11.27 木曜日

筋肉痛。
非常に精神不安定。
引っ越しを迷って悩んで、もう頭の中はぐるんぐるん。
会社の後、何か食べて帰ろうかと思ったが、ユカとMETRO（会員制大型スーパー）に寄って食材を買ったので、家に帰って作って食べることにした。
ソーセージとエリンギとナスのパスタを作って、味付けは豚のスープとバター醤油。
夕食の後、家では話せないと思ったので、マックに行ってコーヒーを飲みながら話した。
言いたいことを言えたので、良かったと思う。

11.26 水曜日

毎週水曜日、同じ会社の人達でバドミントンをやっている。
誘われたのでやってみることにした。
高校の時に3ヶ月だけバドミントン部だったが、全然上手くはないし、なんと16年ぶりにラケットを握る。
やってみると案の定ものすごい運動量で、やっている途中から筋肉痛になるほどだった。
あんなに寒かったのに、試合が終わる頃にはＴシャツに汗をかいていた。
とても気持ちよかった。
またやってみたいと思う。
精神的には引っ越しのことでとても不安定になっている。
ユカにも猫にも八つ当たりしてしまう。
動きたい気持ちと、動きたくない気持ちと。

11.25 火曜日

いつものように車で出勤・・のはずが、久々に寝坊してしまった。
急いで出る。
寄り道せずに行ったら、結構すいていて間に合った。
良かった。
仕事の後はなぜかテンションが高かった。
楽器屋にアンプの修理を出しに行き、その後古道具屋に行き、引っ越す予定の家を見に行った。
家の横にあるスペースを使っていいというので、そこにプレハブのような離れの部屋を作りたいと思っている。
いったい、いくらかかるのだろうか・・。
中古も出ているが、皆出品地が遠くて運送費がかかる。
夕飯は牛丼が食べたかったので、二人で吉野家に行った。

11.24 月曜祝日

一日予定がなかったので、ゆっくり過ごした。
こういう日をずっと待っていたのだ。
山の中の公園に行って歩いたり、おいしいパン屋に行って車の中で食べたり、スーパーに行って材料を買って、家で作って食べたり。
この間アルプスで買ったごはん鍋で炊いたごはんは、とてもおいしい。
炊き加減もいつも違って、お米もひとつの料理なのだなと感じる。
炊飯器でいつも同じ炊き加減のお米を食べていた時は、どうせいつもと同じごはんと思っていたし、感動することはなかった。
今は、同じお米なのにああおいしい、と思いながら食べることができるし、おこげの香ばしさを感じることができたり、鍋の外側と内側、上側と下側でも微妙に味の違いを感じることができる。
1800円くらいでこの違い。
いい買い物をしたなーと思う。
午後から雨が降ってきたので、海を見に行くのは中止して、家でずっとYouTubeを見ていた。
Solveig Slettahjell（スールヴァイグ・シュレッタイエル）というノルウェーのシンガーがとても良かった。
大好きなインガー・マリエ・グンデルセンもノルウェーだし、行ってみたいなノルウェー。
かもめ食堂・・はフィンランドか。
ネットで新しい家に置くユニットハウス（物置・プレハブのような家）を物色。

