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幻想郷野球雑技団

東方projectの二次創作物です。幻想郷で野球の監督に就任して指揮を奮う話。キャラの崩壊にご注意下さい

第21章「5月を振り返る。其の六~大逆転と逃げ切る話~」

2015-09-09 20:39:08 | 東方野球
※35試合目からを振り返る
※今回も5月編
※このゲームでは対戦ゲームなので相手にも同じ名前が並ぶ場合がありますが
非想天則や花映塚特有の同キャラが存在するものと考えて頂けると助かります。

【37試合目 5/16 勝利 12-9 先発:理香子 ヒーロー:夢月(決勝の押し出し 4出塁)】
この日は諦めムードも漂っていた。
主力は、前出の通り負傷。打線は布都が犠牲フライやエラーなどで3点をもぎ取るが
相手打線の好調さに理香子が押され、4回に一挙4点を取られ逆転され
好調だったアリスやミスチーまで失点し8回裏までに計9失点
ピッチング内容自体は悪くないが驚異的な粘りと難しい球もヒットにされ(3の球でのヒットが多かった)
好投手をもってしても止める事が出来なかったのだ。
しかし9回表、3-9と6点差で負けているこちらも驚異的な粘りが始まった。

咲夜がヒットで出塁、3番に入ってる夢月が6点差ありながらも四球で繋ぐ
代役で4番を務めてる布都がタイムリーヒットで結果を残し
一気に盛り返そうとここで代打の神様諏訪子が登場する。

神様対決となった静葉対諏訪子の対決。
静葉は今まで何度も好投して来たが、相手打線に負けてられないと
諏訪子の意地が出て第5号3ランホームランで一気に2点差まで追いすがる。

ここで相手チームは抑えの紫をマウンドに
なおも2点差を追う先頭打者はキスメ
この日は八雲紫の調子が珍しく良くなかったのか
キスメがヒットで出て、依姫の代役を務めるにとりが内野安打でしぶとく出塁する
続くお燐は凡退するが、代打慧音が大当たり
八雲紫の連投によって疲労してたボールを見逃すことなく同点のタイムリー2塁打
9回になんと6点差ビハインドを追いついたのだ

その後も疲れからか制球が定まらない。
八雲紫の異変は止まらず、神子咲夜夢月布都と4者連続のファーボール
押し出しも2回続き、勝ち越しに成功する

急遽リリーホワイトに交代するが2回目の打席が回って来た諏訪子も四球で歩き1点を追加
9回表に9点を獲得して6点差をひっくり返した。最後はリリカがなんとか4人で締めてゲームセット
チームは再び3連勝した。


――監督コメント――
今日は見事に逆転勝利でした
「不思議な感覚でした。このような展開になっては中々勝てないのですが」

6点差ビハインドから9回の逆転劇でした
「咲夜と夢月が塁に出てくれたのが大きいです。特に夢月は4四球と無安打ですがチームに貢献してくれました。」

先発の理香子を早々と諦めましたが?
「四死球も目立ち一気に逆転されるピッチングでしたので」

四死球は両チーム11個ずつ出ました。
「試合時間が長くなりましたね。今日は皆さんお疲れだと思います。」

中継ぎもアリスやミスティアなどが打ち込まれました
「今日は相手打線も良かったと思います。あとは球審が厳しかったかな。投手に厳しかったと思う」

主力が居ない中、12点を取った勝利。ご覧になって如何ですか?
「主力が居ても1人で12点は取れないでしょう。大量点を取れるということは皆が役割をきっちり理解している証だと思いますので素直に嬉しいです。」

見事大逆転勝利を飾った監督インタビューでした


【38試合目 5/17 勝利 10-7 先発:マイ ヒーロー:諏訪子(2試合連続代打本塁打)】
この日は谷間先発のマイが登板する
昨日の逆転勝利の勢いのまま猛打線が相手を襲う。

初回に3安打と犠牲フライで幸先よく3点を先制すると
3回にも安打が続き2点を追加する。
マイは3回に小傘のホームランなど4失点するが相手にリードはさせないピッチング
5-4と1点差まで追いつかれるが4回にもタイムリーで2点差にする
その4回裏にも衣玖にタイムリーを打たれ再び6-5と1点差に詰め寄られるが逆転は許さない。

逃げる天地人は6回からは中継ぎリレー
更に逃げる天地人は7回に代打の神様諏訪子を投入し
昨日に続く代打ホームランを放ち8-5を突き放す。

8回には神子と咲夜のタイムリーでルナサを攻略しこの日も10得点に到達する。
10-5で逃げ切れるかと思いきや
9回にエラーが絡み2失点。3点差となったところで抑えのリリカを投入
ピンチを三振で切り抜け逃げ切った。

