璋子の日記

Beside you

秋雨

2006年09月18日 13時35分02秒 | 日々の日記

昨夜、画集を眺めていたら、
娘が初めて「お兄ちゃんに会いたいなあ」と口にした。

この頃自分からよく兄のことを話題にするようになっている。
文化祭も終わり中学生活も残すところ半年、
いよいよ受験モードに突入する学校のことや将来の進路などに対する不安や焦り、
そういった思いで娘の気持ちも揺れるようになってきたのだろう。

この秋に当時の兄と同じ年齢に自分もなると意識しているのかどうか、
その同じ年齢で家を出て高校に進学した兄のことを、
妹は妹なりに切実に考えられるようになるだろう。
15歳で家を出るのは、ある意味理想かもしれない。



秋雨の頃になると、思い出すことが多くなる。
思い出しても始まらない。
考えることが多くなっても隠居闘病生活路線とは折り合わない。
人生の時間を、この刹那刹那を、
愛しんで過ごしていけたら、それがいい。
そんなふうに思ってしまうあたり、既に秋が深まった証だろうか。


 

    

                               

 

 

 

 


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