※今日は試合の話はありません。
※実際の話を改変した感じですのでキャラ崩壊してそう。
※あまりまとめなかったので改めてまとめを出すかも
--そもそも圧倒的な力の根源はなんでしょうか?
紫安「よく色々な憶測が飛ぶよね」
輝夜「確率がおかしいとか」
神奈子「やたら勝負強いって噂はよく聞くよ」
紫安「そんなに打ってたっけ?」
輝夜「打ってるよ!」
神奈子「打ってるでしょ」
--チーム打率.310(7/15現在)ですよ。でも確か紫安さんの前身のチームよりは低いですよね?(前身のチームは.320)
紫安「でも歴史上ではチーム打率.280~打率.290くらいは打つチームはいくつも存在してるし、打率が.300を超えるようなチームも存在している。幻想郷の住人は打者のレベルはNPBのチームの平均よりは遥かに上だと思う」
輝夜「幻想郷リーグではセ・パのオールスターに勝ち上がってたし」
神奈子「ゴールデンドリームスとも良い勝負してたしね」 ※ゴールデンドリームスとはOB中心のチーム
紫安「それでも頭は1つは確かに抜けてると思う。幻想郷のペナントレースで80勝するチームの打率だと思うよ」
輝夜「でも幻想郷でも強豪チーム以外は打率.260くらいよ」
紫安「そう、大体輝夜が球界異変で出した打率が平均」
輝夜「でも私は結構打てないって言われる事が多いのよ・・・」
神奈子「私も打てないって良く言われる・・・」
紫安「では、君たちは他のチームでここ最近打率.260とか出てる?」
輝夜「出ない事の方が多い気がする。」
神奈子「.260は打ってるけど割に合わないってよくいわれる」
輝夜「(割に合わないって)それ私もよく言われる」
--相性が悪いとか給料の割りに働かないとか。働けってヤジも飛びますし
紫安「それで使わない。って監督が増えた訳だ」
輝夜「ここでも私たち選手じゃなくて首脳陣じゃない」
神奈子「だって・・・しょうがないよ・・・」
紫安「時には分析が必要だよ、輝夜が.260打ったのは、球界異変。それは外の世界のプロ野球選手達の幻影じゃないか」
輝夜「そっか、今戦ってるのは同じ幻想郷の住人だから」
神奈子「確かに皆良い球を投げるからね、打つのに苦労してるよ」
輝夜「でもそれなら他の打者だって同様に打率下がるんじゃ?それなのにこのチームの打率が高いじゃない」
神奈子「幻想郷には癖の強い投手が多いからそれこそ相性次第ってことか」
紫安「君たちは常に受ける側なのよ、それは捕手としての意味もあるけど打者としても」
神奈子「受けるって投球を?ってそうか!」
輝夜「私たち(打者)は常に(投手の投球の出目)受ける側なのね」
紫安「わかりやすく解説しよう。君たちが本来の打率を残すには、平均的な投手の平均的な投球が500打席巡ってきて、君たちが平均的に打ち返せば本来の打率を残す事が出来る。しかし君たちは必ず投手たちの【偏りを受けなければならない】どんな球でも打ち返せる可能性は存在するだろうが、打率という意味では君たちは大きな制限を受ける事になる。
投手のレベルが下がれば、打率は伸び
レベルが上がれば、打率は下がっていくだろう。
だから君たちは優秀な打者であっても優秀な投手と当たることで、この幻想郷の平均が.250くらいに落ち着く。」
輝夜「つまりこのチームの打率は打ってる事ではなくて単純に本来の実力を発揮できているだけ。」
神奈子「相性の良い選手の起用って奴だね」
--参考にですが、この天地人は規定打席到達が4人しかいません。(神子咲夜フラン布都)
輝夜「依姫が規定打席到達してないのは開幕メンバーじゃなかったのと怪我したからだと思うけど」
輝夜「美鈴や慧音や夢月やキスメやにとりとかルーミアとか優秀すぎる選手は多いのに思ったより使ってないのね」
神奈子「俗に左右病って奴だよね、このチームは左右病患者だってくらい下位はコロコロと打順入れ替わるよね」
--前身のチームでも凄い変わってました。そりゃもう毎日のように
紫安「まず予告先発制度がうちのチームの在り方を大きく変えた」
輝夜「でも左右相性は数%しか」
紫安「その数%が全く違うんだよこの(東方BIG野球)世界ではね」
