今日はインターフォンの鳴る音で目覚めた。
昨日の自転車がたたったみたい。
やっとの思いでベッドから這い出して受話器を取る。
仕事を手伝ってくれているMの「ヤッホー」という明るい声!
ああ、これで今日は休ませてもらえると感謝しつつ、
寝起きながらどっと安堵に包まれたわたくし・・・・
その直後、またインターフォンが鳴り、
お待ちかねの<出張シェフ>の
「お待たせしました♪」という声。
今日は、料理自慢の友達が仕事がお休みということで、
わざわざ拙宅に<出張シェフ>として
訪ねて見えることになっていた。
パジャマ姿のまま、珈琲を入れながら
Mと「仕事」の段取りの話をさせてもらっている間に、
<出張シェフ>の友達は、
大きなバッグから食材を取り出しながら、
「ブログを読んで、だいぶお体の調子も良さそうなので、
今日は、璋子さんのお好きなパスタを召し上がっていただこうと思って用意してきたのよ」と。
調理代の上に並べられた食材や
ビンに入っているお手製のミートソースなどを眺めながら、
Mとわたくしは、「きゃい~ん♪」と子供のように
はしゃいでしまった。
細麺のパスタ(彼女は、細めんのパスタが得意)を茹でている間に、<出張シェフ>は手際よくいろいろと作り始め、
前菜のサラダ(一番目の写真・・・・食べ始めてから、写真を撮りましたので・・・・)、「このサラダは、璋子さんのお気に入りの水菜のサラダよ」
そして、「これ、健康にすっごくいいのよ~!
ゴーヤをどうやって召し上がっていただこうかと思って作ってきたのだけれど、お味はいかがかしら」
そこで、出されたゴーヤとバナナと茗荷の酢漬けを試食。
さっぱりとして美味しくて、
ゴーヤとバナナという取り合わせに感心!
それをビンに一つ、作ってきてくれました。
お心遣いに頭が下がります。
彼女は、「市場で安かったから、」と言って茹でて青々とした絹さやと冥加と細切のキャベツの一品も作ってくれました。
これまたお手製のドレッシングでいただくのですけれど、、
そのドレッシングも一瓶作って持参。
ちゃくちゃくとお料理がお皿に盛られテーブルに並べられ、
準備OKとなったのは、30分後くらい。
手際の良さは、さすがです。
昔、「聡明な女性は料理が上手い」という本があったけれど、
(桐島洋子さんだったかしら・・・)まさにその通りですね。
「暖かいうちに召し上がって!」というシェフの暖かい声に押されて、「わ~い♪」と喜んだM、席に着くや、わたくしが珈琲を飲んでいる間に、パスタをたいらげてしまったほど。
喜ぶ<出張シェフ>のお友達・・・
こうしちゃいられないわと珈琲を飲み干して
わたくしもいただきました・・・
きゃい~ん♪おいしい~~~♪
顔を崩してしまったわたくし。
食べ始めてから、写真を撮ることを思いつく。
それほどに、美味しくてすっかり失念してしまった。
それもそのはずで、お手製のミートソースは、
昨日からたっぷりと時間をかけて煮込んで作られたもの。
その辺のイタリアンレストランでは適わないコクと薫り高いお味。
三人で大盛りに盛られたパスタを皆平らげてしまった。
<出張シェフ>の彼女は、今日試験が終わって帰る娘のために、
盛り付けるだけでいいように下ごしらえまでしてくれてから
「また、シェフをしにお邪魔しますね」
と言って帰られた。
本当に、感謝・・・
★<出張シェフ>さんへ
残りのミートソースは、このくらいです。
夕食も、以下のようにパスタでした。
久々のパスタ!嬉しい!
おなかぺこぺこという娘のために
フレンチトーストを添えたけれど、
娘は、大喜びだった。
頂戴した小女子も、ちゃんと娘にも食べさせます。
お心遣い、本当に有難うございました。
いただいたゴーヤとバナナの酢漬け、
朝食にいいと言われたので、
週末が楽しみ。
ということで、
今日は、ちょっと面倒な仕事も
手伝ってもらって終えることができ、
さらに、<出張シェフ>をしにきてくれた友達の好意に
すっかり甘えさせてもらって、
期末考査が終わって爆沈状態の娘と久しぶりに
いろいろと語り合いながら食事を楽しむことができた。
お陰さまでゆっくりした時間も。
それにしても騒がしい。
15歳というのは、そんな年頃・・・
「ああ、まだ(夜の)10時前。ちょっと横になろう・・・・と思ったのに目が覚めたら、朝の7時半!!!!!だったんだよ!
10時過ぎのはずが・・・いつの間に朝になったの!?
ぎゃ~~~っと思って、<飛び起きる>っていう言葉そのまま、ホントに飛び起きたんだよ、こんな感じで。
もう何も考えないで、おにぎりを二個口に入れて、
三つはアルミホイルにくるんでバッグに入れて、
パンも三個ハンカチで包んで鞄に入れて、
もう、駅まで全速力で走ったんだよ~~~
それで、ちゃんと間に合って、げげげ、試験勉強何もしてない!
って、思う暇もなくて、試験前の5分間に必死で覚えたんだよ!
教科書開いて黒の太字で書いてあるところを必死で暗記して!
人間って5分間であれだけ暗記できるものかなって後で驚いちゃった!」
試験の結果(惨敗?)よりも、
高校で初めての期末試験が終わったという
安堵感と開放感のせいだろうか。
食後に自室の片づけをすると言い出した娘。
じゃー、わたくしも・・・・ということで、
母と娘で協力しながら部屋の模様替えをやってしまった。
途中で入浴しその後も片づけ続け、
終わったのは零時過ぎ・・・・
娘いわく、「お部屋が、すっかり夏になちゃったね」
そうして、ふたたび爆沈した娘。
久々に腰痛。
一度横になり、あまりに片付いてしまったせいか、
嬉しくて早起きとなった。、
模様替えしてひと足早く<夏になった>たリビング。
友人たちに珈琲をゆっくり飲んでもらおうと思う。
有難う・・・