――監督コメント――
本日の勝利おめでとうございます。感想は如何でしょう?
「なんとか逃げ切れました。勝てて嬉しいです。」

昨日とは一転、追われる中なんとか逃げ切りました
「中継ぎスタッフがしっかり準備してたおかげです。また中押し点、ダメ押し点と着実に点数を取れたのが大きいですね」

代打の神様諏訪子が今日もホームランを打ちました
「やっぱり昨日は逆転勝利しましたが、逆の立場になるのではないか?不安はやっぱりありました。だからこそ1点差でしたので突き放す点数が欲しかった。
あのホームランは打ってくれるんじゃないか期待してました。見事に応えてくれましたね」

マイは苦しい投球が続きました
「そうですねー。相手は重量打線ですので、ちょっとした事で打たれる事はあるでしょう
しっかり準備してなんとか粘って投げて頂く。幸い今シーズンのマイは未だ無敗ですので、同点打と逆転打を許さなかった事は評価したい。」

最終回エラーから3点差まで追いつかれました
「そこは昨日の再現が過りましたね。なので迷わずリリカをマウンドに送りました。昨日も抑えてくれたし本当にここまで最高の活躍をしてくれてる」

いよいよ明日で通常日程最後となり交流戦日程となりますが
「戦い方は元から全員野球なので変わらないでしょう。怪我人続出の上、1軍に昇格したばかりの影狼も怪我しましたので勝つのは厳しいと思ってましたが、居ない分の選手まで頑張って貰っている。この数戦勝てた事は非常に大きい、今後も楽しみと言えるでしょう。ありがとうございました。」


次章へ続く
次回「偉業」

第20章「5月を振り返る。其の五~緊急事態発生~」

2015-09-09 09:29:54 | 東方野球
※35試合目からを振り返る
※今回も5月編
※このゲームでは対戦ゲームなので相手にも同じ名前が並ぶ場合がありますが
非想天則や花映塚特有の同キャラが存在するものと考えて頂けると助かります。

―― 試合前/練習グラウンド ――
試合前に衝撃走る。なんと抑えである東風谷早苗が負傷したのだ
この緊急事態に紫安監督は左の中継ぎエースとして準備してたリリカ・プリズムリバーを抑えとして起用を決意。

しかし、負傷者はこれだけで済まなかったのは現時点で知る由もなかった。
また影狼とにとりを1軍へ招集。

【35試合目 5/14 勝利 5-1 先発:屠自古 ヒーロー:屠自古(9回途中1失点)】
試合は2回表、フランドールの第20号のソロホームランで先制する。
その後も26連勝がストップしても好調を維持し
キスメ、慧音、お燐、神子、咲夜と繋がり2点を追加する。
しかし3回アクシデントが発生する。先制ソロホームランを放ったフランが負傷退場してしまう。
更に続けて依姫が守備中に負傷しなんと、1イニングに2人負傷する非常事態。
急遽、今日この日1軍に初昇格した河城にとり選手を3番一塁で守備に就く

試合は悪い空気の中、膠着状態になるが
9回に神子が出塁し49盗塁目を決めると咲夜がタイムリーで理想的な追加点が入る。
その後には代役で入ったにとりがヒットエンドランを決めてチャンスを拡大し
4番フランの代役で入ってる指名打者の夢月がタイムリーで見事代役が仕事をこなす。
屠自古は完封目前で行くも、橙にタイムリー内野安打を打たれあと1アウトという所で失点。
そこで監督は屠自古を諦めて、本日招集した
新守護神(守護霊)のリリカをマウンドに送る。相手の小兎姫を三振にし初登板初セーブを記録した。

――監督コメント――
連勝ストップの後の1戦、勝利おめでとうございます。
「ありがとうございます。結果として勝てたというのがまず、ホっとしています。」

今日は早苗が怪我で離脱しましたが?
「5月はここまで防御率10点台と不調の上の怪我でしたので、2軍でゆっくり休ませる事にしました。
また代打の切り札である諏訪子は代打に専念させたいとも思ってたので」

他にも今日は依姫とフランが負傷退場しました
「痛いですね、3番4番の相次ぐ負傷ですから。代役に任せる事になるでしょう」

その代役としてにとりと夢月が活躍しました
「夢月はレギュラーですので起用は変わらないと思いますが、にとりの活躍は大きいです。1軍昇格させた狙いは成功でした
依姫が戻ってくるまでは一塁として、戻ってきても状況によっては必要な選手になってくれるのを期待してます。」

今日はリリカが抑えでセーブをきっちりあげました
「リリカは昨シーズンなど実績のある選手なので心配はしてません。今日見た限りしっかりと本来の実力が発揮出来てたので
当分はリリカに抑えを託す形となるでしょう。」

屠自古が完封こそ逃しましたが、8回2/3を1失点で抑えました。
「屠自古が思いっ切り良く投げてくれてる事はチームにとって非常にプラスに働いてる。
ただ注文を1つ付けるなら、ぬえや小兎姫やレイセンなど特定の選手に甘い球が集中してたので
そこは修正したいと思います。また次回登板が楽しみです。ありがとうございました。」

一気に3人も負傷者を出し緊急事態!明日以降の試合は大丈夫なんだろうか?


