悪魔の爪
2010年09月09日 | 花
この恐ろしそうな黒々とした刺と鋭い爪のある物体は、何だかわかりますか?
とても硬く、おそらくクワガタ虫のハサミよりも硬いでしょう。
大きさは、10~15cmぐらいあります。
この物体は、“悪魔の爪”と呼ばれる植物の種です。
悪魔の爪(学名:イビセラ)は、食虫植物の仲間ですが、
古い書籍には、この種が紹介されたものはなく、
1989年(平成元年)に、食虫植物に仲間入りしたそうです。
葉全体が毛に覆われ、粘液を分泌しますが、
他の粘着式の食虫植物に比べれば、はるかに面積も広く、
その捕虫量も半端ではないが、粘着力が今ひとつで、
小さいショウジョウバエやブヨ程度のものしか捕らえられないようです。
この悪魔の爪は、約10年ぐらい前に、
東京の夢の島熱帯植物園にて、種を入手したものです。
とても硬く種を取り出すのに一苦労。
うっかりすると怪我をするので要注意!
それから何度か発芽して種を収穫しました。
今年もどこからか種がこぼれたのか、芽をだし、黄色い花を咲かせています。
そして今、写真のように悪魔の子供が育っています。
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