俺たちは同時じゃないとダメだって、そんなシングルだけ売るようなアーティストにはならないって
そしたら、案の定、両方コケて (東野さん・笑)
で、しょーがない、これは売れないんじゃん とにかくライブやるか
で、ライブやったらウケたわけ
最初は10人とか15人だよ 次になったら30人、40人、50人ぐらいになるわけ
で、その3年間ぐらいライブだけまわってるわけ お客さんすっごいウケるんだよ
やったぁ~ こりゃすごいいいバンドじゃん、うちは…と思うんだけど、
CDとか、アナログ盤だけど、出てない、レコード会社も事務所も、こいつらもうだめだなって思ってたんだって
たまたま『夢伝説』って曲がCMソングになって、そこから全国ツアーができるようになったけど、
それまではライブだけで食ってたね いや、食えてなかったのかもしれないけど、そのスタンスに合わせて、
今までだってそうだよ、ライブやってて全国いっぱいになるわけじゃないけど、でも、きょうが1500人だったら、次は1600人になればいいなとか
800人だったら900人になればいいなと思って、やれれば、それこそ50人だったら60人でもいいんだよ
きょうウケた人たちが、きょうよかったと思う人が次に来てくれることをやってたらミュージシャンは生き延びるんだよね
やめたって言わない限り、ミュージシャンはミュージシャンでいられるの」
あ「ほんとそうですよね~ だから、もうちょっと行けるかもしれない、もうちょっとこうすればもっとよくなるかもしれないっていうその気持ち
これがね、すべての源だって、僕もほんと思うんです」
か「音楽はね、いろんな考え方があるかもしれないけど、バンドってね、ほんとに不完全な人間同士で補いながらやってるからね、おもしれぇんだよ」
あ「なるほど、凸凹してて ディスカッションするとねぇ…」
か「しかも50ぐらいになってくると、やっぱりね、能力って出てくるからね~ ほんとに
だめだな、こいつは~!って思うけども、でも、こいつしかいないから、それはチャーリー・アーツがドラムたたくように、やっぱりそれが音になるんだもんね
こいつしかできない、しょーがない、おまえでいいよっていうところがね
俺もそうだよ みんなそういうお互いの痛み分けしながら、でも、それがスターダスト・レビューの音になるんだったら、そこであきらめないでさらにうまくなることは必要だけども、
でも、今、この音は大事にしていこうよとは思うよ」
あ「そんなかなめさんが繰り出す曲は、いつも強烈なシャープさを持っていて、僕の中で、ペンタトニックの帝王なんです(かなめさん大うけ)
ぺンタトニックスケールというスケールが、聴いてる方わかんないかもしれないんですけども、そう、ペンタトニックの帝王なんですよ、僕の中で
で、それを思ったきっかけがあって、93年デビューのときに、とある番組の、ランキング番組、新しくリリースになる曲のランキング番組があって、
それにエントしたときに、僕、2位につけて、そんときの1位がね、かなめさんだったんですよ」
か「あ~、それは『木蘭の涙』でしょ
あ、東野はその頃のデビューなんだ なんか、俺はもっと長いつきあいのような気になってたけど そうだったんだ
あの曲は僕が作ったんじゃなくて、柿沼が、ベースのヤツが作ったんだけど、要(よう)は、僕らって、いかに大声を出してみんなで歌えるかっていうメロディーが中心になるわけね
もちろんそれはバラードのときには、少しはセンシティブになったりするんだけど、基本的にはむずかしいことやるよりも、気持ちのいい音楽を作ろうっていうのはね、
そう、だから、ペンタトニックってのは5音階だよ 5音階の簡単な音で作ってる その気持ちよさがきれいに出れば、もう人っていうのは、お互いに共鳴してくれるんだよなって思うよ 俺は
あ「もうね、忘れられない…」