勝手に思うままに 榊原秀光のブログ

日頃 思っていることや感じたことを思うままに書きます。

勝手に思うままに 34

2010-01-01 10:52:23 | 平和
明けまして おめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします。
私の今年のテーマ「守るもの」
それは、家族であり、社員であり、お客様であり、地域の人であり、困っている人等々守らなければいけないことはたくさんあります。安心・安全のない生活はしあわせとはいえません。私の人生のテーマ「みんながしあわせになること」その実現に向けて、当たり前のように生活をしていましたが、少し掘り下げて今年1年考えて生きたいと思っています。

勝手に思うままに34 人は人によりて人となる

1920年、インドのミドナプール付近で、狼と共に暮らしている2人の少女が保護されました。発見当時の年齢は不明ですが、この二人の少女を人間社会に融和させるために、多くの人々が愛情を傾け、様々なことを試みました。しかし結局、「人間」には戻れなかったといます。

人が人らしくなる。それには人としてこの世に生を享けただけでは不可能です。数多くの人の手をわずらわせ、育てられ、初めて人間らしくなれるのです。両親を通してこの世に生を享けたのち、気の遠くなるような時間と溢れんばかりの愛情を注がれて、ようやく「人」に近づくことができるのです。

時おり、心違いをしている方に出会うことがあります。「今日の自分があるのは、すべて自分自身によって築き上げてきたものである」と。おそらく「俺は凄まじい生き方をしてきた」という自負があり、それは周囲も認めるところなのでしょう。
しかし では、その命は誰から頂いたのか、誰に食べさせてもらったのか、誰にここまで導いてもらったのか。自分でつくり上げたものなど、何もなし。すべては頂きものです。

考えるまでもなく、私たちは多くの人によって生かされているのは必定。様々な人と出会い、その出会いを通して日々磨かれているのです。「あの人のあの一言のおかげで助かった。あのときの導きによって今の自分がある」という感謝の出会いが大半であります

その時、その場の自分にとって、最も大切な人と出会うのです。
しかし、その出会いを良い出会い、悪い出会いにするには、自分の心のあり方、心の持ち様であります。

家族のキズナ、親子の愛 今ではこのことについて各家庭で会話しなくなったのでしょうか? 日本人のあまりにも豊かな生活の中では、気づかずに忘れ去られていってしまうのでしょうか

最新の画像もっと見る

コメントを投稿