神奈子「でもそれで夢月のような高打率の選手を下げて他の選手を使うのは本末転倒なんじゃ?」
紫安「打率をあげるために相性を大事にしてるのに、相性を捨てて打率を下げたらそここそ本末転倒なんだ」
紫安「まず幻想郷では、ホームラン打者が多いけどそれはわかり切ってるから失投を避けて投球してくるんだ」
輝夜「その手の投手は最近多いよね」
神奈子「それでも他のチームはホームランにする実力者は多い」
紫安「だから以前と違うのは【ホームランを打つ事は諦めた】失投しないからね。」
輝夜「でもホームラン数も多いしフランがいるじゃない」
紫安「しかし他のチームはホームラン打者を並べるけど、うちはフランしか拘ってない。もちろん布都と依姫にも期待しているけど
共通項は失投じゃなくてもホームランを運べる事」
神奈子「それなら私も最近できるようになったぞ」
紫安「な・・・なんだと(驚愕)」
輝夜「つまり諦めたのは失投を捉える事?」
紫安「いえ、正確には違います。失投する回数が明らかに減ってるので、失投以外でのクオリティをあげることを優先しました。
わかりやすく言うと、ホームランを10本~25本しか打てない選手はバッサリ捨てました。」
輝夜「妹紅、藍、マミゾウやはたてなどね。妹紅ェ・・・」
--俗に言う2-1ムランが打てる選手ですよね?
紫安「BIG野球を知ってる人に説明するとそうなる。1の球に打力が集中すると、そもそも投げてくる確率が低いから
高い年俸を払ってるのに能力を発揮しない。ということになる」
輝夜「それでも失投は結構来る時あるでしょ?」
紫安「そこを【ホームランを打つ事を諦める】ことで解決したのですよ」
神奈子「斬新だねぇ、つまり普通の人ならホームランを狙うところをヒットを狙いに行くってことだよね」
紫安「はい、その為のチーム構成なんですよ、布都はまさにうちの野球の申し子でしょう。つまりはこうだ
・失投でのホームランはあまり投げないので諦めた。利き腕相性や、長打が打てないせいで給料が安い選手を駆使してヒットで繋ぐ
・失投以外の少し甘い球(BIG野球で言う2の球)を狙い撃ちし強打すること
輝夜「なるほど確かに、失投以外のホームランは多い気がする。依姫フラン布都の3人しか打てないのに」
紫安「他にも2の球打ちが得意な人って何人もいるんですよ?でも偶然じゃないんです」
神奈子「そもそもそれを投げる投手が多いからか」
紫安「はい、打者は常に受ける側なので投手の環境によって成績は左右されるのです。だから相手に照準をあわせることで本来の打率を発揮できる。布都や依姫みたいな2の球がギリギリ打てる選手のおかげで給料カットにも大成功(にっこり」
輝夜「分母が多ければ、打てるって印象を持っても不思議じゃない。」
紫安「フランを4番にしたのも似た理由です。2-2が打てる選手でコストが安かったからですからね?小傘さん?知らない子ですねぇ・・・」
神奈子「紫安さんと言えども、都合よくは行かないのか」
紫安「小傘さんにも甘い球がたくさん来たのですがね、相性や運はやっぱりありますよ、理屈で分が良くなってても」
神奈子「中軸はやっぱりホームラン打てる選手起用してるんだねぇ~」
紫安「長打はやっぱり必要だからね、だから給料を抑える為にメリハリが大事なんです。」
輝夜「それがあの、左右で大きく変わる打順の単打部隊とホームラン部隊になった訳ね」
紫安「実は甘い球(2の球)より打者に多く投げられるボールがある。それが打ち取らせる球(3の球)」
輝夜「優秀な投手が多いって言ってたものね」
紫安「はい、優秀な投手が多いので、かなりの割合で投げて来ます。そしてこのボールって左右相性を大きく分けてるんですよ」
輝夜「さっきの数%が違うんだよって話ね」
紫安「そうです。1%って打率に換算すると0.10。.300の打者が.310になるんですよ」
神奈子「1%って打率で見ると結構差があるな」
紫安「個々で見れば、関係無いかも知れないけど、また左に右によって相性の良さがハッキリする投手も多くて、実際には3%くらいは影響あるんじゃないかな?
