11月15日に弊社の27回安全講習会が行われました。
この日、私は「ほうき」と「ちりとり」を全員分用意しました。
以前から行っているクリーン大作戦2と銘打って、各メーカーの作業する場所、荷を降ろす場所などを清掃しましょう。と、言うものです。場を清めるということは、お客様の荷物をより大切に思う気持ち、仕事の大切さを育む取り組みであります。職場を磨き、自分の心も磨かれる。そんな気づきを教えていただいたのが、日本を美しくする会 相談役 鍵山秀三郎さんです。
勝手に思うままに21 真の幸せとは
数年前から新宿駅を中心とした地域の早朝掃除が毎月1回、雨の中でも合羽を着て続けられています。
この活動は、日本を美しくする会が主となって、広島県警察本部長(現・警察庁安全局長)竹花豊氏が東京都治安対策副知事として就任されるに当たり、新しい職場である都庁の周辺をきれいにしてお迎えしようとして始めたことでした。
在任中ほとんどの会に一市民として参加し、活動を支えた竹花副知事。途中から新宿区役所職員や、新宿商店街の方々の参加と支援があり、一層勢いが増しました。
多くの参加者は、新宿駅周辺が、自分の暮らしや職場環境、あるいは事業においてもまったく縁が無く、そういう地域のために、自分の貴重な時間と費用を使って参加をしています。
このように、人から顧みられないような些細な作業によって心が満たされる人と、反対に次々と大きな刺激を求め続ける人と、両極端な人が現れました。
日本ではいま、私たちの生活感覚とは大きくかけ離れた巨額のお金が飛び交い、一瞬のうちに多額な利益をもたらされる事象が相次いで起きています。
内容はそれぞれで、時には相手の無知やミスに付け込んで得た利益であったり、巨額なお金の力によって相手を捩じ伏せたりと様々ですが、一点だけ共通していることがあります。
それは、「相手が喜んでいない」ということです。
事業とは本来、長い年月と手をかけて育てていくものであり、農業者が土を愛するのと同じ気持ちで育てていくものだと思います。心血を注いで育てるから愛着があり、育てる幸せを感じるもの。
J・S・ミルが、「真の幸せとは、他人の幸福を奪うことなく、自分自身の幸福を追求することである」と述べております。タイガー・ウッズが快勝した時「相手のミスによって勝ったのではなくてよかった」とコメントしていました。若いウッズのフェアな精神に敬服しました。 以上 月刊致知 巻頭のことばより
竹花さんが副知事を退任するとき石原知事が見せた涙に同じ思いを感じました。
この日、私は「ほうき」と「ちりとり」を全員分用意しました。
以前から行っているクリーン大作戦2と銘打って、各メーカーの作業する場所、荷を降ろす場所などを清掃しましょう。と、言うものです。場を清めるということは、お客様の荷物をより大切に思う気持ち、仕事の大切さを育む取り組みであります。職場を磨き、自分の心も磨かれる。そんな気づきを教えていただいたのが、日本を美しくする会 相談役 鍵山秀三郎さんです。
勝手に思うままに21 真の幸せとは
数年前から新宿駅を中心とした地域の早朝掃除が毎月1回、雨の中でも合羽を着て続けられています。
この活動は、日本を美しくする会が主となって、広島県警察本部長(現・警察庁安全局長)竹花豊氏が東京都治安対策副知事として就任されるに当たり、新しい職場である都庁の周辺をきれいにしてお迎えしようとして始めたことでした。
在任中ほとんどの会に一市民として参加し、活動を支えた竹花副知事。途中から新宿区役所職員や、新宿商店街の方々の参加と支援があり、一層勢いが増しました。
多くの参加者は、新宿駅周辺が、自分の暮らしや職場環境、あるいは事業においてもまったく縁が無く、そういう地域のために、自分の貴重な時間と費用を使って参加をしています。
このように、人から顧みられないような些細な作業によって心が満たされる人と、反対に次々と大きな刺激を求め続ける人と、両極端な人が現れました。
日本ではいま、私たちの生活感覚とは大きくかけ離れた巨額のお金が飛び交い、一瞬のうちに多額な利益をもたらされる事象が相次いで起きています。
内容はそれぞれで、時には相手の無知やミスに付け込んで得た利益であったり、巨額なお金の力によって相手を捩じ伏せたりと様々ですが、一点だけ共通していることがあります。
それは、「相手が喜んでいない」ということです。
事業とは本来、長い年月と手をかけて育てていくものであり、農業者が土を愛するのと同じ気持ちで育てていくものだと思います。心血を注いで育てるから愛着があり、育てる幸せを感じるもの。
J・S・ミルが、「真の幸せとは、他人の幸福を奪うことなく、自分自身の幸福を追求することである」と述べております。タイガー・ウッズが快勝した時「相手のミスによって勝ったのではなくてよかった」とコメントしていました。若いウッズのフェアな精神に敬服しました。 以上 月刊致知 巻頭のことばより
竹花さんが副知事を退任するとき石原知事が見せた涙に同じ思いを感じました。