日本三大稲荷のひとつ、笠間稲荷神社の境内には、
樹齢400年にも及ぶ“八重の藤・大藤”の花が見頃をむかえています。
笠間・春の花まつりは、桜まつりに始まり、つつじまつり、鳳台院の石楠花、
そして、笠間稲荷の八重の藤・大藤へと続き、
笠間の街は、美しい花々に彩られます。
八重の藤は、とてもめずらしく、実をもたない品種だそうです。
花も接写してみると、繊細で美しい。
大藤は、薄紫色の花がまるで大きな滝のように咲いている姿に圧倒されます。
八重の藤・大藤とも笠間稲荷の朱赤とのコントラストがとても美しく、
日本の伝統美を感じます。
これらの藤は、昭和42年11月に県の天然記念物に指定されています。
この春、笠間稲荷の八重の藤・大藤を株分けして育てた藤が、
芸術の森公園の芝生広場にふたつの藤棚が作られ、植樹されました。
早く枝葉を広げて美しい花を見せてほしいです。
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