ちなみに3%を打率に換算すると.030 .270の選手が.300になる」
輝夜「だから左右病って言われるくらいに左右に拘ってるのね」
紫安「統計学の世界ではね。むしろ左右病を批難する人は、采配したら結果が出ないんじゃないかな?」
輝夜「左右相性がこんなにも重要だと思わなかったわ」
紫安「投手によっては右と左で被打率が1割違う人だっている。これだと受ける側にとっての打者は、右打者は.220と左打者は.300だとして左打者に強い投手がマウンドにあがってる場合だと、右打者の方が優秀になるんだよ?」
神奈子「受け手側の法則だね」
紫安「そう、【打率というのは投手によって大きく左右される】からね」
--それに左右相性がカードに書いてありますからね。
紫安「まぁそうですね・・・まとめますと」
・そもそもBIG野球は左右相性はハッキリ能力として書かれてるので、プラトーン・システムはもはやセオリー
・3の球が平均しても一番多く、3の球に対抗してのクオリティも求められる。
・3の球が多いし投手の投球ナンバーにも影響あるから、実際に3%程度は有利になると思われる。
・3%は.270が.300になると相当する。 左投手なら 右打者の.270 と左打者の.300 は同じ打力と考えて頂こうか。
・投手の投球ナンバーを弱くすることの方が、1の球を打つ練習をするよりも遥かに効果的に打率を残せる。
八橋が出て来た場合に対して、出塁しやすいかを青娥(右打者代表)と文(左打者代表)で比べてみたぞ
※ここでは出塁のしやすさに関してなので長打は考えない事にする。レンジも計算が面倒なので省きます。
(走者ありとして考える)
八橋の出目1は1 青娥10 文15
八橋の出目2は1 青娥20 文30
八橋の出目3は3/1 青娥30 文30
八橋の出目4は1P3 青娥31 文30
八橋の出目5は2 青娥36 文37
八橋の出目6は2 青娥41 文44
八橋の出目7は2 青娥46 文51
八橋の出目8は3/2 青娥51 文51
八橋の出目9は3 青娥52 文51
八橋の出目10は3 青娥53 文51
八橋の出目11は3 青娥54 文51
八橋の出目12は3 青娥55 文51
八橋の出目13は3 青娥56 文51
八橋の出目14は3/4 青娥66 文51
八橋の出目15は4 青娥76 文65
八橋の出目16は4 青娥86 文79
八橋の出目17は4 青娥96 文93
八橋の出目18は5 青娥97 文94
八橋の出目19は5 青娥98 文95
八橋の出目20は5 青娥99 文96
紫安「八橋登板時に出塁する確率。400個の出目のうち99個出塁する青娥の出塁率は.248 96個出塁する文の出塁率は.240
結果は青娥の勝ちだったので、文ちゃんはベンチに下がっていいよ。代打青娥だから(にっこり」
--これは罠だ!紫安が私を陥れる為に仕組んだ罠だ!そんな奴は知らない!(そんな八橋いらない!)
輝夜「不正はなかった」
神奈子「場面が限定的とはいっても、まさか青娥が文をひっくり返すなんて」
紫安「この通り、文が出塁率4割超、そして青娥は打率がそもそも低い為、出塁率3割だとしても、投手の被打率などに大きく左右されるから
簡単にひっくり返るの。スタメンに偏重を置くチームが弱いと言ったのもこれのせいなのよ」
輝夜「そうか、スタメンに拘ると、交代させにくくなる」
紫安「そう、だから高い給料払ってスタメンを豪華にしてもそもそも投手が強いから給料以上に働けないので、効率がとても悪いし
平均以下の投手の時だけ、勝てるつまらないチームが出来上がるの。無限にお金を払えるならお金で優勝は買えるかも知れないが」
輝夜「上限はあるし、今のルールは戦力を平等化する為に全チームの資金力は一緒ね」
紫安「そのルールが私たちが強くなった理由の1つでもある。上限が一緒の限り、今日喋った事は最低限理解出来てないと
私のチームは特別打ててる訳でもないけど打率.310あるから他のチームが打率.250くらいになってるから他を圧倒する形になる」
神奈子「安くて使える選手を上手に使うのが最強の秘訣だった」
紫安「実力を引き出すのが私たち首脳陣の仕事だからね」
輝夜「このチームが強いのは、チーム打率がおかしいのではなくて実力を引き出せてるから。ということね」
紫安「その通り、強さの秘訣その1は野手の使い方で他チームを圧倒。それが打率として残ってるのは打ちすぎてるのではなく、本来の実力を引き出したからである」
※実際の話を改変した感じですのでキャラ崩壊してそう。
※あまりまとめなかったので改めてまとめを出すかも
--そもそも圧倒的な力の根源はなんでしょうか?