・・・次の日

――試合前/監督室――
「なるほど・・・それじゃ軽傷なのね?」
前日、3人もの負傷者を出してしまっていた。今はその様子を確認していたようだ
「じゃあ交流戦開始まで休んで、それまでは安静にしとくように」
交流戦とはセ・パ交流戦のことでペナントレースでは5月20日からスタートする(2014年準拠)
ちなみに現在は5月15日。どうやら軽傷は本当のことのようだ

それで、監督?今日のオーダーはどうするの?(ちなみにこの人はヘッドコーチをやってる。)
「今いるメンバーで戦う。今は貯金も多いし改めて新しい戦い方を試すチャンスでもある」

怪我人は仕方ない。そこでポジティブに考える事も長いペナントレースでは重要。

そして発表されたオーダーは4番に布都は以前も代役で勤めてたから良いとして
この日のオーダーには3番に夢月、5番にルーミアの名前。また一塁ににとりが入ってる軽量級のオーダーだった(スタメン総コスト33)

監督が試合前のミーティングで言い放った言葉、それは
「大丈夫、華扇がきっちり抑えるから打線は気楽に構えてれば大丈夫」だった

果たして華扇は?

【36試合目 5/15 勝利 4-0 先発:華扇 ヒロイン:華扇(9回無四球完封15奪三振)】
試合は華扇と白蓮の投げ合いで始まった。
初回は華扇は2奪三振で3者凡退の完璧な立ち上がり
一方の白蓮も絶好調の咲夜にヒットは打たれるものもしっかり抑える

この日は華扇へのゲキが効いたのが奪三振ショーを繰り広げる。
一方白蓮もピンチこそ作るものも踏ん張り、簡単に点数をやらない。

3回には白蓮のボールに華扇が死球を喰らうも
二死2塁からライト前のヒットで果敢にホーム突入を狙いがこれがタッチアウト
先制点とはならなかった。

この時の影響がピッチングに影響するか懸念されたが
続く、4回表ヒットと華扇自身のエラーで無死1・2塁のピンチを作るが
フラン、妹紅、衣玖と三者連続三振と気合いでピンチを切り抜ける。

試合は6回、気迫のピッチングが通じたのか
代役で4番を務める布都が第11号のソロホームランで遂に均衡を破る
続くルーミアが2塁打で塁に出ると、こちらも依姫の代役で出てるにとりがしぶとくレフトへヒットを打ち
チャンス拡大。少ないチャンスを迎えた打者は8番のお燐
走力と守備力を買われての起用だったが、この日の白蓮の投げた少ない失投を逃さなかった
今季第1号の3ランを打ち華扇を大きく援護する。

華扇はピンチこそ招くものも、そこからは奪三振で切り抜ける最高のピッチングを見せ
最後まで1人で投げぬいた。
9回無四球完封勝利15奪三振という最高の出来だった。


――監督コメント――
勝利おめでとうございます
「今日は華扇に尽きますね。100点でしょう」

その華扇投手は圧巻の15奪三振無四球完封勝利でした
「無四球というのが素晴らしい。今季未だ無四球でしょ?それでいて15奪三振で完封勝利。文句が付けようがない」

無四球は51イニング連続まで続いたようです。
「無駄なランナーを出さない。彼女の投球は他の人の手本になるでしょう」

今日はオーダーを大分弄って来ましたね?
「交流戦までの4試合、色々と試してみようと思いまして」

フラン不在時に4番を務めてる布都が先制ホームランを打ちました
「布都は勢いのある打者。ああいう一発がチームに勢いを付けてくれてる。」

お燐にも第1号3ランが出ました
「主力が不在時に、こういう選手が活躍してくれると本当に大きい。本来彼女に求めてる役割とは違う事なんですが、チームが一丸となって
選手の穴を全員で埋めてくれてる。また1号が出た事によってお燐にもとっても良い起爆剤となるでしょう!これからは打撃も少し期待してみたい。」

それでは監督インタビューでした
「ありがとうございました」

(対戦相手であるbadferdさんも対戦の記事をブログに書いてますのでこの場で紹介させて頂きます。http://badferd-bigbaseball-etc.doorblog.jp/archives/39229216.html)


次章へ続く
次回「大逆転と逃げ切る話」