11.23 日曜日

今日は焚き火部と結婚式の二本立て。
まず焚き火部、西部多摩川線の多磨駅に11時半集合。
京王武蔵野台駅から西部白糸台駅まで歩いて乗り換え。
このあたりは非常にのどかで良い雰囲気である。
白糸台駅のホームも、今は相模線でも見ることがなくなった、線路を歩いて渡る方式（多磨駅も）。
奇妙なのが、西武線では白糸台駅から京王武蔵野台駅への乗り換えができると路線図に案内がある（駅同士は接しておらず、歩いて5分くらいかかる）が、京王線の路線図には、武蔵野台駅から西武線に乗換えができるとは書いていないことだ（鉄道マニアっぽい日記）。
京王線は西部多摩川線など眼中にないのだろうか。
多磨駅に着いたが時間が余っていたので、すかさず駅周辺を散歩した。
知らない街を歩くのは楽しい。
私は初めての街の地理を把握するのが得意だ。
ひたすら知らない街を歩いて適当なマップを作る仕事があれば、飛びつくだろうと思う。
適当では済まされないのが日本の社会。
さて焚き火部とは、年に一度、「焚き火」をする大人の部活で、私は初めて参加させてもらった。
大きい都立公園のバーベキュー広場で、バーベキューではなくあえて「焚き火」をする、乙女系部活である。
炭に火をつけ、落ち葉を拾ってくべたり、夜中に書いたけど出せなかったラブレターなどを燃やしたり。
コンロもバーベキュー用のコンロではなく、あくまで「焚き火っぽさ」にこだわって選んだ器具で。
しかし食料の充実ぶりが凄く、思いのほかおいしいものを食べ続けてしまい、夜に友人の結婚式を控えているのに、見事に腹一杯になってしまった。
お腹一杯の体でフリスビーなどして、とても楽しく過ごした。
みんな穏やかで、なんか大人だなあ、と思った。
結局ギリギリの電車で都心へ。
川沿いのレストランで結婚パーティー。
新郎はとてもとても、人並み外れて顔が広く、とても沢山の人を集めた。
相変わらずすごいパワーで独自の論を展開していた。
私にとっては大学の同じサークルの同じ代。
会場に来ていた人達は、一部を除いてほとんどが8年半ぶりに会う人ばかりだった。
明らかに太った人が何人かいた（すべて男性）。
変わっていないなあと感じる人がほとんどだったが、全くわからないくらい変わっていた人もいた。
私と同じ写真学科で、カメラマン兼編集者のような仕事をしていたが、子供が生まれたのを機に人材派遣会社に転職したという人が一番見た目が変わっていてわからなかった。
私は「全然変わってないね～」と何度も言われた。
ちょっとは成長した・・と思いたい。
でも根本はやっぱり、なかなか変わらないんだと思う。
悩んで悩んで、いつまでもうじうじと。
3年前に結婚したけれど、社会に馴染めなくて引きこもりになっている人がいたが、笑顔が消えていた。
そう言えば、結婚はしていても子供がいる人がとても少なかったなあ。
これは芸術学部ならではだと思う。
私は音楽サークルだったのだが、音楽を続けている人の少ないこと。
いることはいるが、32～33になって、バイトをしながら売れない音楽を真剣に続けているというのはごく少数だ。
新郎も今は音楽をやっておらず、保険会社で真面目に働いていて、子供も来年生まれるという。
写真学科で、今も写真の仕事を頑張っている人もいれば、ウェブデザインをしている人もいる。
何が幸せかは人それぞれだ。
私はもっともっと、自分に近づきたい。
まだまだ遠いのだ。
そして、まだまだこれからなのだ。

11.22 土曜日

今日は、新しい自転車を買いに行こうと思っていた。
予約もしておいた。
昼過ぎまでに洗濯と洗い物を済ませ、自転車屋に向かい、いざ自転車と向き合った。
けれど、買わなかった。
引っ越しも控えているし、今持っている自転車もろくに乗ってあげていないのに、新しいのを買うべきではないと思った。
前の車から今の車に乗り換えた時も、とても後悔した。
性能的に劣っていても、やはりあれが自分の車だった。
今の車は便利だが、愛着が持てない。
自転車も勢いで買ってしまうことはやめようと思った。
今持っている自転車を、ボロボロになるまで乗ってあげよう。
帰り、お世話になっているバーでゲーム大会をやっていたので寄ってみたが、頭が痛いし全体的に具合が良くないので途中で帰らせてもらった。
私はヘトヘトだ。
安心してゆっくり自分のペースで考えることはできないものか。

11.21 金曜日

いつも仕事をやってもらっているインドのスタッフが休みで、バックアップの人に仕事をやってもらった。
以前もその人にやってもらったのだが、もう何もわかっておらず、ただただこちらがフォローフォローで困るばかりだった。
今日は、その時に比べれば少しはましになっていたが、相変わらずのダメダメっぷりだった。
本当に時間もエネルギーも取られて、疲れた・・。
昨日車を洗車する時に、うっかり給油口を閉め忘れたまま洗車機にかけてしまった。
給油口は閉まったのだが開かなくなり、自分にがっかりである。
なので、今日は車屋に行く。
だいぶ前に外れてひきずって削れてしまい、ひどいことになっているスプラッシュガード（下側のプラスチックカバー）も交換してもらうことにした。
1時間程待って、見積り21,000円。
うげ。
カードで払う。
なんだか頭がいっぱいいっぱいだ。

11.20 木曜日

連日、少しづつ寝不足が溜まり、体に良くない日々を過ごしている。
引越しを機に、時間の余裕ができて体が楽になればなと思う。
今日はユカが友人と会うので遅くなる。
私は早めに終わらせて自転車屋にでも行こうと思っていたのだが、思いのほか残業がかさんでしまい、会社を出たのは7時前になってしまった。
一緒に夕飯でも食べたいなと思い、友人（後輩）にメールしてみた。
するとなんと7年ぶりに彼女ができて、今の夜勤バイトより収入の良い仕事について、溜まっていた保険料とかを払って、ちゃんと社会人になりたいというメールが来た。
良かった。
彼は音楽を止めない人だと思う。
この年になると、音楽を止める人と止めない人がいる。
どちらがいいとは思わない。
ただ、音楽が必要な人と必要でない人、必要なのにできなくなってしまった人、必要でないのになんとなく続けている人、いろんな人がいる。
音楽が必要な人は、いくら時間とお金が取られても、ライブにお客さんが来なくても、音楽をやっていれば明るく前向きに生きていくことができ、それが生きる目標になる。
私はどれだ？

