のんびり専業主婦日記 

旦那の転勤で関西に来ました。日々の思いを綴っていきます。

話しかけられやすい人

2021-03-18 15:15:13 | 日記
shufuは老若男女、誰からも話しかけられやすい。よく道を聞かれるしスーパーなどで品物を手にしていると「それ美味しいの?」などと話しかけられる。

関西である事、その中でも特に昔ながらの有名商店街もある下町なので地域性もあるかもしれない。

近所は飲食店も多く家族のご飯がいらない時などに1人飲みをするのが習慣となっている。仲良くなったママやマスター、常連さんとゆるい会話を楽しみお酒を味わう至福のひと時。

そこで出会った友達何人かとは今でもお互い都合のいい時に美味しい物を食べ情報を交換し合っている。若い人も年配の人も含め、楽しく会話をできる知人が何人もできた。関西に誰も知り合いがいなかった身としては本当にありがたい話だ。

が、1人飲みはいい事ばかりではない。関わりたくない人もいる。一方的に話すだけの人や私生活を探ってくる人、説教までし出す人もいる。

多分shufuは気軽に話せる雰囲気を持っているのだと思う。実際、誰にでも優しくするし大人の対応をする。まぁ悪く言えば八方美人。

話しかけられ方はさまざま。
「それ何飲んでるの?」「それどのメニューですか」「関西弁じゃないですよね」「タバコ吸ってもいいですか」

どの言葉にも一応は笑顔で返す。すると、これがチャンスとばかりに一方的に話し始める。子供&孫自慢。いかに自分がお金を持っているか。女にモテるか。戦争時代の子供の頃の話。なぜ主婦がこんな所で1人で飲んでいるのかという説教。関西の事を教えたがる人。特にご老人の方は何度も同じ話を繰り返す。

あまりにも酷い時はマスターが牽制してくれたりするが、相手は酔っ払いなので人の注意など聞かない。

彼らは他人と交流したい訳ではなく、彼らが話したいだけなのだ。一方的に話を聞いてくれる人だったら誰でもいいようだ。

でもこちらもリラックスしたくて飲みに来ている。他人の自慢話や愚痴などはキャバクラやスナックに行ってプロに聞いてもらってくれ。会った事もないあなたの子や孫の話なんて興味ない。事実かどうかも分からない自慢話を赤の他人にするのはどんな心境なの?家族にも文句を言われないのに1人で飲んでいて何が悪い?関西の事を知りたければ関西人の旦那に聞くから!心の中で呟く。

若い人には冷たい対応をする時もあるが親の世代を拒絶するのは難しい。きっと一人暮らしだったり家族にも話を聞いてもらえないのだろう。できれば優しくしてあげたいが長時間や毎回になると厳しい。一度でいいから「うるさい!ほっといて」と言ってみたい。言えないけど。

一番いいのは話しかけづらい雰囲気になる事だろうが、そうそう変えられない。最近は面倒な人だと感じたら笑顔にならないように努力している。こちらからは相手には質問しない。一言二言話したらすぐにスマホを取り出し画面に集中する。オーダーした物をさっさと片付けてお会計を済ます。わざと無愛想にするなんてバカバカしい話だが自分を守るためには仕方がない。

誰でもみんな歳を取り老人になっていく。一人暮らしになったら寂しくて誰かに話を聞いてもらいたい時もあるだろう。

それなら相手も楽しめるように努力をすべきなのだ。誰も一方的な面白くもない他人の話を聞いてあげる義理はない。

shufuはこれからも行ける限り外食や1人飲みは楽しむつもり。
お互いが楽しいと思えるような、人に迷惑をかけない粋なお年寄りを目指したい。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