紫安「よく色々な憶測が飛ぶよね」
輝夜「確率がおかしいとか」
神奈子「やたら勝負強いって噂はよく聞くよ」
紫安「そんなに打ってたっけ?」
輝夜「打ってるよ!」
神奈子「打ってるでしょ」
--チーム打率.310(7/15現在)ですよ。でも確か紫安さんの前身のチームよりは低いですよね?(前身のチームは.320)
紫安「でも歴史上ではチーム打率.280~打率.290くらいは打つチームはいくつも存在してるし、打率が.300を超えるようなチームも存在している。幻想郷の住人は打者のレベルはNPBのチームの平均よりは遥かに上だと思う」
輝夜「幻想郷リーグではセ・パのオールスターに勝ち上がってたし」
神奈子「ゴールデンドリームスとも良い勝負してたしね」 ※ゴールデンドリームスとはOB中心のチーム
紫安「それでも頭は1つは確かに抜けてると思う。幻想郷のペナントレースで80勝するチームの打率だと思うよ」
輝夜「でも幻想郷でも強豪チーム以外は打率.260くらいよ」
紫安「そう、大体輝夜が球界異変で出した打率が平均」
輝夜「でも私は結構打てないって言われる事が多いのよ・・・」
神奈子「私も打てないって良く言われる・・・」
紫安「では、君たちは他のチームでここ最近打率.260とか出てる?」
輝夜「出ない事の方が多い気がする。」
神奈子「.260は打ってるけど割に合わないってよくいわれる」
輝夜「(割に合わないって)それ私もよく言われる」
--相性が悪いとか給料の割りに働かないとか。働けってヤジも飛びますし
紫安「それで使わない。って監督が増えた訳だ」
輝夜「ここでも私たち選手じゃなくて首脳陣じゃない」
神奈子「だって・・・しょうがないよ・・・」
紫安「時には分析が必要だよ、輝夜が.260打ったのは、球界異変。それは外の世界のプロ野球選手達の幻影じゃないか」
輝夜「そっか、今戦ってるのは同じ幻想郷の住人だから」
神奈子「確かに皆良い球を投げるからね、打つのに苦労してるよ」
輝夜「でもそれなら他の打者だって同様に打率下がるんじゃ?それなのにこのチームの打率が高いじゃない」
神奈子「幻想郷には癖の強い投手が多いからそれこそ相性次第ってことか」
紫安「君たちは常に受ける側なのよ、それは捕手としての意味もあるけど打者としても」
神奈子「受けるって投球を?ってそうか!」
輝夜「私たち(打者)は常に(投手の投球の出目)受ける側なのね」
紫安「わかりやすく解説しよう。君たちが本来の打率を残すには、平均的な投手の平均的な投球が500打席巡ってきて、君たちが平均的に打ち返せば本来の打率を残す事が出来る。しかし君たちは必ず投手たちの【偏りを受けなければならない】どんな球でも打ち返せる可能性は存在するだろうが、打率という意味では君たちは大きな制限を受ける事になる。
投手のレベルが下がれば、打率は伸び
レベルが上がれば、打率は下がっていくだろう。
だから君たちは優秀な打者であっても優秀な投手と当たることで、この幻想郷の平均が.250くらいに落ち着く。」
輝夜「つまりこのチームの打率は打ってる事ではなくて単純に本来の実力を発揮できているだけ。」
神奈子「相性の良い選手の起用って奴だね」
--参考にですが、この天地人は規定打席到達が4人しかいません。(神子咲夜フラン布都)
輝夜「依姫が規定打席到達してないのは開幕メンバーじゃなかったのと怪我したからだと思うけど」
輝夜「美鈴や慧音や夢月やキスメやにとりとかルーミアとか優秀すぎる選手は多いのに思ったより使ってないのね」
神奈子「俗に左右病って奴だよね、このチームは左右病患者だってくらい下位はコロコロと打順入れ替わるよね」
--前身のチームでも凄い変わってました。そりゃもう毎日のように
紫安「まず予告先発制度がうちのチームの在り方を大きく変えた」
輝夜「でも左右相性は数%しか」
紫安「その数%が全く違うんだよこの(東方BIG野球)世界ではね」
神奈子「でもそれで夢月のような高打率の選手を下げて他の選手を使うのは本末転倒なんじゃ?」