11.19 水曜日

朝、いつもより少し早く7時頃に家を出る。
METROに寄って、ユカのお店で使う食材や使い捨てスプーンなどの買出し。
ついでに、鍋の材料を買い込む。
バカでかい白菜がまるごと一個で168円・・安い。
METROは完全業務用スーパーで、飲食店業や食品関係の営業許可証がないと入れない。
まるで市場のような、硬派な雰囲気。
休憩コーナーではコーヒーや味噌汁が無料と、非常に良心的である。
ひとしきり買い物をしてから会社に行った。
会社に行ってから思い出したのだが、今日は友人のライブを見に行こうかな・・と思っていたのだ。
しかし昨日からユカが鍋を食べたいと言っていて、今日も完全にその気だったので、一緒に帰って鍋を食べることにした。
帰って食べた鍋は非常においしかった。
白菜、春菊、しめじ、えのき、豚肉などを水炊きにして、藻塩（海水と海藻から作った塩）と柚子だけで食べた。
ユカはポン酢やら醤油やら、色々と調合していた。
最後は生麺のラーメンでしめた。
腹いっぱいで、倒れ込むようにこたつで寝た。
深夜12時前位に目が覚めた。
ユカはそれから自販機まで、ジュースを買いに行ってきた。
とても寒かったけれど、星がきれいだったと言っていた。

11.18 火曜日

会社に派遣元の営業さんが来て、面談。
来年の1月から3月まで、お決まりの契約更新・・と思いきや、なんと1月から時給が70円上がるという。
派遣の時給なんて上がっても20円、多くて40円がいい所なのに、一気に70円とは・・。
さすが外資系、頑張った分だけわかりやすく評価してくれる。
こういうドライな雰囲気が私には合っているのだろうなと思う。
さて会社の後は卓さんとリハーサル。
非常に疲れている。
ユカにお願いして、阿佐ヶ谷まで運転してもらって2時間練習。
ユカは阿佐ヶ谷駅前で時間をつぶしていた。
待ち合わせて一緒に帰り、びっくりドンキーに寄ってハンバーグを食べて帰る。
2人ともヘトヘトだ。

11.17 月曜日

ユカは休みなので、一人でスーパーカブに乗り会社へ。
昼間、あまりにいい陽気で気持ちよかったのでトラとチーを庭に放してあげたとユカからメールが来た。
私も、猫たちは外を走り回りたいだろうに、かわいそうだなあと常々思っていた。
ノミもつくし、変なものを食べて病気にもなるかもしれないし、すぐ前の道路を走っている車にひかれるかもしれないし、そのへんの子供達におもちゃにされてしまうかもしれないし、何かの拍子に帰ってこなくなってしまうかもしれない。
でもトラが好きな木登りもさせてあげたい。
遊びというのは、リスクがあるから楽しいのだ。
生まれて一年も経っていないのに、安全だからというだけの理由で、家の中に閉じ込めて運動不足にさせているのはやはりかわいそうである。
ので、放してあげたというのを聞いてほっとした。
不動産屋さんから電話があり、大屋さんから申込書（契約書ではない）を書かないと家賃交渉をしてもらえないというので、会社帰りに不動産屋さんへ寄って申込書を書いてきた。
うっかり正直に書きすぎて、不動産屋さんから「ちょ、ちょっと待ってください」と言われた。
そういうものか。
帰りは高尾駅の方から回って帰った。
遠かった・・。
夕食はウニクリームパスタ。
ソーセージとたまねぎを炒めて、柚子の皮を刻んで入れた。
ウニの風味より、柚子が勝っていた。

