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kokoni iruyo, ikite iruyo.

9.14 ベトナム一日目

2008-09-22 23:14:32 | Weblog
今、無事に日本に帰ってきてまとめて日記を書こうと思い、出発前日の日記を見返してみて驚いた。
とても辛そうで、とても元気がない。
ベトナムに9日間行って帰ってきた今、実に元気である。
少し前の自分、やりたいことが一杯でわくわくしている自分に帰ってきた。
ベトナムは食べ物も、気候も、人々も、自分にとても合っていた。
旅行先をベトナムにした理由は、ただ、行こうと思っただけだった。
今考えれば、自分に帰るために行ったのだと思う。
私はベトナム人の働き者ぶりに感動し(なまけている人はとことんなまけている)、栄養のバランスにすぐれた、かつ安い食事に感動し、多くの人の笑顔に救われた。
書き始めると終わらないくらい書きたいことがあるが、とりあえず1日目。
朝、母に迎えに来てもらう。
母の家に猫を預けようとするが、小さいチーがすごい勢いで逃げ出して捕まらない。
チーは野良歴が長く、人から逃れ逃れて生きていたので未だに人間恐怖症である。
こうなるとどうしたって見つけて捕まえることは不可能なので、あとで母に捕まえに来てもらうことにして家を出る。
空港で口内炎の薬を購入。
じつに元気がない、自分。
台北で乗り換えてホーチミンへ。
空港を降りるが、バス乗り場が見つからない。
仕方なくタクシーに乗る。
バイク、バイク、どこまで行ってもバイクの洪水。
どこがどこだかさっぱりわからないので、とりあえず街の中心かなと思う所で降りる。
地図を片手にネットで探した宿を探して歩いてみる・・が、バイクがひっきりなしに通るわ信号はないわで大通りが渡れない。
しかし渡らないとどこにも行けないので、ゆっくり突き進む。
重い荷物を背負って、全く知らない夜の街をひた歩く。
バイクタクシーの客引きを振り払いながら20分くらい歩いて、やっと自分がどこにいるのかわかった。
そこからまた20分くらい歩き、細い路地に入り込んだところで突然現れた世話焼きおばちゃんに「こっちだ、こっち」と誘導されながら、やっと目星をつけておいた宿にたどり着いた。
豪華な造りでいいのだが、高い部屋しか空いていなかったのと、宿の人の目つきがちょっと変だったのが気になり、他も見てみることにした。
2軒目もまた4階で、重い荷物にヒイヒイ言いながら階段を上る。
今度は窓がなかったのでキャンセル。
3軒目、ちょいとボロくて気楽な感じ、ちょうどいいサイズ。
2人でエアコンなし(天井のファンを使う)だと一泊10ドル、エアコンを使うと12ドル。
エアコンなしでここに泊まることにした。
荷物を置き、夜の街に夕食を食べに出た・・が、このあたりはかなり静かな地区らしく、店が少ない。
路地の入り口の角にある麺屋に入り、待望のフォーを注文。
疲れた体に、甘味のあるとても優しい味が染み込み、ほわ~っと幸せな気持ちになった。

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