紫安「打率をあげるために相性を大事にしてるのに、相性を捨てて打率を下げたらそここそ本末転倒なんだ」
紫安「まず幻想郷では、ホームラン打者が多いけどそれはわかり切ってるから失投を避けて投球してくるんだ」
輝夜「その手の投手は最近多いよね」
神奈子「それでも他のチームはホームランにする実力者は多い」
紫安「だから以前と違うのは【ホームランを打つ事は諦めた】失投しないからね。」
輝夜「でもホームラン数も多いしフランがいるじゃない」
紫安「しかし他のチームはホームラン打者を並べるけど、うちはフランしか拘ってない。もちろん布都と依姫にも期待しているけど
共通項は失投じゃなくてもホームランを運べる事」
神奈子「それなら私も最近できるようになったぞ」
紫安「な・・・なんだと(驚愕)」
輝夜「つまり諦めたのは失投を捉える事?」
紫安「いえ、正確には違います。失投する回数が明らかに減ってるので、失投以外でのクオリティをあげることを優先しました。
わかりやすく言うと、ホームランを10本~25本しか打てない選手はバッサリ捨てました。」
輝夜「妹紅、藍、マミゾウやはたてなどね。妹紅ェ・・・」
--俗に言う2-1ムランが打てる選手ですよね?
紫安「BIG野球を知ってる人に説明するとそうなる。1の球に打力が集中すると、そもそも投げてくる確率が低いから
高い年俸を払ってるのに能力を発揮しない。ということになる」
輝夜「それでも失投は結構来る時あるでしょ?」
紫安「そこを【ホームランを打つ事を諦める】ことで解決したのですよ」
神奈子「斬新だねぇ、つまり普通の人ならホームランを狙うところをヒットを狙いに行くってことだよね」
紫安「はい、その為のチーム構成なんですよ、布都はまさにうちの野球の申し子でしょう。つまりはこうだ
・失投でのホームランはあまり投げないので諦めた。利き腕相性や、長打が打てないせいで給料が安い選手を駆使してヒットで繋ぐ
・失投以外の少し甘い球(BIG野球で言う2の球)を狙い撃ちし強打すること
輝夜「なるほど確かに、失投以外のホームランは多い気がする。依姫フラン布都の3人しか打てないのに」
紫安「他にも2の球打ちが得意な人って何人もいるんですよ?でも偶然じゃないんです」
神奈子「そもそもそれを投げる投手が多いからか」
紫安「はい、打者は常に受ける側なので投手の環境によって成績は左右されるのです。だから相手に照準をあわせることで本来の打率を発揮できる。布都や依姫みたいな2の球がギリギリ打てる選手のおかげで給料カットにも大成功(にっこり」
輝夜「分母が多ければ、打てるって印象を持っても不思議じゃない。」
紫安「フランを4番にしたのも似た理由です。2-2が打てる選手でコストが安かったからですからね?小傘さん?知らない子ですねぇ・・・」
神奈子「紫安さんと言えども、都合よくは行かないのか」
紫安「小傘さんにも甘い球がたくさん来たのですがね、相性や運はやっぱりありますよ、理屈で分が良くなってても」
神奈子「中軸はやっぱりホームラン打てる選手起用してるんだねぇ~」
紫安「長打はやっぱり必要だからね、だから給料を抑える為にメリハリが大事なんです。」
輝夜「それがあの、左右で大きく変わる打順の単打部隊とホームラン部隊になった訳ね」
紫安「実は甘い球(2の球)より打者に多く投げられるボールがある。それが打ち取らせる球(3の球)」
輝夜「優秀な投手が多いって言ってたものね」
紫安「はい、優秀な投手が多いので、かなりの割合で投げて来ます。そしてこのボールって左右相性を大きく分けてるんですよ」
輝夜「さっきの数%が違うんだよって話ね」
紫安「そうです。1%って打率に換算すると0.10。.300の打者が.310になるんですよ」
神奈子「1%って打率で見ると結構差があるな」
紫安「個々で見れば、関係無いかも知れないけど、また左に右によって相性の良さがハッキリする投手も多くて、実際には3%くらいは影響あるんじゃないかな?
