閉め出し!!東福寺

平凡なサラリーマン日記
平成22年11月終了しました。

グラナダの夕べ

2006-08-23 23:49:00 | 音楽
最近暑いからか脱力を無意識に求めているからか、舟歌とスク4とスク3-1の間に、グラナダの夕べを弾いています。

ハバネラのリズムはほぼ全編を通して流れていますが、けだるい感じ、物憂げな感じです。決して「熱い」とか「アツイ」ではない、蒸し暑くけだるい午後。夕立。そして涼しくなり街の明かりが灯り、どこかからギターの音が聞こえてくる。
プーさんとかリラックマのような脱力系の曲です。

最初の右手の♯Cの響きなどはオーケストラの感覚です。
TempoGusto(つづり違うか?)で初めてリズミックに曲を動かし、直後に「気だるい」メロディー。切れ切れに主題を紡いでいきつつちゃんと辿り着くところがあり(とりあえずはD♯CHAA~のff)、しかもスペインぶっている。そう、ぶっているのが何よりスペインしている感じなんでしょうねぇ。版画とは各国の絵を版画にするように音楽版世界一周みたいなイメージなんでしょう。で最終的には自国おフランスの曲で占めるあたりニヤリとします。
曲はffの後主題が戻ってきて、音を広がらせつつ今度はdimしていくのがいいですね。日が沈んでいくダイナミックかつ繊細なシーンでしょうか。オーケストラじゃないと表現は難しい。ピアノで弾くのだから音響・曲のイメージをよくよく練り、理解をして弾かないといけない。スペイン的でありしかもフランスのエスプリをも感じさせるここを無頓着に弾いたら台無しです。とにかくdimしながら盛り上がり(矛盾していますが盛り上がるとしか書けない…)、和声も音量も1回目より密やかに繊細にD♯CHAA~ を奏でます。どこかからギターの音。夕日は沈み夜が近づく。またギターが小さくはじける。消えゆくように曲はハバネラのリズムを持ったまま終わる。

暑い夏ももう終わりですねぇ。

蹴って蹴って蹴りまくれ

2006-08-23 22:52:17 | ざれごと。
さて正職ででた内定はお断りしました。
何より面接の雰囲気、職場の方向性が合わなかったので。

あと1個、待遇等々を聴いてきて(つっても面接だけど)それが終わればそろそろ固めようと思う。


最近、公務員の友達が「この世界には戦争とかで今日食べていくにも苦労している人達がいるんだなぁ」と心を痛めていた。や、それは確かにそうだけど…。まぁそりゃ民間で生きていく事の大変さ・切実さってなかなかわかんないんだろうなぁと思ってしまった…。やな奴だな俺。
でも、今って新社会人にとってかなり生き難い社会だと思うのですよ、実際。要は戦争によって自分の人生がどうにもならない方向に進むか、会社によってそうなるかの違いで。30代の心を病んだ社員が会社にいる割合が過去最高だとか、偽装請負だとか、30代の“狭間の世代”(フリーターの多い世代)とか、そんな色んな社会の話を聞くと辛い気持ちになりますねぇ。こんな社会の中で、しかも福祉(あるいはシルバー産業ともいうかな)なんて分野で、しかも善意とかボランティアとかじゃなく正当な対価を求めていける仕事を探そうだなんてハードル高いなぁ。。。