虹の夢見たしゃけへ
夢をみた。
すごく美しい夕暮れの日。
大きな窓のある部屋にいて、
南西の朱色の空と黒い山影のコントラストに見ほれていた。
すると窓のすぐ前に
白鳥の群れが飛んできて、
輪になって飛び始めた。
白い長い羽根は
夕日を受けてピンクになったり
影で青白くなったりした。
ものすごい至近距離だったから
翼の内側の羽根の柄も見えて
印象に残っている。
群れは何度か目の前で旋回したあと
また隊列にもどって遠くへ飛んでいった。
美しい夢だった。
誰かが私に送ってくれた夢なんだろうな。
もしかして、君?
ししゃも