ちなみに3%を打率に換算すると.030 .270の選手が.300になる」
輝夜「だから左右病って言われるくらいに左右に拘ってるのね」
紫安「統計学の世界ではね。むしろ左右病を批難する人は、采配したら結果が出ないんじゃないかな?」
輝夜「左右相性がこんなにも重要だと思わなかったわ」
紫安「投手によっては右と左で被打率が1割違う人だっている。これだと受ける側にとっての打者は、右打者は.220と左打者は.300だとして左打者に強い投手がマウンドにあがってる場合だと、右打者の方が優秀になるんだよ?」
神奈子「受け手側の法則だね」
紫安「そう、【打率というのは投手によって大きく左右される】からね」
--それに左右相性がカードに書いてありますからね。
紫安「まぁそうですね・・・まとめますと」
・そもそもBIG野球は左右相性はハッキリ能力として書かれてるので、プラトーン・システムはもはやセオリー
・3の球が平均しても一番多く、3の球に対抗してのクオリティも求められる。
・3の球が多いし投手の投球ナンバーにも影響あるから、実際に3%程度は有利になると思われる。
・3%は.270が.300になると相当する。 左投手なら 右打者の.270 と左打者の.300 は同じ打力と考えて頂こうか。
・投手の投球ナンバーを弱くすることの方が、1の球を打つ練習をするよりも遥かに効果的に打率を残せる。
八橋が出て来た場合に対して、出塁しやすいかを青娥(右打者代表)と文(左打者代表)で比べてみたぞ
※ここでは出塁のしやすさに関してなので長打は考えない事にする。レンジも計算が面倒なので省きます。
(走者ありとして考える)
八橋の出目1は1 青娥10 文15
八橋の出目2は1 青娥20 文30
八橋の出目3は3/1 青娥30 文30
八橋の出目4は1P3 青娥31 文30
八橋の出目5は2 青娥36 文37
八橋の出目6は2 青娥41 文44
八橋の出目7は2 青娥46 文51
八橋の出目8は3/2 青娥51 文51
八橋の出目9は3 青娥52 文51
八橋の出目10は3 青娥53 文51
八橋の出目11は3 青娥54 文51
八橋の出目12は3 青娥55 文51
八橋の出目13は3 青娥56 文51
八橋の出目14は3/4 青娥66 文51
八橋の出目15は4 青娥76 文65
八橋の出目16は4 青娥86 文79
八橋の出目17は4 青娥96 文93
八橋の出目18は5 青娥97 文94
八橋の出目19は5 青娥98 文95
八橋の出目20は5 青娥99 文96
紫安「八橋登板時に出塁する確率。400個の出目のうち99個出塁する青娥の出塁率は.248 96個出塁する文の出塁率は.240
結果は青娥の勝ちだったので、文ちゃんはベンチに下がっていいよ。代打青娥だから(にっこり」
--これは罠だ!紫安が私を陥れる為に仕組んだ罠だ!そんな奴は知らない!(そんな八橋いらない!)
輝夜「不正はなかった」
神奈子「場面が限定的とはいっても、まさか青娥が文をひっくり返すなんて」
紫安「この通り、文が出塁率4割超、そして青娥は打率がそもそも低い為、出塁率3割だとしても、投手の被打率などに大きく左右されるから
簡単にひっくり返るの。スタメンに偏重を置くチームが弱いと言ったのもこれのせいなのよ」
輝夜「そうか、スタメンに拘ると、交代させにくくなる」
紫安「そう、だから高い給料払ってスタメンを豪華にしてもそもそも投手が強いから給料以上に働けないので、効率がとても悪いし
平均以下の投手の時だけ、勝てるつまらないチームが出来上がるの。無限にお金を払えるならお金で優勝は買えるかも知れないが」
輝夜「上限はあるし、今のルールは戦力を平等化する為に全チームの資金力は一緒ね」
紫安「そのルールが私たちが強くなった理由の1つでもある。上限が一緒の限り、今日喋った事は最低限理解出来てないと
私のチームは特別打ててる訳でもないけど打率.310あるから他のチームが打率.250くらいになってるから他を圧倒する形になる」
神奈子「安くて使える選手を上手に使うのが最強の秘訣だった」
紫安「実力を引き出すのが私たち首脳陣の仕事だからね」
輝夜「このチームが強いのは、チーム打率がおかしいのではなくて実力を引き出せてるから。ということね」
紫安「その通り、強さの秘訣その1は野手の使い方で他チームを圧倒。それが打率として残ってるのは打ちすぎてるのではなく、本来の実力を引き出したからである」
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