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幻想郷野球雑技団

東方projectの二次創作物です。幻想郷で野球の監督に就任して指揮を奮う話。キャラの崩壊にご注意下さい

第75章「無能を晒した6日間」

2016-01-15 14:52:49 | 東方野球
※公式戦88試合目~92試合目

87試合目 対尾張スワローズ(第73章参照)
先発:宇佐見菫子 セーブ:リリカ 勝ち 9-7
序盤、得点圏打率6割のルーミアの3ランなどで大きくリードするも
エラーからアリスが捕まり逆転されるが、諏訪子の決勝2ランで再逆転し勝利。
そもそも、不安定な試合運行はここから始まった。

88試合目 対相模レイルウェルズ
先発:博麗霊夢 勝ち 3-2 勝利投手:リリカ ヒロイン:リリカ 咲夜
依姫の(2-1)ホームランで2点を先制するも、拙攻が続き
霊夢は強打者に打たれ失点するも6回1失点の粘投
しかし昨日逆転されたアリスをまたもや登板させ、同点に追いつかれる。
結局、好調のリリカが2イニング抑えて、咲夜の決勝打により薄氷の勝利を掴む。
前日の反省を生かしきれないアリスの継投には疑問を感じざるを得ない。

89試合目 対茨城ミラクルズ
先発:村紗水蜜 勝ち 3-1 勝利投手:村紗 セーブ:リリカ ヒロイン:村紗
村紗の復帰。防御率0.85の村紗は7回まで無失点の好投
しかし、復帰戦で投球内容も優れてなかったので大事を取って8回は交代
蓮子に初登板の機会が訪れるが、投手特徴によりソロホームランを打たれる。
9回は結局、リリカが締めて勝利した。
静葉の好投があったとはいえ、この日も拙攻が目立った。

90試合目 対相模レイルウェルズ
先発:映姫 勝ち 3-2 勝利投手:映姫 セーブ:リリカ ヒロイン:リリカ(5連投に応えるセーブ)
この日は相手の魔理沙との投手戦に
フランの一発で先制するが、その後は魔理沙の好投の前に凡退が続く
フランがまたもヒットで出塁すると、代走のスペシャリストサラが盗塁を決めて
夢月がタイムリーで3点目を獲得。その後は神綺と5連投のリリカで逃げ切った

91試合目 対尾張スワローズ
先発:華扇 勝ち 6-1 勝利投手:華扇 ヒロイン:華扇(完投勝利) 神子(6盗塁&100盗塁到達)
この日は神子が好調だった、幸先よく四球を選び盗塁成功、依姫のヒットで生還する。
2打席目は神子が自ら2点タイムリーを放ち、盗塁も決める。二盗そして三盗を決め、遂に100盗塁の大台にたどり着く。
3打席目は二死1・2塁から四球を選び出塁し、満塁では盗塁出来ない。と思いきや
投手交代後の打者集中してる隙を付き、まさかの三重盗(トリプルスチール)を敢行。これが見事に決まり
史上初のトリプルスチールが成功した。華扇は9回にタイムリーを浴びるも完投勝利
華扇は開幕17連勝を達成した。

92試合目 対レイブン・レッドスターズ
先発:屠自古 負け 7-9 敗戦投手:ルナチャイルド
先発の屠自古が相手の寅丸に2ランを被弾したあと、寅丸にタイムリー2塁打も打たれ5失点
それでもフランの満塁本塁打を含む3打席連続本塁打で序盤から調子悪かった相手投手から7点を取り逆転
しかし、アリスが同点2ランを打たれ9回にはルナチャイルドが決勝ホームランを打たれ万事休す
痛い黒星となった。




以下監督談話

酷い内容の試合ばっかだった。これだけの戦力を持ちながら申し訳ない。
特に92試合目に関しては、小学生でもやらないようなミス、はい継投ミスです。
当たってる打者に不調の投手をぶつけ、打たれる。バカというか無能としか言いようがない。
指揮官失格です。弁明の余地すらない。

--何故、このような愚行に及んでしまったのか?
アリスは基本的にトータルで見れば安定度はナンバー1だった。
しかし87試合目から見ての通り、不調であることは明らかだった
それを学ばず、88試合にも同点に追いつかれ、92試合目にも追いつかれた。
そして92試合にはこれが敗戦に繋がった。

--三度も同じミスをやるようでは救いようがないのでは?
負けてから反省するのは愚将、負けないように反省して始めて監督としての最低ラインに立てる。
死んでから後悔するのは誰でも出来る。それを言い続けて来たのに
今回は負けてから反省することになってしまった。1つはホールド数がチームナンバー1であったこと
ホールドを稼ぐ為には使うしかない。という思考停止があのような結果に繋がった
勝つためには強打者には好調の投手。相手の夢美が好調なのはわかっていた。
それにも関わらず、愚かにもホールドの事しか頭になかった

--ホールドを稼ぐだけなら、わざわざ6回や7回に投げさせる必要もなかったのでは?
その通りですが、相手の投手の内容が酷く
4点差以上離してしまうではないか不安だった、しかし自分のチームの打線の調子が
悪いのを計算に入れていなかった。打線の調子が悪いからホールドやセーブの機会が増えてるのであって
肝心の打線にも目を向けていなかった。集中力が完全に切れている
運否天賦に賭けて一喜一憂するだけなら監督である必要がない。そのことを失念している

--打線の不調の原因は?
打順を弄ってないからでしょう。彼女達の能力は素晴らしいの一言ですが
どんな一流の選手であっても波はあるし、不運な時もある
今がその時なのもわかっていた、しかし特に弄りもせず伸う伸うと構えてた
打線は水物と言われてる通り、流れを止めれば濁り腐敗していく。
言葉通り腐敗して負けた。それに尽きます。
好調だからこそ打順というのは弄られるべき、流れが止まってから動かすのは容易くない。
それを怠ったから今がある。

--今後の改善予定は?
私のせいで勝てる試合を今年は3つ落としました。誰もこの結果に満足してはないでしょう。
このチームの選手は選ばれし選手達といって良いだろう。しかしその選ばれし選手達の集った監督が無能では
お笑いにしかならない。まずは監督がしっかりするところからだろう
試合に監督のミスで負けるのは論外、そしてまずは勝つ。そしてただ勝つだけなら選手達が頑張れば監督は座ってるだけでも勝つ。
だからこそ内容も求められている。選手の力に満足し慢心し驕り
挙句の果てに監督が無能で敗戦など、選手達に恥を晒している。選手を預けている方も怒ってるだろう

采配がまともになれば選手達も自ずと力を発揮する。勝たせる監督にならないといけないだろう。

気を取り直さなければならない事を改めて痛感した8月最初の試合でした。
勝負の月はこれからである。

次章へ続く