11.16 日曜日

今日も朝から部屋探し。
昼前、八王子郊外の不動産屋さんへ。
熱心に色々と紹介してくれて、とても助かった。
間取りを見た段階では狭くて全く気に入らず、見に行くのをやめようと思っていた家が、実際見に行ったら一番気に入った。
その家の雰囲気もあるし、周辺の環境もあるし、なんとなく漂う「気」のようなものが、一番良かった。
最初の所は隣がヤンキー一家らしく、なんとなく落ち着けない。
間取りでは一番広かった二階建ては、周辺の家々と密集しすぎていて、なんとなく息苦しい。
実際住むとなると、色んな数字よりもこの「なんとなく」の方がよっぽど重要な気がする。
仕事が終わる頃にユカを迎えに行って、一緒にその気に入った家に行ってみた。
ユカはレトロな所がとても気に入ったと言っていた。
最寄りのスーパーまで、歩いてどの位かかるか時間を測った。
なんと1分20秒。
庭も自由に使えるし、家の横の通路のような場所も使っていいという。
というわけでこの平屋を第一希望にして、家賃交渉に入った。
5万9千円プラス駐車場が3千円で、6万2千円。
これを6万円にしてもらえないか、大屋さんとの交渉を不動産屋さんにお願いした。夕方、昨日行った6万9千円の二階建て4LDKをもう一度、今度は二人で見に行く。
ユカは、ここはちょっと広すぎて寂しいと言っていた。
私は正直に自分が派遣社員であることを白状し、それでもダメかと聞いてみた。
後でそこの不動産屋さんから電話が来て、そこまで言うなら今回は保証人を代理する会社を立てれば、今すぐダメということにはしないと言っていた。
私は結構そこの広い二階建ても気に入っている。
少し考えますと言って電話を切った。
夜は町田へ。
車を停めた後別行動。
私は自転車屋に寄った後、床屋で髪を切ってもらった。
前と横を伸ばしているので、後ろだけちょっと切ってもらった。
なぜ伸ばしているのかはわからない。
いろんなことがわからないまま進んでいく。
今やっている色んなことは、なぜやっているのか。
なぜここにいるのか。
なぜ生きているのか。

11.15 タカーシヒロユキライブ in 渋谷WASTED TIME

今日は、ユカに一件内見に行ってもらう。
西八王子と高尾の間の、南浅川沿いの平屋。
大屋さんがすぐ隣で喫茶店をやっている。
家賃は67,000円。
私は起きてユカを駅まで送って帰ってきてからまた物件探しを始め、素晴らしい物件を見つけた。
二階建て一軒家、4LDKで6万9千円。
高台で眺めがよさそうだ。
不動産屋に電話をかけて、明日内見に行きたいからそれまで取り置きできないかと聞くと、一切そういうのはやっていないというので、時間がギリギリだったが今から見に行くことにした。
家はものすごい急坂のてっぺんにあった。
駅からバスで7分。
バス停からの道が、トトロの家を思い起こさせるような緑のトンネル。
畳や床もリフォームしてあり、きれいで広くて申し分ない。
すばらしい。
もうここに即決しようと思って不動産屋さんと話していると、「昨日この物件を内見されて、すぐに申し込み書を書かれた方がいらっしゃったのですが、契約社員さんということでお断りさせていただきました」とのこと。
なんだと！？！？
なぜ契約だとだめなのか、派遣だとだめなのか、私は自分が差別されたような気がして非常に落ち込んだ。
とっさに「正社員です」と言ってしまった。
明日ユカと一緒にもう一度見に来ることにした。
せっかく、こんなに探して探してやっと気に入る家を見つけたと思ったら、正社員じゃないからダメって・・。
中身を何にも見ずに、肩書きだけで判断するのだと知ってとてもショックだった。
渋谷まで運転し、1時間600円の駐車場に停め、ライブハウスへ。
リハーサルをし、外に出て食事をし、またライブハウスへ。
ユカが見に来てくれた。
ステージで演奏し、機材を片付け、車へ。
もうヘトヘトもいいところである。
早く休みたい。
その思いでこの2ヶ月あまり、休みなしで動き続けた。
やっと休息の時が来た。
今はただ、何もしたくないのだ。
運転してもらって家まで帰った。

11.14 金曜日

今日は会社バンドのリハーサル。
仕事が終わってから会社の休憩室に機材を持ち込み、お酒を買い込み、飲みながらリハーサル。
こんなことが許されるとは、思ってもみなかった。
いやはや外資系というのは自由なものだ。
もちろん、勝手にやっていいわけではなく、ちゃんと申請書を提出したりしなくてはいけないのだが。
さて初めて参加したリハだが、上手い下手以前に、団体行動がうまくできていない。
誰かが喋っている時も、大音量で自分の練習をしまくる。
チューニングする時も大音量。
思わず「うるせえ！！」と50代の大先輩社員に怒鳴りそうになってしまった。
協調性がないと人と一緒に音楽はできない。
いざ曲を始めようとすると、ああ俺練習してないからこの曲はパス、ってそりゃないよ・・。
効率よく進行しようとする気が感じられない。
遊びでやってんじゃねえぞ！！
あ、遊びでやってるんだった・・。
ユカに迎えに来てもらって、一緒に帰った。

11.13 木曜日

まだ風邪が治らないが、今日は大仕事が待っている。
金曜日に会社バンドの初リハーサルがあるので、それまでに私がベースを弾く曲の楽譜を書かなくてはいけない。
明日はタカーシヒロユキさんのリハーサルなので、全く時間が取れない。
実は昨日も帰ってからやろうと思っていたのだが、いかんせんギリギリにならないと始めないぐうたらぶりである。
そしてこうやってヒーコラ言いながら取り組むのである。
結局、全8曲の楽譜（自分にしかわからないラフなもの）を書き終えたのは深夜1時半頃だった。
もう、ヘトヘトっす。